インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの紹介:1994年アメリカ映画。アン・ライスの小説『夜明けのヴァンパイア』の映画化。時は現代。ルイはヴァンパイアとして、数奇な人生をジャーナリストに語り始めます。今から200年ほど前、妻子を失ったルイは、死を願い自暴自棄な日々を送っています。そんな彼の前にヴァンパイアが現れます。
監督:ニール・ジョーダン 出演者:トム・クルーズ(レスタト・デ・リオンコート)、ブラッド・ピット(ルイ・ド・ポワント・デュ・ラック)、クリスチャン・スレーター(ダニエル・マロイ)、キルスティン・ダンスト(クローディア)、アントニオ・バンデラス(アーマンド)ほか
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」解説
この解説記事には映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのネタバレあらすじ:永遠の命
現代の米国。とある建物の一室。ヴァンパイアであるルイは、ジャーナリストのマロイに人生を語り始めます。1791年。ニューオリンズ近郊の若き牧場主ルイは妻子を亡くします。死ぬことを願っているルイに目を付けたヴァンパイア・レスタトは、彼を襲い生死の選択をさせます。生を選択したルイは、レスタトにより不老不死のヴァンパイアとして第二の人生が始まります。レスタトは本能の赴くまま、人間の血を吸い絶命させます。人間の心持ち続けているルイは、動物の血で飢えを凌いでいます。使用人たちの疑惑を察したルイは、死を覚悟し屋敷を放火します。ルイはレスタトに救出され、二人はニューオリンズへ向かいます。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのネタバレあらすじ:疑似家族
人間の血の誘惑に負けたルイは、母親を失ったクローディアという少女の血を吸ってしまいます。レスタトはクローディアをヴァンパイアに変貌させ教育をします。一方、ルイはクローディアに、父親のような愛情を注ぎます。時が過ぎ、合衆国が誕生。少女のままのクローディアの怒りが爆発し、レスタト殺害に至ります。二人は渡欧を決意した矢先、死んだはずのレスタトに襲われます。今度はルイの反撃により、レスタトは炎に包まれます。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのネタバレあらすじ:仲間たち
1870年パリ。劇団員がヴァンパイアである劇場を二人は訪れます。快楽を貪る仲間たちを嫌悪しているリーダーのアーマンドは、美しく強さを秘めたルイに惹かれます。他のヴァンパイアたちは、二人が仲間殺しをしていることを察知します。アーマンドに惹かれているルイに不安を覚えたクローディアは、幼子を失ったマデリーンをヴァンパイアにしてほしいと懇願します。ルイはマドレーヌをヴァンパイアにしますが、彼らを危険視する他のヴァンパイアたちに襲われます。クローディアとマドレーヌは、太陽に焼かれて灰塵と化します。最愛のクローディアを失ったルイは、アーマンド以外の仲間を皆殺しにします。アーマンドと決別したルイは、放浪の旅に出ます。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの結末:永遠を生きる
ルイは米国に戻り現代に至ります。ルイは生気のないレスタトに再会します。変貌する時代を生き抜いたルイをレスタトは、欲するものの彼は立ち去ります。インタビュー終了後、ヴァンパイアとしての苦悩を理解しないマロイをルイは襲います。気付くとルイは、部屋から消えています。興奮状態で運転中のマロイは、レスタトに襲われます。瀕死のマロイに、レスタトは生死の選択をさせます。
以上、映画インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのあらすじと結末でした。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」感想・レビュー
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ブラッド・ピットとトム・クルーズがすごくかっこいい!何度見ても彼らのビジュアルの美しさに惚れ惚れし、もう一度観たいと思う作品。
ストーリーも素晴らしいが、この独特な世界感がクセになる。
たまにグロテスクなシーンもあるがホラー映画としてはそのこまで怖くなく、映画としての魅力がたっぷりつまっている。 -
ブラピのヴァンパイアに魅了される。ただ、トム・クルーズは他の役のイメージが強くてあまりしっくりこなかった。
18世紀から現代にかけての雰囲気が幻想的で美しい。続編も見たい。
公開当時、ヴァンパイア役の役者たちが体重を落とし、ヴァンパイアになりきっていたのが、とても美しいと話題になった作品です。いつもはアクションものでいかついトム・クルーズが繊細なヴァンパイアを演じていてきれいです。ヴァンパイア自身が人間の心を持っていて、ヴァンパイアとしての自分の人生をジャーナリストにインタビューとして話すというのも、ヴァンパイアものとしては新しい気がしました。