刺青の紹介:1966年日本映画。質屋の娘・お艶は手代の新助と添い遂げるために駆け落ちをした。しかしお艶の背中一面に女郎蜘蛛の刺青(いれずみ)が彫られたとき、彼女の魔性が目を覚ました…。増村保造・若尾文子コンビの傑作の一つで、4Kデジタル復元版が2020年に上映されました。脚本は新藤兼人。谷崎潤一郎本人が自分の処女作だとしている短編「刺青」と、同じ谷崎の短編「お艶殺し」を基にしている。
監督:増村保造 出演者:若尾文子(お艶)、長谷川明男(新助)、山本学(清吉)、佐藤慶(芹沢)、須賀不二男(権次)、藤原礼子(お滝)内田朝雄(徳兵衛)、毛利菊枝(新助の母)、ほか