案山子 KAKASHIの紹介:2001年日本,香港映画。兄が行方不明の吉川かおるは兄の住んでいたアパートで宮守泉からの手紙を見つけます。兄の手掛かりを探すため宮守泉の実家を訪ねました。泉は家にはおらず、一晩泉の実家に泊めてもらうことになりました・・・という話です。隔離された村で惨劇が起こるアメリカ的なジャパニーズホラーです。
監督:鶴田法男 出演者:野波麻帆(吉川かおる)、柴咲コウ(宮守泉)、グレース・イップ(サリー・チェン)、松岡俊介(吉川剛)、りりィ(宮守幸恵)ほか
映画「案山子 KAKASHI」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「案山子 KAKASHI」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「案山子 KAKASHI」解説
この解説記事には映画「案山子 KAKASHI」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
案山子 KAKASHIのネタバレあらすじ:起
両親を亡くした吉川かおるは血のつながっている肉親ただ一人の兄の剛の行けを探していました。剛の住んでいたアパートを探すと、同級生の宮守泉からの手紙を見つけました。読むとラブレターでした。かおるは泉が何か知っているのではないかと考え手紙の差出住所の村へと向かいました。村に着く途中で車が故障したかおるは歩き始めました。軽トラックに案山子を積み込む変な村人と遭遇しました。さらに行方不明の張り紙のあった留学生サリー・チェンらしき女性も見かけました。やっとのことで泉の実家に着いたかおるでした。
案山子 KAKASHIのネタバレあらすじ:承
実家に着くと泉の母親は愛想が全くなく、帰って来た医師の父親と話をしました。泉は入院していないと言います。さらに早くこの村から出るようにとも言われました。かおるは車が故障したことを告げると、一晩とまるようにと言われました。寝ていると何か気配を感じたかおるは納屋に忍び込みました。そこには案山子がありました。夜が明けかおるは車の修理と兄の捜索のため村の役場に行きました。
案山子 KAKASHIのネタバレあらすじ:転
広場に着くと村人は案山子を作っています。変な村人ばかりです。図書室では行方不明のサリーが働いています。そして警察官に兄の事を聞くと知らないと言われました。車の修理も見込みが立たないかおるはもう一晩泊まりました。翌朝再び役場に行ったかおるでした。そこで案山子を作る兄の剛を発見しました。兄を連れて逃げようとしたかおるでしたが藁でできた人間に襲われます。次々襲ってくる藁人間から逃げ出したかおるは泉の実家に帰りました。2階で泉の日記を見つけ呼んでいると泉が現れました。慌てて逃げたかおるは泉の父親と会いこの村の事実を聞かされます。この村では死んだ人の魂を案山子に憑依させ蘇らせるという儀式を行っていると言うのです。母親は死んだ泉を儀式によって蘇らせようとしているという事でした。その案山子祭りの準備は着々と村人達によって進められていました。
案山子 KAKASHIの結末
かおるは兄とこの村から逃げることにしました。しかし追い詰められて逃げ込んだのは案山子祭りの広場でした。儀式が行われ案山子が蘇っています。泉も蘇り母親と抱き合いました。しかし泉は母親の首の骨を折って殺しました。逃げようとする二人に泉が近づいてきました。兄は逃げるのをやめ泉と抱き合い、自分と泉に火をつけ燃えました。唖然とするかおるにサリーが近づき一緒に逃げることにしました。村人たちや案山子人間たちは追いかけてきます。やっとトンネルに入り、ぬけるまであと少しというところで後ろから案山子人間になった兄が見えました。かおるは逃げるのをやめ兄のいる村に戻りました。
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