魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーの紹介:2021年日本映画。2021年2月28日に最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ第44作『魔進戦隊キラメイジャー』と前作(第43作)『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が夢の共演を果たす「スーパー戦隊VSシリーズ」第27作です。本作は満を持しての劇場版初登場となる悪役ヨドンナが仕掛けた罠にキラメイジャー・リュウソウジャー双方が巻き込まれ、全く想像だにしない展開へと発展していきます。本作の時系列は、リュウソウジャーは最終回の後、キラメイジャーは宿敵・ヨドン軍との最終決戦前となっています。
監督・アクション監督:坂本浩一 脚本:下亜友美 原作:八手三郎 出演:小宮璃央(熱田充瑠/キラメイレッド)、一ノ瀬颯(コウ/リュウソウレッド)、木原瑠生(射水為朝/キラメイイエロー)、新條由芽(速見瀬奈/キラメイグリーン)、水石亜飛夢(押切時雨/キラメイブルー)、工藤美桜(大治小夜/キラメイピンク)、庄司浩平(クリスタリア宝路/キラメイシルバー)、綱啓永(メルト/リュウソウブルー)、尾碕真花(アスナ/リュウソウピンク)、小原唯和(トワ/リュウソウグリーン)、岸田タツヤ(バンバ/リュウソウブラック)、兵頭功海(カナロ/リュウソウゴールド)、田牧そら(オト)、桃月なしこ(ヨドンナ)、古坂大魔王(博多南無鈴)、鈴村健一(魔進ファイヤ)、岩田光央(魔進ショベロー)、赤羽根健治(魔進マッハ)、大河元気(魔進ジェッタ)、長久友紀(魔進ヘリコ)、水瀬いのり(マブシーナ)、中村悠一(ガルザ)、高戸靖広(クランチュラ)、白石涼子(クレオン)、武内駿輔(ムービー邪面)、水島裕(カントクマイナソー)ほか
映画「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーの予告編 動画
映画「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」解説
この解説記事には映画「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーのネタバレあらすじ:起
クリスタリア王女のマブシーナ(声:水瀬いのり/演:野川瑞穂)と義兄で「魔進戦隊キラメイジャー」のキラメイシルバーことクリスタリア宝路(庄司浩平)は突如として出現した変な映画館「シネマ・ド・4」を見つけました。この映画館はオープン記念として本日無料で新作映画を上映しており、マブシーナは乗り気でない宝路を連れて早速映画を見ることにしました。
スクリーンに映し出されたのは「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の4人、大泥棒に扮するリュウソウグリーンことトワ(小原唯和)、時代劇で浪人を演じるトワの兄でリュウソウブラックことバンバ(岸田タツヤ)、レディースに扮するリュウソウピンクことアスナ(尾碕真花)、カジノのディーラーに扮するリュウソウブルーことメルト(綱啓永)でした。
すると突然、スクリーンにはこの映画の総監督を務めたキラメイジャーの宿敵「ヨドン軍」の邪面師・ムービー邪面(声:武内駿輔)が出現、「よーい、アクション!」とカチンコを鳴らすと、マブシーナを含む観客たちは姿を消してしまいました。ただ一人、すっかり居眠りしていた宝路を除いて…。
実はこの映画および映画館はヨドン軍幹部のヨドンナ(桃月なしこ)の作戦の一環であり、ヨドンナはムービー邪面に“闇映画”を作らせていたのです。ヨドン軍の本拠地・ヨドンヘイムで作戦の状況を見守るガルザ(声:中村悠一/演:矢部敬三)とクランチュラ(声:高戸靖広/演:神尾直子)によると、ヨドンナは作戦成功のためにもう一人強力な“助っ人”を連れてきているということでした。
キラメイジャーの本拠地・ココナッツタワーでは、キラメイジャーのキラメイイエローこと射水為朝(木原瑠生)、キラメイグリーンこと速見瀬奈(新條由芽)、キラメイブルーこと押切時雨(水石亜飛夢)、キラメイピンクこと大治小夜(工藤美桜)、司令官にして宝路の実弟である博多南無鈴(古坂大魔王)がヨドン軍の襲来を示す“ヨドン反応”が現れてはすぐ消える現象に疑問を抱いていました。
博多南はネットニュースで、観客が映画を見に行ったきり帰ってこないという映画館の情報をキャッチ、為朝・瀬奈・時雨・小夜は直ちに調査に向かうことにしました。キラメイジャーの相棒である魔進ファイヤ(声:鈴村健一)、魔進ショベロー(声:岩田光央)、魔進マッハ(声:赤羽根健治)、魔進ジェッタ(声:大河元気)、魔進ヘリコ(声:長久友紀)はリーダーであるキラメイレッドこと熱田充瑠(小宮璃央)は参加しないのか問いましたが、充瑠は絵画コンクールに出展するための絵を描いており、優勝したら将来絵を仕事にできるかもしれないので、為朝は充瑠の才能を世界に認めさせるため充瑠を参加させない判断を下しました。
その頃、絵を描いていた充瑠はなかなかヒラメキが浮かばず思い悩んでいました。そんな時、海の彼方からいかだに乗った一人の男が現れました。世界放浪の旅から日本に戻ってきたリュウソウジャーのリーダー、リュウソウレッドことコウ(一ノ瀬颯)です。充瑠は早速コウの似顔絵を描き、二人は初対面ながらも意気投合しました。コウはリュウソウジャーの仲間たちとの待ち合わせの約束をしており、充瑠に道案内を頼むことにしました。
充瑠とコウは待ち合わせ場所である「シネマ・ド・4」付近でたまたま為朝・瀬奈・時雨・小夜と鉢合わせました。充瑠は仲間たちにコウを紹介していると、館内から「大変だ!」と宝路が飛び出してきました。「起きたら、妹(マブシーナ)が銀幕デビューしてたんだ!」宝路はコウが持っているリュウソウジャーや龍井尚久とうい親子の写真を見て、メルト・アスナ・トワ・バンバも映画に取り込まれたことを告げました。
そこに係員に変装していたヨドンナが現れました。キラメイジャーの6人は変身してヨドン軍の戦闘員・ベチャットたちと戦い始めました。コウらリュウソウジャーは宿敵ドルイドン族との最終決戦後に武器“リュウソウケン”と相棒“騎士竜”を封印しており、変身能力を失っていましたが、コウも「俺も戦えるぜ」と生身で戦い始めました。ヨドンナと交戦中のキラメイシルバーを除くキタメイジャー5人とコウは映画館の中へ突入していきました。
そこに待ち合わせに遅れたリュウソウゴールドこそカナロ(兵藤功海)が妹のオト(田牧そら)と共にやってきました。相変わらず婚活中のカナロは、宝路にとどめを刺そうとしていたヨドンナに思わず一目惚れしてしまいました。自分に求婚してくるカナロにペースを狂わされたヨドンナは、ムービー邪面から“キャスティング”が完了したとの連絡を受け、「お前らに構ってる暇はない」と一時撤退していきました。
魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーのネタバレあらすじ:承
キラメイレッド(声:小宮璃央/演:伊藤茂騎)らキラメイジャーの5人とコウは、スクリーンに出現したムービー邪面によって映画の中に取り込まれてしまいました。気がつくと、ここは闇映画を製作する「YODON STUDIO」の中であり、4体のカントクマイナソーがそれぞれ時代劇・レディース・アクション・ギャンブルといった4つのパートを撮影していました。
アクション映画の世界に閉じ込められた瀬奈は警官の恰好をさせられ、アクションカントクマイナソー(声:水島裕)によって大泥棒役のトワと“迫真の演技”で戦わせられる羽目に。一度カントクマイナソーに命じられると体が自分の意志に関わらず勝手に動き出してしまうのです。
時雨は時代劇カントクマイナソー(声:水島裕)に命じられるがまま、時代劇パートの殺陣の撮影に臨んでいました。時雨に斬られた斬られ役の体からは闇エナジーが発生していました。時雨はそのままバンバと対決させられました。
小夜はレディース総長の恰好をさせられ、対立組織の総長を演じるアスナと戦わせられました。小夜は変身しようとしましたが、レディースカントクマイナソー(声:水島裕)の力で変身能力を封印させられてしまっていました。
ギャンブラーに扮する為朝はギャンブルカントクマイナソー(声:水島裕)がメガホンを執る“有り金全部をつぎ込む”ギャンブル映画パートの撮影をさせられていました。カジノの客に扮した人々から闇エナジーが吸収されているのを見た為朝は密かにメルトと共闘し、怪しまれないように演技に集中しているフリをすることにしました。
充瑠とコウは学校の制服を着せられ、ムービー邪面自らメガホンを執る青春純愛映画パートに出演させられることに。ムービー邪面は闇映画の出演者から闇エナジーを吸収し、完成した闇映画を全世界で公開して観客からも闇エナジーを吸収、最終的には地球をヨドンヘイムと同じ環境に変えるという作戦の趣旨を説明しました。
マブシーナはムービー邪面によって無理やりヒロインにさせられ、ムービー邪面は「吾輩のクリエイティブな才能で必ず素晴らしい作品にする」と意気込みましたが、マブシーナはクリエイティブな才能ならば充瑠にはかなわないと言い返しました。しかし、充瑠はスランプに陥っており、とても才能どころではありませんでした。
その時、ムービー邪面はプロデューサーであるヨドンナに呼び出され、闇映画の編集作業を命じられました。コウはムービー邪面とヨドンナの会話に出てきた“キノコの宇宙人”というキーワードが気になりました。撮影現場が好きで、映画作りに情熱を注ぐムービー邪面でしたが、ヨドンナは「良い映画なんか求めてない」と闇エナジー収集という本来の目的を最優先するよう命じました。
その頃、ココナッツタワーでは、宝路・博多南・カナロ・オトが対策を話し合っていました。その時、別の地区にヨドン反応が現れ、宝路とカナロは調査のため現地に向かいました。
“キノコの宇宙人”とは、かつてドルイドン族の手先だったクレオン(声:白石涼子/演:神尾直子)でした。充瑠・コウ・マブシーナはヨドンナに捕らえられていたクレオンを助け出し、事情を聞きました。3日前、リュウソウジャーとドルイドン族の最終決戦後に故郷の惑星に帰っていたクレオンは上司のワイズルーと喧嘩してしまい、地球へ飛び出していたところでムービー邪面と出くわしたのです。
現場を理解してくれないヨドンナの意向で自由に映画作りができないと嘆くムービー邪面にクレオンは共感したのですが、マイナス感情から生まれるマイナソーの話を聞きつけたヨドンナはクレオンを痛めつけてマイナソーの原材料となる体液を吐かせ、ムービー邪面のマイナス感情を利用して4体のカントクマイナソーを生み出していたのです。
邪面師から生まれたマイナソーはこれまでのマイナソーよりも桁違いに強力であり、充瑠・コウ・マブシーナ・クレオンは仲間たちを救出する作戦を考え、ムービー邪面が持つ金色のカチンコこそが闇映画撮影を制御するものではないかと考えました。充瑠とコウはマブシーナにクレオンを託し、ムービー邪面からカチンコを奪いに向かいました。
魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーのネタバレあらすじ:転
キラメイジャーは変身こそできないものの、変身アイテム“煌輝変身ブレス・キラメイチェンジャー”の通信機能は生きていました。充瑠は仲間たちと連絡を取り、「この世界から抜け出す方法が見つかった。俺とコウさんで何とかするから、それまで耐えて」と励ましました。コウも「それまではバレないように芝居を続けてくれ」と声をかけました。
ところが、4体のカントクマイナソーは台本をもっと刺激的な展開に変更すると言い出し、瀬奈は汚職警官としてトワと共に追われる身となり、時雨とバンバは闇の忍者軍団と戦わせられ、小夜とアスナは下克上で総長の座を狙う子分たちに襲われました。
騎士竜を封印しているメルトは為朝に「寂しくないのか」と声をかけられ、「さみしいさ。だが、思い出の中で会える」と返しました。ギャンブルカントクマイナソーは設定を変更し、カジノに武装した強盗を突入させました。それでもキラメイジャーとリュウソウジャーは力を合わせ、それぞれの特技を生かして難局を切り抜けていきました。
その頃、ムービー邪面はヨドンナに命じられるがままに編集作業をさせられていました。そこにヨドンナの居場所を突き止めた宝路とカナロが現れ、ヨドンナの鞭“悪漢鞭(あっかんべん)”でパワーアップされたベチャットたちと戦い始めました。カナロは「美しくても心が澱んでいてはいけない。俺の嫁に相応しくない」とヨドンナとの対決に臨みました。
ベチャットたちを一掃したキラメイシルバーとカナロはヨドンナを追い詰めましたが、ヨドンナは「笑える映画だ」と追い詰められて満身創痍の仲間たちの映像を見せました。ムービー邪面は隙を突いてその場から離れ、闇映画の最後のパートの撮影に向かいました。
その頃、コウは悩める充瑠に「考えすぎだよ」と励まし、「俺の大事な友だちも色々と考えちゃう人だった…」と龍井ういとの思い出を語り始めました。その時、ムービー邪面の姿を見かけた充瑠とコウは後を追うことにしました。
ムービー邪面はマブシーナの代役となる新たなヒロインのオーディションを催していました。会場に潜入した充瑠とコウは、ムービー邪面は感動するとカチンコを手放す癖があることを思い出しました。そこでコウは充瑠をムービー邪面の前に突き出し、ムービー邪面を感動させろと発破をかけました。
戸惑う充瑠はムービー邪面から試しに歌って踊れと命じられ、無理やりヒラメキを引き出そうと悩みました。「俺が失敗したら、みんなを助けられない。考えろ…」と焦る充瑠に、コウは「考えるな、楽しめ。俺の友だちも考えるのをやめて思いっ切り楽しんで行動したら、世界を感動させる動画が撮れたんだ。だから充瑠も思いっ切り楽しめ!」とアドバイスを送りました。
この言葉に自分自身を取り戻した充瑠は「キラフルパーティー de キラケボーン」の音楽に合わせ、コウや出演者たちを巻き込んで明るく楽しいダンスを披露しました。ムービー邪面は「アメイジング!」とダンスに感動、思わずカチンコを手放しました。コウは一瞬のチャンスを逃さずにカチンコを奪い取り、映画撮影にカットをかけました。
キラメイジャーやリュウソウジャーはマブシーナやクレオン、囚われていた人々と共に映画の世界を脱し、現実世界へと戻りました。ヨドンナは「何が感動だ。ムービー邪面の奴め」と吐き捨てました。
魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャーの結末
キラメイジャーとリュウソウジャーは互いの健闘を称え合いましたが、突如「ここで終わると思うな! 撮影は続行だ。クライマックスはこの地球でのロケだ!」とムービー邪面が現れ、マブシーナを連れ去っていきました。
ムービー邪面はマブシーナを荒れ果てた採石場跡に連れて行き、4体のカントクマイナソーと共にマブシーナの処刑シーンを撮影しようとしていました。ムービー邪面はマブシーナに“泣く芝居”を命じ、マブシーナの瞳からは勝手に青い涙が溢れ出てきました。そこにキラメイジャーとリュウソウジャーが駆け付け、マブシーナを救い出すため戦い始めました。
仲間たちのピンチに宝路とカナロも駆け付けましたが、リュウソウジャーは変身できないため苦戦を強いられました。そこにオトがリュウソウケンを持って駆け付けました。オトは博多南と共にリュウソウケンと騎士竜の封印場所に向かい、「地球を守るのがリュウソウジャーの使命だから」と封印を解いたのです。
キラメイジャー6人とリュウソウジャー6人は同時変身し、名乗りを上げました。「キラっと参上! カラっと解決!」「正義に仕える気高き魂!」「魔進戦隊!」「騎士竜戦隊!」「キラメイジャー!」「リュウソウジャー!」
キラメイシルバーとリュウソウゴールドはマブシーナの救出に向かいましたが、どこからともなくガルザが現れて行く手を阻んできました。キラメイレッドは「コウのおかげでやっとひらめいたんだ。ひらめキーング!」と新たなリュウソウル“キラメイソウル”を生み出し、リュウソウジャーは“キラメイ装リュウソウジャー”へとパワーアップを遂げました。
キラメイジャーも“最煌弓キラフルゴーアロー”で“ゴーキラメイジャー”へとパワーアップ、スピードに長けるキラメイグリーンとリュウソウグリーンはアクションカントクマイナソーを撃破しました。
年長者コンビのキラメイブルーとリュウソウブラックは時代劇カントクマイナソーを倒し、キラメイピンクはリュウソウピンクに合気道のコツを教えながら力を合わせてレディースカントクマイナソーを倒しました。キラメイイエローとリュウソウブルーも協力してギャンブルカントクマイナソーを倒しました。
キラメイレッドとリュウソウレッドはマブシーナを処刑しようとしていたムービー邪面と戦い始め、その間にオトがマブシーナを助け出しました。2大レッドの猛攻の前に追い詰められたムービー邪面の前にヨドンナが現れ、「今ある素材で闇映画を完成だ」と鞭打ちました。
上空には無理やり完成させられた闇映画が映し出され、人々から闇エナジーを吸収していきました。ムービー邪面は「吾輩の求めていたものとは違う…誰にも邪魔されずに映画を撮りたかった」と無念を滲ませ、4体のカントクマイナソーを吸収して巨大怪人“ムービーマイナソー”へとパワーアップしました。
魔進ファイヤら魔進5体はキラメイジャーの危機に駆け付けました。キラメイイエローはマブシーナの涙が変化した“ブルーダイヤ”の持つ“代役を生み出す”能力を生かすことを思いつき、キラメイレッドは「思い出の中の騎士竜に会いたいという気持ちをイメージするんだ」と呼びかけました。
リュウソウジャーの思いを受け止めたブルーダイヤは変化し、合体して代役の巨大ロボ・キシリュウオーファイブナイツとなりました。魔進たちも合体して巨大ロボ・キラメイジンとなり、2大ロボは協力してムービーマイナソーに立ち向かいました。
キラメイシルバーとリュウソウゴールドは力を合わせてガルザに対抗しました。ガルザは「この世界はもうじきヨドン皇帝のものとなる」と捨て台詞を吐いて撤退していきました。ヨドンナはキラメイシルバーとリュウソウゴールドにダメージをくらわし、その場を去っていきました。
キシリュウオーファンブナイツとキラメイジンはそれぞれの技を繰り出してムービーマイナソーを追い詰め、最後は必殺技“ファイブナイツアルティメットスラッシュ”と“キラメイダイナミック”でムービーマイナソーを倒しました。
クレオンはマブシーナやオトと共に勝利を喜び合い、「ワイズルー様も待ってることだし」と故郷の惑星に帰ることにしました。マブシーナも「仲直りが一番です」と後押ししました。クランチュラは「映画作りって難しいんだな」とこぼしました。
充瑠はキラメイジャーとリュウソウジャーの絵を描き、コウも「凄い絵だ」と出来栄えを絶賛しました。充瑠は「思い切り楽しんで絵を描くと、どんどんイメージが湧く」と手ごたえを感じていました。賞が獲れるかはわからないという充瑠に、為朝は「お前が楽しんでいれば結果はどうでもいいさ」と声をかけました。コウは充瑠に“友だち”と会わせる約束をし、「気が合うだろう」と伝えました。
リュウソウジャーたちはリュウソウ族の祭りにキラメイジャーも誘いました。カナロはマブシーナと口説こうとし、宝路は慌てて止めに入りました。2大戦隊は束の間の平和を謳歌していました。
以上、映画「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」のあらすじと結末でした。
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