ラ・ラ・ランド(LA LA LAND)の紹介:2016年アメリカ映画。「セッション」で高い評価を得たデイミアン・チャゼル監督が自らのオリジナル脚本を映画化したミュージカルラブストーリーの傑作。批評家から絶賛され各賞を独占した。「セッション」でアカデミー賞を得たJ・K・シモンズがバーの経営者役で少しだけ顔を見せている。ラ・ラ・ランドは2017年のアカデミー賞で最多6部門を受賞した。また、第41回日本アカデミー賞では最優秀外国作品賞を受賞した。
監督:デイミアン・チャゼル 出演:ライアン・ゴズリング(セバスチャン・ワイルダー / セブ)、エマ・ストーン(ミア・ドーラン)、ジョン・レジェンド(キース)、ローズマリー・デウィット(ローラ)、ソノヤ・ミズノ(ケイトリン)、J・K・シモンズ(ビル)、ミーガン・フェイ(ミアの母親)、フィン・ウィットロック(グレッグ)、ほか
映画「ラ・ラ・ランド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラ・ラ・ランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ララランドの予告編動画
映画「ラ・ラ・ランド」解説
この解説記事には映画「ラ・ラ・ランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ララランドはアカデミー賞で14ノミネート6部門を受賞
アカデミー賞14ノミネートという前評判から、最終的に6部門を受賞した「ララランド」。監督賞・主演女優賞・撮影賞・美術賞・作曲賞・主題歌の6部門を受賞し、作品賞は「ムーンライト」と取り違えられるハプニングもあったようですが、おめでとうございました。(「ムーンライト」は映画評論家の町山さん曰く、日本がCMで絶対真似する作品というコメントしてました。)作品は、「セッション」のデイミアン・チャゼル監督(今回最年少記録を塗り替えたそうです)という事で、かなり覚悟が要りそうです。予告の多幸感だけにだまされず「夢を見ていた」部分にも着目すべきなのでしょう。「ララランド」という名前自体は、「ロサンゼルス」や「ハリウッド」自体を意味したり、「辛い現実を見ない多幸感」の意味もあるそうです。ミュージカル映画ということで敬遠する人も多そうですが、懐古主義だけでなく、今の技術で作ったら、こんな感じになるとか、CGだけでなく映像技術の凄さも楽しむ映画かもしれません。岡田斗司夫さんは「ニューシネマパラダイス」や「ストリートオブファイヤー」と比較していました。過去のミュージカル映画を見ているとオマージュシーンも多いそうです。これまでの映画経験や人生が試される映画なのかもしれません。ヒロインのエマ・ストーンは「アメイジング・スパイダーマン」のグウェン・ステイシーを演じていました。
『ロシュフォールの恋人たち』(1966年)
『雨に唄えば』(1952年)
『ウェスト・サイド物語』(1961年)
『スイート・チャリティー』(1968年)
『踊らん哉』(1937年)
『バンド・ワゴン』(1953年)
『踊るニュー・ヨーク』(1940年)
『ムーランルージュ』(2001年)
ララランドの詳細あらすじ1:「冬」
ロサンゼルスのハイウェイは、今日も渋滞。ドライバー達は、カーステレオを聞いてましたが、一人の女性が外で歌い出したのをきっかけに、全員車から降り全員で踊りだします。(「ANOTHER DAY OF SUN」)地平線の先まで踊り続けまずが、全員車に戻り渋滞を再開します。プリウスの中にいたミアは、その日に行われる映画俳優のオーディションの練習(電話のシーン)を続けて、車を発進させないので、後ろにいたセバスチャンは、クラクションを鳴らしても、ミアは電話の練習で動こうとしません。仕方なく、セバスチャンは隣の車線から追い越すのでした。
ミアは、ハリウッド女優を目指して、ワーナー・ブラザーズの入居するビルのコーヒーショップでバイトをしながらオーディションに挑戦中でした。コーヒーショップには気前のいい女優たちも訪れ、その度にミアはいつの日か自分も…と決意を新たにするのでした。しかし、その日のオーディションは酷い出来だった。バイトを早上がりしたのに、走ってきた客のコーヒーをシャツにかけられてしまい、それを青いジャケットで隠しながらオーディションに臨むも、熱演虚しく審査員の心に届かず、落選してしまった。
一方、セバスチャンは自宅に帰宅する最中、好きだったジャズクラブのタパスが閉店しているのを見かけます。帰宅すると姉が部屋にいて、以前も騙され、金欠な状況を見透かされた姉から、定職について落ち着くように怒られるのです。
ミアは、オーディションから帰宅すると、同じく女優を目指して修行中のルームメイト3人から、ハリウッドのパーティに出かけようと誘われます。オーディションに落ち気乗りしなかったものの、ミアはやはり行ってみます。(「SOMEONE IN THE CROWD」)パーティ会場では、特に得られるものもなく、1人虚しく帰宅しようとしたら、駐車禁止で愛車プリウスがレッカー移動されてしまっていたので帰宅する途中、ジャズバーから聞こえてきたピアノの音色に誘われて、「リプトンのバー」というバーへ一人入るミア。
そのバーでは、セバスチャンがピアニストとして演奏中でした。支配人のビルからは、クリスマスソングを演奏するように指示されていたセバスチャンでしたが、つい自分自身のフリージャズ曲を弾いてしまいました。(「MIA & SEBASTIAN’S THEME」)支配人から、クビを言い渡されて不機嫌なセバスチャンは、「曲を聴いて」と言うミアを突き飛ばしてバーから出ていきました。
ララランドの詳細あらすじ2:「春」
ミアは、あるプールパーティで再びセバスチャンを見かけます。プールサイドのお遊びパーティバンドで、赤い服にキーボードギターで演奏中だったセバスチャン達に、「I RAN」をリクエストしました。演奏終了後、セバスチャンはミアに以前の無礼を謝りました。プロのミュージシャンに「I RAN」(のようなチャラチャラした曲)はNGだと言い張った。2人はあまり最悪の状況で、自己紹介するのでした。パーティの場で、ミアはうさんくさい脚本家に「3匹の小熊」に4匹目を出すんだと、話しかけられていました。ミアは、逃げ出すため、通りかかったセバスチャンと一緒に会場を出ます。
そのまま駐車場の夕焼けが見えるスペースまで移動して、二人は夜景見ながら「見慣れた風景」とけなしながら、靴を脱ぎ、タップシューズに履き替えて、会話と踊りを楽しみます。(「A LOVELY NIGHT」)踊り終わると、ミアのボーイフレンド、グレッグから電話がかかってきました。そして、近くにあったプリウスで帰るのでした。その後も、ナースや警察官など慣れない役のオーディションを受け続けるミアでしたが、相変わらずハリウッドのコーヒーショップで働いていました。
そこへ、ある日突然セバスチャンが尋ねてきました。バイトが終わった後、ハリウッドの界隈を散歩して歩く二人。ミアが叔母さんの影響でハリウッド女優を目指すことになったことや、セバスチャンが古き良きジャズが好きであることなどを話し、少しずつ打ち解けていきます。セバスチャンは、ジャズが好きではないと言うミアをジャズ・バーに連れていき、本物のジャズを聞かせてジャズの良さを語ります。(「HERMAN’S HABIT」)
そして、翌週月曜日10時に、オーディションを突破して、学園モノ映画「OH」へ出演するミアのために映画に行こうと誘います。しかし、そのオーディションは最悪でした。顔も見られず、わずか1行セリフを読んだだけで落選します。失意で自宅へ帰ると、グレッグとその兄との会食の時間と、セバスチャンとの待ち合わせがダブルブッキングになってました。セバスチャンと連絡先を交わしていなかったので、そのまま会食へ出かけたが、どうしてもセバスチャンが気になったミアは、ニカラグアや中国の話しかしない兄の会食を抜け出してセバスチャンの待つ「リアルト」へ向かいます。
映画は既に始まってましたが、舞台の上から探して、隣の席に座り、二人は映画「大いなる反抗」を見ながらいい雰囲気になりました。手を取り合い、キスを交わす寸前で、映写機の調子が悪くなり、上映は中止になったので。2人は、映画で出てきた「グリフィス天文台」((ニコラ=テスラの展示物)へ向かい、その中でデートの続きを楽しみます。(「CITY OF STARS」「PLANETARIUM」)天文台の中で、プラベタリウムの映写の中、彼らは星空を舞いながら初めてキスを交わしました。
ララランドの詳細あらすじ3:「夏」
二人の交際は順調でした。ミアは、セバスチャンの提案で自分で脚本を書くようになっていました。秋に、一人芝居の舞台を企画してました。二人がデートする時は、セバスチャンが家の外でクラクションを鳴らすのが通例になってました。二人は、行きつけのバー「LIGHTHOUSE」へ行き、セバスチャンはいつか自分のバーを持ち、経営したいと熱く夢を語りました。セバスチャンは過去のジャズバンド仲間、キースから声を掛けられます。ミアは、キースのために店名とロゴを(SEB’S)を提案したが、セバスチャンは「CHICKEN ON A STICK」という名前にこだわります。伝説のジャズ・ミュージシャン、チャーリー・パーカーが鶏肉が好きで付いたあだ名「バード」にちなんだ名前にしたかったのでした。
その夜、二人は「CITY OF STARS」をデュエットで歌いました。翌日、ミアのためにも、セバスチャンはキースのバンド「メッセンジャーズ」に入ることを決めます。それはセバスチャンの目指す古き良きジャズとは大きくスタイルが異なっていたが、稼ぐために割り切りました。ミアは、セバスチャンのバンドのライブに行くと、ちょうど「START A FIRE」がかかっていた。モダンで若者好みの音楽性に、とまどうミアでした。
ララランドの詳細あらすじ4:「秋」
ミアは、いよいよ一人芝居の舞台の最終準備にかかっていた。たくさんの招待状を送付した。夏以降、順調なバンドがツアーに出てしまい、セバスチャンと会えなかったミアでしたが、その日、セバスチャンは多忙な中、ミアと会うサプライズ時間を作ってました。近況を話し合う二人。セバスチャンは、ミアにツアーに同行して欲しいと頼みますが、ミアは一人芝居の舞台が2週間後に迫っていたので断ります。
ツアー終了後も、さらにレコーディングと次のツアーが2年も続くことに驚いたミアは、自分自身の店を出す夢を妥協するセバスチャンにそれで満足しているのか?と迫ります。痛いところを突かれたセバスチャンは、ミアに「成功して欲しくないから、そんなことを言うのか」と、彼女を傷つけ、泣いて出ていかれます。
ミアの一人芝居の舞台の当日、セバスチャンは必ず行くと約束したにも関わらず。バンドの練習終了後、当日になって、キースからモジョの写真撮影が予定されているため残るように指示されます。サングラスをずらし、しかめ面でピアノを適当に引かされる写真撮影が終わって駆けつけると、すでにミアの舞台は終わってました。観客は10人しかいなく、しかも終了後、観客から「大根だな」「窓って何?」と悪評が聞こえてきて、完全に落ち込んでしまったミア。セバスチャンの制止も振り切り、そのままネバダの実家に帰ってしまいます。
少ししてから、その日、ミアの一人芝居を見て高く評価した映画関係者から、映画のオーディションがあるので、セバスチャンにミアの連絡先を教えてほしいと連絡が入りました。携帯をオフにしていたミアに連絡が取れないため、セバスチャンはミアの実家を探し出し、クラクションを鳴らし、必死で説得して連れ戻します。
翌朝、8時、セバスチャンが走り出そうとすると、ミアはコーヒーの差し入れで数分遅刻するのでありました。オーディションで自由演技を求められ、パリに帰った叔母がセーヌ川に飛び込び、それに憧れたという歌を、全力を歌ったミア(「THE FOOLS WHO DREAM」)。その後、二人でロサンゼルスの丘の上で語り合い、物理的に会えなくなるため、お互いの夢を優先して二人は関係を保留にしました。
ララランドの詳細:結末:5年後の「冬」
ミアはオーディションに合格し、ハリウッド女優として成功しつつありました。別の夫と結婚し、子供も生まれていた。一方、セバスチャンも自分の原点だった「ジャズ・バー」を開く、という夢を実現していました。その日、ミアは夫と二人でハリウッドのイベントに出かけ、その帰り道、渋滞に捕まり高速道路を降りて、街中でディナーを摂ったあと、車に乗り込もうとした矢先、聞き慣れたジャズが耳に入ってきた。見に行くと、そこには「SEB’S」という看板がかかっていた。
そして、ちょうど中ではセバスチャンがこれからピアノソロを演奏するところでした。セバスチャンは、二人の思い出の曲「CITY OF STARS」を演奏しながら、空想に入っていきます。二人が出会ったクリスマスの「曲を聴いて」と二人は出会うやいなやキスを交わし、セバスチャンはキースと会話すらもしなかった。満員となったミアの一人芝居の舞台の最前列でスタンディングオベーションをするセバスチャン。ミアがパリに行くとセバスチャンも一緒にパリに渡り、セバスチャンはパリで演奏家として仕事を始め、ミアと結婚して子供も授かった。そして、ミアとジャズバーに出かける幸せな日々だった。
そこで、空想は終わり、セバスチャンの演奏も終わった。ミアは「もっと聴くかい?」と尋ねる夫と静かに席を立ち、ジャズバーを後にした。出ていく時、後ろを振り返ったミアに、寂しそうに微笑むセバスチャンでした。
以上、映画「ララランド」の詳細あらすじ解説でした。
「ラ・ラ・ランド」感想・レビュー
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ミュージカル好きにはたまらない映画です。往年のミュージカル映画を数本オマージュしているので「あ、この場面あの映画と一緒じゃん」てシーンが沢山あって盛り上がります。絵主演のエマストーンが年齢を重ねて人生の選択の岐路に立たされ悩み、その中で希望を見出していく。そんな女性を好演。セリフが歌ばかりでミュジカルは苦手って人もこれは普通の会話も多いから安心してみられます。残念なのは、主演の男女の恋愛期間のシーンが少ないから、お互いを想う気持ちがどれほどのものかがわかりにくいです。ここしっかりできていたら、ラストのうれしくも悲しいシーンがもっと生きてきたのになーと思います。おすすめは2回見る。すると話の筋やあのセリフの意味がよく見えておもしろい映画になります。
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アカデミー賞をとって評価が高いミュージカル映画ということで見ました。
主人公の2人が出会うまでのくだりは、やや長くて飽きそうになりましたが、2人が出会って、男性の運命が先に動き出すところから物語に入り込めました。そして、まさかのラスト!これは本当に意外すぎてもう一度見直したくらいです。普通にハッピーエンドが良かったな~と思いつつ、2人の時間が走馬灯のように駆け巡るシーンからのラストに向かうあの少しだけほろりと残る切なさが余韻に残る素晴らしい映画でした。 -
ミュージカル映画は敬遠していましたが、評価が高かったので観てみました。ラブストーリーとしては秀逸で、セバスチャンとミアの出会いから別れまでが、ミュージカルの流れに乗っていくようで、引き込まれていきました。これがハッピーエンドと言う方もいらっしゃると思いますが、個人的には2人が結ばれてほしかったです。そこも踏まえて、単なるミュージカル映画とは一線を画す素晴らしい映画です。
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映画と疎遠だった頃、CMか何かで知ったのがきっかけでした。結局終わりかけで映画館では観れず、DVD化を楽しみにずっと待っていました。そしてとうとうその日が。CMで観たときの直感は間違っていませんでした。本当に観てよかった。私の観た映画の中でトップ5に入ります。
映画が始まるといきなりその世界観に引き込まれます。そしてあっという間に終わります。人生は辛いことや悲しいことも多いけど、それだけじゃないよねって、悪いことばかりじゃないよねって教えてくれる映画です。 -
評判が良かったため期待して映画館で見ましたが、主人公ミアの心情についていけず、最後の決断はとてもつらく、涙が止まりませんでした。
映画終盤でふたりの今後を話し合うシーン、ミアは「あなたをずっと愛してる」という風なセリフを言いますが、最終的に選んだのは自分の人生で、あぁ、ずっと愛してるという言葉はウソだったのだな、と思いました。 -
ミュージカル映画はあまり見たことなかったのですが、かなりよかったです!
冒頭のダンスシーンで、ずっとこれが続くならキツイかもと思いましたが、そんなことは無く、普通の演技のシーンと要所での歌のシーンがありました。
最後のお互いに夢を叶えたのだけれど、二人は違う人生を歩んでいるところ、もしかしたら違う世界があったのかもしれないという表現が素晴らしかったです。 -
ヒロインの黄色いドレスに憧れて、黄色嫌いだった私が思わず黄色いワンピースを買ってしまった、そんな作品です。カラフルな色使いでミュージカルと言うのは、「ロシュフォールの恋人たち」を思い出します。キャッチ―な音楽で冒頭のみんなで踊り出すシーンもしかり。個人的には、「すべてをあなたに」で高校時代夢中になった、トム・エヴェレット・スコットがヒロインの夫役ででていたのが一番のみっけもんでした。最近は見かけなかったですが、今も俳優さんとして健在なのですね!しかもかっこよくていい年の取り方をしているなと思いました。
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予告編では、もっと明るい映画だと思っていたのですが、実際には結構シビアな内容を含んでいました。夢を追うことが、思う以上に辛くて厳しい道であることが描かれています。でもどれだけ絶望しても、諦めない者にだけ、道は開かれているのでしょう。最後に、「そうなっていたかもしれない未来」が走馬灯のように描かれるのが切ないです。
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ミュージカル映画ながらストーリーがしっかりと立っていたし、歌ばかり歌っているわけではなかったのでミュージカル映画が苦手な人でも見れる作品ではないでしょうか。夢を追う男女2人の人生が描かれています。ハッピーエンドとは言えないような終わり方で、本当のハッピーエンドを想像の中という表現で描かれており、見ていてとても切なくまたこのような未来になればいいのにと感じました。
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ララランドはヒロインの衣装にも注目です。映画の中で約50回ほどの衣装チェンジを行っています。前半から中盤にかけては色々なカラフルな衣装ですが、後半にかけてはノーマルな衣装になっていきます。これは現実問題私はもうだめかもしれないというヒロインの感情、落ち込んだ気持ちを衣装からも表現しているのです。
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ミュージカル映画好きにはとても面白い映画です。往年のミュージカル映画のオマージュ場面が何度も出てきます。また、音楽好きもとても楽しめる一作です。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのヘタウマな歌声はもちろん、いちばん有名なあのキャッチーなピアノリフから始まる「アナザー・デイ・オブ・サン」は耳に残りますし、ラジオやテレビでも耳にしない日はありませんでした。とにかく、映画はもちろん、音楽も、衣装も、全てかわいいです。そして、ラストは予想もしなかったエンディングで、一気に涙腺崩壊です。
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めちゃくちゃ面白かったです!最後の方の回想シーン(?)もすごく良かったですが、終始飽きることなく、見れました!ミュージカル系の映画でそんなに良いと思ったことなかったのですが、この映画は好きで既に3回は見ています。家族や恋人にも進めて見てもらいました!私の周りでは高評価です!
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映画館で見た予告で気になって、観にいきました。始まりからミュージカル調での始まりで凄くノリが良くて見てる側も楽しく観れる印象でした。そして、やっぱりアメリカンドリーム。20代の私にとっては刺激的であり、魅力的で、まだまだ私だって夢を追ってもいいんだという気持ちになりました。しかし、日本人の大人には、なかなか理解しがたい映画かもしれません。夢を追いかける人の背中を押してくれ、努力すれば絶対夢は叶えられるんだという前向きな気持ちにさせてくれる映画だと思います。
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もともとミュージカルが好きで、ひとり映画デビューはこの作品でした!どの曲も耳に残り、思わず口ずさんでしまいます。ミアのオーディション後、2人がこれからの話をする場面からラストまでずっと何度みても泣きっぱなしです。いま思い出しただけで泣きそうです。笑 切なくてしかたない終わり方だと思ったけど、何度も何度も見ているうちに、これはこれでありだったのかも、2人はお互いに夢を叶えて、これで納得しているのならよかったのかもと思えるようになりました。
もともと映画好きというわけでもなかったので、映画館でおなじ作品を2回みたのもパンフレットを買ったのもこの作品が初めてでした。DVDも買って、いまでも何度も見てはいっしょに歌い、涙しています。笑 -
最後のシーンは、シェルプールの雨傘を連想したね。
恐らくは、若いころに出会っていたら納得いかなかっただろうラスト。結婚して子供を得てある程度の人生経験を積んでからこの映画に出会わせてくれた神様に感謝。見終わったら劇中歌を聞きたくて何度も見ちゃう恐ろしい中毒性のある素晴らしい映画です。この作品でライアン・ゴズリングが好きになって勢いあまってブレードランナー2049を見てしまった。罪深いよラ・ラ・ランド