ラビリンス/魔王の迷宮の紹介:1986年アメリカ映画。全編ジム・ヘンソンによるマペットとデヴィッド・ボウイの曲で繰り広げられるファンタジー。物語好きの少女が弟を連れ去った魔王ジャレスの元へ、弟を取り戻す冒険に出る。
監督ジム・ヘンソン、ピーター・マクドナルド、ジミー・デイヴィス 出演:デヴィッド・ボウイ(ジャレス)、ジェニファー・コネリー(サラ)、シェリー・トンプソン(継母)、ほか
映画「ラビリンス/魔王の迷宮」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラビリンス/魔王の迷宮」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ラビリンス/魔王の迷宮」解説
この解説記事には映画「ラビリンス/魔王の迷宮」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラビリンス/魔王の迷宮のネタバレあらすじ:物語のはじまり
物語の世界に没頭するサラは今日も大好きな物語「ラビリンス」のヒロインになりきってセリフの暗唱をしていた。夢中になるあまり時間が過ぎるのも忘れていたサラは、出かける両親に代わって生まれたばかりの弟トビーの面倒を見るために慌てて家に帰る。継母との折り合いが悪く、トビーの面倒を見させられることを不満に思っていたサラは、泣き止まないトビーにいらだち、つい物語の中の呪文を口にし、魔王にトビーを連れ去って欲しいと願ってしまう。するとトビーの姿は消え、目の前に魔王ジャレスが現れる。慌てたサラはトビーを返して欲しいとジャレスに頼むが、ジャレスは遠く離れた自分の城を指し、13時間以内に城まで来ることができたらトビーを返す、といい置いて去ってしまう。サラは意を決して城までの長い道のりを歩み始める。
ラビリンス/魔王の迷宮のネタバレあらすじ:サラの冒険
城へと繋がる広い迷路の入り口にいたホグルに出あったサラは、彼の助けを得て迷路を進んでいく。途中、ゴブリンにいじめられていた毛むくじゃらのルードを助けて仲間を増やし、悪臭の沼で出会った犬のような騎士ディディモスを従えて、徐々に城へと近づいていった。近づくサラに苛立ちを感じたジャレスは、ホグルに幻覚を見せる桃をサラに食べさせるよう命令する。ジャレスの力を恐れたホグルは言われるがままサラにその実を差し出す。疑いもせず桃を食べたサラはたちまち幻覚の世界に取り込まれ、目的を忘れかけるところだったが、間一髪で抜け出すことができ、一行は城へと急ぐ。城内でゴブリンに取り囲まれるが、自分のしたことを悔いたホグルが一行を助け、ついにサラは城にたどり着く。サラは「助けがいるときは呼ぶ」と言い残してたったひとりでジャレスの元へ向かう。
ラビリンス/魔王の迷宮の結末:魔王との対決
上も下もない不思議な階段が縦横無尽にある部屋の中で、サラはトビーとジャレスに再会する。何もかも忘れて自分に従え、というジャレスにサラは、物語にあった呪文を思い出しながら、最後の一言を口にするとラビリンスはたちまち崩れ去り、サラとトビーは無事に家へもどることができた。夢のような出来事にしばし呆然とするサラだったが、振り返ると部屋中に、冒険をともにした仲間たちが集まっていた。
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