惹かれあいの法則/恋の法律の紹介:2004年アイルランド, イギリス, ドイツ映画。名の知れた離婚弁護士オードリーはが法廷で知り合った相手の弁護士ダニエルと争いながらも恋が芽生えてきます。そんな時、祭りで泥酔した二人は翌朝目覚めると互いの指に同じ指輪が…。その後の二人はどうなるのか恋は実るのでしょうか。大人のラブコメディです。
監督:ピーター・ハウイット 出演:ピアース・ブロスナン(ダニエル)、ジュリアン・ムーア(オードリー)、パーカー・ポージー(セレナ)、マイケル・シーン(ソーン)、フランシス・フィッシャー(サラ)、ノーラ・ダン(ジャッジ)、ほか
映画「惹かれあいの法則/恋の法律」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「惹かれあいの法則/恋の法律」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
惹かれあいの法則/恋の法律の予告編 動画
映画「惹かれあいの法則/恋の法律」解説
この解説記事には映画「惹かれあいの法則/恋の法律」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
惹かれあいの法則/恋の法律のネタバレあらすじ:起
「多数派に残るためだけにデートをする必要はないわ。孤独なのよオードリー」と母親サラと話しながらオードリーは豪華なタウンハウスに到着します。豪華すぎる室内を見学中の母親サラに「ねえサラ、ここはあなたに向いてないと思うわ」とオードリーは言います。
食事をする二人は、「ハリソンさんの詐欺がばれようとしている、そして彼から何百万ドルも取れるわ。今日はありがとうママ」「その言葉は公の場では使わないでって言ったでしょ」と話します。
離婚訴訟を控えた弁護士のオードリーは、依頼者であるハリソンの婦人には自信満々の態度をとりますが、内心は不安でいっぱいでした。法廷に入ったオードリーが目にした相手の弁護士ダニエルは、居眠りをするまぬけそうな男でした。
後日オードリーはダニエルの事務所を訪ねますが留守中で、事務所に入りうっかり机の上の書類を落とします。階下でダニエルの声を聞いたオードリーは慌てて裏口から逃げ出します。
惹かれあいの法則/恋の法律のネタバレあらすじ:承
講演会に講師として出席したオードリーは、華麗な経歴を紹介され微笑みます。そこへ遅れて会場に入ってってきたのはダニエルです。「世の中狭いね」というダニエルにオードリーは「あなたはいつも乱れたベッドみたい」と言うと、ダニエルは「あなたは何か不可解な理由で私を最初から嫌ってるのか、私といちゃつこうとしてるのか、どっちなんだ」と言うと、オードリーは「ヒントをあげる、1番目の方が近いみたい」と返します。
ダニエルの講演が始まります。「弁護士はクズです。結婚を救済するのに必要な時にそれは私たちの仕事ではありません。不倫している夫や不貞な妻を追跡する最先端な道具です、こんな小さなカメラでこんなに大きな写真がとれます」そういうとスクリーンに映し出されたのは、ダニエルの事務所で慌てるオードリーの姿。「私たち誰もが愛のために離婚法に携わっているわけではない」と言ってダニエルの講演は終わります。
ダニエルの事務所を訪ねたオードリーは、謝罪をしてネクタイをプレゼントします。食事に行った二人は強い酒を飲み雨に濡れながら何度もキスをします。そして夜を過ごします。
一方、法廷では私的な感情も入り白熱した戦いはダニエルの勝利となり、次の裁判でもマスコミに離婚闘犬弁護士二人と言われ、”ダニエルとオードリーが再び闘う裁判”と報道されます。
その後も二人はいつも法廷で闘います。アイルランドに証拠を集めに行った二人は、行動を共にすることになります。
惹かれあいの法則/恋の法律のネタバレあらすじ:転
レンタカーも故障し、山の中で古いトレーラーで夜を過ごすことになった二人。ダニエルがオードリーに聞きます。ダニエル「君のことが分かってきた。闘争心と不安感の共存。君みたいに優秀で賢い女性がなぜそんなに不安なんだ」。オードリー「教えてあげる。美しい女性の醜いアヒルの子として10代を過ごせば理解できるかも」。
二人は祭りに参加することになります。その祭りは、親の反対を押し切って村でひっそりと式を挙げた夫婦を祝う祭りです。そう聞いたオードリーに笑顔がこぼれます。
祭りの中では結婚式も行われ、オードリーはその夜ダニエルと結婚式を挙げている夢を見ます。そして目覚めると指には指輪が。隣で眠るダニエルの指にも同じ指輪が光っていました。
2人は結婚していました。結婚を破棄しようにも、木曜日は村の定休日です。二人はアメリカに戻ることにします。翌日にはダニエルとオードリーの結婚が報道され、二人は衝動的な結婚だがとりあえず結婚生活を送ることにします。
ダニエルは出勤前のオードリーに指輪をプレゼントします。「結婚してるんだから本物の結婚らしく見せないと。実際は嘘でも」そう言うとオードリーの指に指輪をはめます。「あなたのもある」ダニエルの指に指輪をはめるオードリーは、動揺を抑えきれませんでした。
惹かれあいの法則/恋の法律の結末
次第にオードリーは自主的にダニエルの世話を焼くようになり、穏やかな日が続きます。しかしある日、互いが争う離婚裁判の法廷で、ダニエルがオードリーが出したゴミから収集した情報をうっかり口にしてしまい、オードリーから離婚を言い渡します。
戦ってる依頼者を見てきたダニエルは「そうはなりたくない」と言うと、オードリーは「戦うためには結婚の意思が必要よ」と言い、ダニエルは「私にはある、嘘じゃない。でも君が必要だから離婚してやるよ。愛してる人にはその人の望むべきものをあげるべきだから」と言って出ていきます。
ダニエルを見つけたオードリーは「忙しくて恋愛できない女性の80%が孤独だって知ってた?夫婦であり続けるために戦うって言ってたでしょう?」と言います。「本当にそう思う」と言うと、ダニエルは返事します「ああ」。オードリーは言います「あの・・・戦いたい」
裁判長の前でウェンディング姿の二人、オードリーの誓いの言葉の後、キスをしようとするダニエルを裁判官が制します。「まったく、自分の結婚式で侮辱罪に問われたいの?」「いいえ裁判官」。裁判官は「州にあたえられた権限により二人を夫婦と宣言します」と言います。無事に式を終えた二人は笑顔でいっぱいでした。
以上、映画「惹かれあいの法則/恋の法律」のあらすじと結末でした。
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