映画「ライフ・アフター・ベス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ライフ・アフター・ベスの紹介：2014年アメリカ映画。不慮の事故で最愛の彼女であるべスを失ってしまった少年ザック。悲しみからふさぎ込んでしまい、べスの実家に通い続けては彼女の思い出に浸る毎日。ある日、自分に良くしてくれていたはずのべスの両親が急によそよそしくなり、家にも入れてくれなくなる。怪しんだザックが家の周りを監視していると、家にはべスの姿があった。べスはゾンビになって甦っていたのだ。
監督：ジェフ・バエナ 出演者：デイン・デハーン（ザック）、オーブリー・プラザ（べス）、アナ・ケンドリック（エリカ）、ジョン・Ｃ・ライリー（モーリー）、マシュー・グレイ・ガブラー（カイル）
この解説記事には映画「ライフ・アフター・ベス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザックの彼女のべスは、一人でピクニックをしている最中に毒蛇にかまれて突然死んでしまいます。ザックはベスとの最後がケンカ別れだったということもあり、悲しみのどん底に陥ります。ザックは毎日べスの実家に通い、べスの両親と話をしたり、遺品をみることで心が和らぐのでした。ザックのそんな様子をみてザックの家族は心配します。ある日、べスの両親はザックが来ることを拒むようになりました。連絡もとれなくなり、ザックはパニックに陥ります。べスの両親は自分に何か隠し事をしていると疑ったザックはべスの家を監視します。すると、家の中にはべスがいました。気が狂ったザックは家の中に侵入しようとします。そこへザックの兄で地元の警備をしているカイルがやってきて、落ち着くように促しますが、べスが生きていたことを隠されていたと思ったザックは怒り心頭でした。
ザックが騒ぐため、べスの両親が外に出てきました。口外しないことを約束して家に入れてもらうと、やはりべスがいました。べスに再びあえた喜びを噛みしめると同時に、黙っていた両親に理由を追及します。しかし、両親は確かにべスは一度死んだというのです。そして再び甦ったといいます。ザックはべスがゾンビだとしても生き返ってくれたことに感謝し、再びべスを溺愛します。しかし人目もあるため、二人が会えるのは夜の家の中だけです。外でベスと会いたいザックはある日、両親に内緒で外に連れ出します。すると、べスの頬は赤く腫れあがったようになっていました。そこでザックはべスに、ゾンビであるということを告げた方が良いと両親に言います。しかし、べスの両親は大反対します。べスは自分が死んだことすら理解していません。そして再び外に連れ出したとき、べスは怒ってギターを折ったり、車の窓を割ったり狂暴化しました。急いで家に帰ろうと車に乗ると、べスからは腐敗臭がしていました。家に着いたべスはザックにもっと抱いてほしいと無理やり襲いますが、ザックは慌てて自分の家に帰りました。
次の日、ザックはカフェで幼馴染のエリカに会いました。久しぶりに生身の女性であるエリカを目の前にし、うるおいのある白い肌、臭くない体に感動していました。カフェをでて帰ろうとすると、ザックの前にはべスが立ちはだかってきました。そして轢かれてしまいますがもちろんべスは生きていました。そして、エリカのことを指さし浮気だと怒り狂いました。収集がつかなくなったザックは、君はゾンビだということを告げました。家に帰ると家の中にも別なゾンビたちがいました。カイルがピストルで応戦するも次々とゾンビが出てきます。そこでザックは、べスがゾンビになる直前に辞めたべスの家の家政婦のパーリーンのことを思い出します。もしかしたらこのゾンビ現象にパーリーンが関係しているのではと疑い、会いに行くべく住所を教えてもらおうとべスの父親モーリーに尋ねます。すると教える代わりに、べスと永遠に一生一緒に居ると言えと言われてしまいます。なんとかパーリーンに会いに行きますが、彼女は全くの無関係でした。
家に戻ると死体があり、不安になったザックは再びべスの家に行きます。そしてべスの家に入ると、べスの母親がべスに自分の指を食べさせていました。ついにべスは人間を食べるようになってしまっていたのです。父親のモーリーのことは食い尽くしたと言います。そしてザックは生前にべスが行きたがっていたピクニックに行くことにします。道中で兄のカイルに銃を借りました。そしてピクニックも終盤というところで、ザックはべスにお礼を言います。そしてピストルで頭を打ちぬき、崖から突き落としその場を去るのでした。しばらく経つと、ゾンビまみれだった町は復興し、元の生活へと戻ろうとしていました。ザックはべスのお墓、そしてべスの父親であるモーリーのお墓参りへと行っていました。お墓参りを終えたザックは、エリカの待つ車へと戻るのでした。
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