ロング,ロングバケーションの紹介:2017年イタリア,フランス映画。認知症を悪化させていく夫と、末期がんで余命わずかな妻の老夫婦がハッピーエンドを目指して人生最後の旅に出るロードムービー。M・ザドゥリアン著「旅の終わりに」を映画化。
監督:パオロ・ヴィルズィ 出演:ヘレン・ミレン(エラ)、ドナルド・サザーランド(ジョン)、クリスチャン・マッケイ(ウィル)、ジャネル・モロニー(ジェーン)、ほか
ドラマ映画のあらすじ
「ロング,ロングバケーション」のネタバレあらすじ結末
「トスカーナの幸せレシピ」のネタバレあらすじ結末
トスカーナの幸せレシピの紹介:2018年イタリア映画。元三ツ星レストランのシェフと、料理の秘めたる才能を持った青年の交流を描いた作品。タイプの全く違った二人が料理を通じて心を通わせていく様がとても心温まります。本作に出てくる美味しそうな料理も見所の一つです。
監督:フランチェスコ・ファラスキ 出演:ヴィニーチョ・マルキオーニ(アルトゥーロ)、ヴァレリア・ソラリーノ(アンナ)、ルイジ・フェデーレ(グイド)、ニコラ・シリ(マリナーリ)、ミルコ・フレッツァ(マリオン)、ベネデッタ・ポルカローリ(ジュリエッタ)、ジャンフランコ・ガッロ(コラーディ)、アレッサンドロ・アベル(チェルソ)、ほか
「アンダーグラウンド(1995年)」のネタバレあらすじ結末
アンダーグラウンドの紹介:1995年フランス,ドイツ,ハンガリー映画。 ロシア占領下における旧ユーゴスラビアでの50年。半世紀もの間、地下生活を強いられた人々の生活を描いた空気が重くなるようなテーマに、ブラックな笑いを加えた作品。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した秀作です。
監督:エミール・クストリッツァ 出演:ミキ・マノイロヴィッチ(マルコ)、ミリャナ・ヤコヴィッチ(ナタリア)、ラザル・リストフスキー(クロ)、スラヴコ・スティマチ(イヴァン)、エルンスト・シュトッツナー(フランツ)、スルジャン・トドロヴィッチ(ヨバン)、ミリャナ・カラノヴィッチ(ベラ)、ほか
「聖女伝説」のネタバレあらすじ結末
聖女伝説の紹介:1985年日本映画。二人を殺し服役中の俊夫が出所。刑務所で知り合った岡野を訪ね、岡野の借金取りを手伝う俊夫でしたが、俊夫にはアウトローでのし上がる野望がありました。高級クラブのママを金づるに利用し、岡野も使って俊夫の思い描くままになります。そして最大の敵である高利貸しの立花を殺したことから歯車が狂い始め…という内容の郷ひろみ主演のハードボイルド作品です。小野みゆきとの大胆な濡れ場が話題になりました。
監督:村川透 出演者:郷ひろみ(早瀬俊夫)、小野みゆき(王麗花)、岩城滉一(岡野)、山田辰夫(工藤)、夏木勲(森山)、成田三樹夫(立花)、三船敏郎(神崎)、岩下志麻(市川多恵子)ほか
「紅唇罪あり」のネタバレあらすじ結末
紅唇罪ありの紹介:1933年アメリカ映画。自らの美貌と肉体だけで男性社会をのし上がっていく女性を描いたドラマ作品。場末の隠れ酒場で働くリリーは、父の死をきっかけに都会に出る決意をした。大銀行ゴッサム信託銀行に目を付け、人事課の男性を誘惑して働き口を確保したリリー。野心を膨らませた彼女は、次から次へ男性を虜にしてのし上がっていく。金と権力を求めるリリーの行動は、やがていくつもの悲劇を生むことになるのだった。
監督:アルフレッド・E・グリーン 出演者:バーバラ・スタンウィック(リリー)、ジョージ・ブレント(トレンホーム)、ドナルド・クック(スティーブンス)、マーガレット・リンゼイ(アン・カーター)、ジョン・ウェイン(ジミー・マッコイ・Jr)ほか
「ペレ」のネタバレあらすじ結末
ペレの紹介:1987年デンマーク,スウェーデン映画。19世紀末の北欧の貧困や階級社会を父親と一緒にとある小島に移民してきた一人の少年の成長する過程と共に描いています。1989年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した他各映画賞を受賞した秀作です。
監督:ビレ・アウグスト 出演:ペレ・ベネゴー(ペレ)、マックス・フォン・シドー(ラッセ)、ビョーン・グラナス(エリック)、ほか
「さよなら子供たち」のネタバレあらすじ結末
さよなら子供たちの紹介:1987年フランス,西ドイツ映画。ナチス占領下のフランスのカトリック寄宿舎での少年たちの交流を描いた作品。主人公ジュリアンの前に現れた転校生のジャン、打ち解けていくうちにジャンがユダヤ人だと分かり、それと共に周りの様相が変わっていく。監督のルイ・マルの半自伝的作品で、ヴェネツィア国際映画祭の最高賞、金獅子賞を受賞しています。
監督:ルイ・マル 出演:ガスパール・マネス(ジュリアン・カンタン)、ラファエル・フェジト(ジャン・ボネ)、ペーター・フィッツ(ミュラー)、フランソワ・ネグレ(ジョセフ)、フィリップ=モリエ・ジェヌー(ジャン神父)、スタニスタス・カレ・ド・マルベール、フランシーヌ・ラセット、フランソワ・ベルレアン、イレーヌ・ジャコブ、ほか
「ロング・トレイル!」のネタバレあらすじ結末
ロング・トレイル!の紹介:2015年アメリカ映画。3500キロに及ぶアメリカの長距離自然歩道”アパラチアン・トレイル”の踏破を目指す初老2人組が、自然の驚異に晒されながら友情を深める珍道中を描く。ノンフィクション作家B・ブライソンのベストセラー紀行本を映画化。
監督:ケン・クワピス 出演:ロバート・レッドフォード(ビル・ブライソン)、ニック・ノルティ(スティーヴン・カッツ)、エマ・トンプソン(キャサリン・ブライソン)、クリステン・シャール(メアリー)、メアリー・スティーンバージェン(ジェニー)、ほか
「マーティン・エデン」のネタバレあらすじ結末
マーティン・エデンの紹介:2019年イタリア,フランス,ドイツ映画。イタリア、ナポリの労働者階級が住む地区に生まれ育った貧しい船乗りのマーティンは優雅なブルジョワの高嶺の花に恋をしたことから作家を目指す。幾多の障壁と挫折を繰り返しながら困難を克服し知識を得ていくことで自分を解放し前進していく。ついに名声と富を手にしたマーティンだったが…。原作は20世紀アメリカ文学の傑作、ジャック・ロンドンの自伝的小説『マーティン・イーデン』。主演のルカ・マリネッリは本作の演技でヴェネツィア国際映画祭において男優賞を受賞した。また、ドキュメンタリーとフィクションを自由に行き来する手法もみどころ。
監督:ピエトロ・マルチェッロ 出演:ルカ・マリネッリ(マーティン・エデン)、ジェシカ・クレッシー(エレナ・オルシーニ)、デニーズ・サルディスコ(マルゲリータ)、ヴィンチェンツォ・ネモラート(ニーノ)、カルメン・ポメッラ(マリア)、カルロ・チェッキ(ラス・ブリッセンデン)、マルコ・レオナルディ(ベルナルド・フィオーレ)、アウティリア・ラニエーリ(ジュリア・エデン)、エリザベッタ・ヴァルゴーイ(マティルデ・オルシーニ)、ピエトロ・ラグーザ(オルシーニ氏)ほか
「狂った一頁」のネタバレあらすじ結末
狂った一頁(くるったいっぺーじ)の紹介:1926年日本映画。衣笠貞之助が川端康成、横光利一らの協力を得て製作した無字幕のサイレント映画。様々な技法を駆使した日本初のアヴァンギャルド映画である。フィルムは火災によって消失したとされてきたが、1971年衣笠の自宅から偶然発見された。オリジナル版は上映時間70分だったが、現存するニュー・サウンド版は衣笠自らの手によって再編集され、59分に短縮されている。自分の虐待が原因で狂ってしまった妻を見守るため、彼女が入院している精神病院に小使として勤める老人。院内は狂人で溢れ、狂気の世界が繰り広げられる。ある日、夫妻の娘が結婚の報告をしにやって来るのだが。
監督:衣笠貞之助 出演:井上正夫(小使)、中川芳江(妻)、飯島綾子(娘)、根本弘(青年)、関操(医師)ほか
「ヴィクとフロ 熊に会う」のネタバレあらすじ結末
ヴィクとフロ 熊に会うの紹介:2013年カナダ映画。刑務所を出所した2人の女が、偏見や過去の因縁によって悲惨な結末を迎えるまでを描いたカナダ映画。ベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を受賞した作品。
監督:ドゥニ・コーテ 出演:ピエレット・ロビタイユ、ロマーヌ・ボーランジェ、マルク=アンドレ・グロンダン、マリー・ブラッサール、オリヴィエ・オーバン、ほか
「父の祈りを」のネタバレあらすじ結末
父の祈りをの紹介:1993年イギリス,アメリカ映画。15年もの間無実の罪で服役生活をさせられたジェリーの、長きに渡る冤罪を勝ち取るまでの過程を描いたドラマ。実際にあった話が元に映画化されたもので、同様に投獄された父親との親子愛も注目すべき所となっています。ダニエル・デイ・ルイスの熱演にも注目です。
監督:ジム・シェリダン 出演:ダニエル・デイ=ルイス(ジェリー・コンロン)、エマ・トンプソン(ガレス・ピアース)、ピート・ポスルスウェイト(ジュゼッペ・コンロン)、ジョン・リンチ(ポール・ヒル)、ほか
「愛の風景」のネタバレあらすじ結末
愛の風景の紹介:1992年スウェーデン,デンマーク,フランス,イギリス,ドイツ,イタリア,ノルウェー,フィンランド,アイスランド映画。スウェーデンを舞台に、裕福な家庭に育った少女と貧しい家庭の出身で牧師を目指す青年との格差を超えた恋愛模様を宗教的に、叙情的に綴ったドラマです。元々はテレビ用だったものを劇場用に再編集して上映した作品であり、本作を手掛けたビレ・アウグスト監督は1988年 『ペレ』に続いて自身二度目となるカンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得しています。
監督:ビレ・アウグスト 出演者:サミュエル・フレイレル(ヘンリク・ベルイマン)、ペルニラ・アウグスト(アンナ・オカーブロム)、マックス・フォン・シドー(ヨハン・オカーブロム)、ギタ・ナービュ(カリン・オカーブロム)、モナ・マルム(アルマ・ベルイマン)、レッナールト・ユールストローム(ノーデッソンズ)、レナ・エンドレ(フリーダ・ストランドバーグ)、チェーヴェ・イェルム(フレデリック・ベルイマン)、ビョルン・キェルマン(エルンスト・オカーブロム)、ボリェ・アールステッド(カール・オカーブロム)ほか
「三人の妻への手紙」のネタバレあらすじ結末
三人の妻への手紙の紹介:1949年アメリカ映画。3人の妻たちに共通の友人から手紙が届く。あなたたちの夫の誰か一人と駆け落ちします。これは冗談?それとも…。J・L・マンキーウィッツが第22回アカデミー賞監督賞・脚色賞を受賞した、社会風刺の入ったコメディ。マンキーウィッツは翌年『イヴの総て』で両賞を連続受賞し、第二次世界大戦後のアメリカ映画を牽引する。
監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ 出演者:ジーン・クレイン(デボラ・ビショップ)、アン・サザーン(リタ・フィップス)、リンダ・ダーネル(ローラメイ・ホリンズウェイ)、カーク・ダグラス(ジョージ・フィップス)、ポール・ダグラス(ポーター・ホリンズウェイ)、ジェフリー・リン(ブラッド・ビショップ)、セルマ・リッター(セイディ・デュガン)、セレステ・ホルム(アディ・ロス[声のみの出演])、ほか
「ラ・ポワント・クールト」のネタバレあらすじ結末
ラ・ポワント・クールトの紹介:1955年フランス映画。ラ・ポワント・クールトとは、アニエス・ヴァルダが思春期を過ごした南フランスの港町セートの北部にある漁村地区。そこで短いバカンスを過ごす、結婚生活の危機に瀕している若い夫婦の観念的・演劇的な愛をめぐる対話と、村人たちによって演じられる村の日常とが交錯する映画。ヌーヴェルヴァーグの先駆的作品という評価が定着しつつある、アニエス・ヴァルダの映画監督デビュー作。夫婦を演じるのはヴァルダが写真家を務めていた国立民衆劇場所属の二人の俳優。夫役の、『ニュー・シネマ・パラダイス』等のフィリップ・ノワレが出演者として初めてクレジットされた作品でもある。短編映画作家として活躍していた時期のアラン・レネが編集者として魔術的な腕前を見せている。ラ・ポワント・クールトには今日、ヴァルダの名を冠した小道がある。
監督:アニエス・ヴァルダ 出演者:シルヴィア・モンフォール(妻)、フィリップ・ノワレ(夫)、ラ・ポワント・クールトの人々