ポルトガル、夏の終わりの紹介:2019年フランス,ポルトガル映画。“この世のエデン”と呼ばれるポルトガルの世界遺産の町シントラ。女優フランキーはバカンスと称して、家族と親友を呼び寄せる。ガンを告知され死期を悟った彼女は、自分の亡き後も愛する者たちが幸せに暮らせるよう段取りを整えようとしていた。しかし、フランキーの思惑とは反対にそれぞれ家族たちは問題を抱えていた。特別な地で過ごす、ある夏の終わりの1日。カンヌ映画祭コンペティション部門に出品され大きな話題となった作品。
監督:アイラ・サックス 出演:イザベル・ユペール(フランソワーズ・クレモン/フランキー)、ブレンダン・グリーソン(ジミー/フランキーの夫)、マリサ・トメイ(アイリーン・ビアンキ)、ジェレミー・レニエ(ポール・ガニエ/フランキーの息子)、パスカル・グレゴリー(ミシェル・ガニエ/フランキーの元夫)、ヴィネット・ロビンソン(シルヴィア・オンド/フランキーの義理の娘)、アリヨン・バカレ(イアン・オンド/シルヴィアの夫)、グレッグ・キニア(ゲイリー・アーチャー/アイリーンの恋人)、セニア・ナニュア(マヤ・オンド/シルヴィアの娘)、カルロト・コッタ(ティアゴ/シントラの観光ガイド)ほか
ドラマ映画のあらすじ
「ポルトガル、夏の終わり」のネタバレあらすじ結末
「流れ板七人」のネタバレあらすじ結末
流れ板七人の紹介:1997年日本映画。岡山の下津井で小さな料理店を営む竜二の元へ、東京の老舗料理店『閑日楼』の花板の清蔵から相談があるという手紙が届きます。一か月後、竜二が東京に向かうと清蔵はすでに死亡し『閑日楼』は関西の『ほこ多』に売られていました。調理師紹介業の老舗『稲宗』の女将きぬは、亡き清蔵の向こう板をしていた渡を一人前にしてほしいと竜二に頼みますが…という内容の人情ドラマです。
監督:和泉聖治 出演者:松方弘樹(梨堂竜二)、東幹久(明神渡)、的場浩司(森川敬三)、酒井美紀(稲村花絵)、藤田朋子(木藤牧子)、吉行和子(日陰祥子)、渡辺えり子(高根冴子)、木村一八(高根鉄也)、加藤茶(持田誠)、浅野ゆう子(梨堂真澄)、いしだあゆみ(稲村きぬ)、いかりや長介(三田喜八)、梅宮辰夫(松木精蔵)ほか
「ハニーボーイ」のネタバレあらすじ結末
ハニーボーイの紹介:2019年アメリカ映画。テレビで活躍する天才子役と前科者の父との葛藤を描く『ハニーボーイ』。子役を演じるノア・ジュプは、『ワンダー 君は太陽』『フォードVSフェラーリ』等で注目される若手俳優。その10年後を演じるのは、『ある少年の告白』や『WAVES/ウェイブス』にも出演している若手実力派俳優ルーカス・ヘッジズ。そして父親役を、本作の脚本を書いたシャイア・ラブーフが演じている。この物語はラブーフ自身の体験が元になっており、苦悩に満ちた“虐待親父”にどこか憎みきれない愛おしさを感じさせている。
監督:プロデューサー:アルマ・ハレル 脚本:シャイア・ラブーフ キャスト:ノア・ジュプ(オーティス 12歳)、ルーカス・ヘッジズ(オーティス 22歳)、シャイア・ラブーフ(ジェームズ)、FKAツイッグス(シャイ・ガール)ほか
「フィール・ザ・ビート」のネタバレあらすじ結末
フィール・ザ・ビートの紹介:2020年アメリカ映画。ブロードウェイダンサーになりたいエイプリルは、ニューヨークでオーディションの日々を送りますが大失敗をして一文無しに。地元のウィスコンシン州ニューホープに帰省すると、弱小ダンススタジオの講師を依頼されます。乗り気ではないエイプリルでしたが、全国大会の審査員が有名人であると知ると、自分の夢を叶えるために講師を引き受けます。完璧主義で厳しいエイプリルでしたが、子どもたちと喜びを分かち合うにつれて、指導することへのやりがいを見出していきます。
監督:エリサ・ダウン 出演:ソフィア・カーソン(エイプリル)、ウォルフガング・ノヴォグラッツ(ニック)、レックス・リー(ウェリー・ウォン)、ドナ・リン・チャンプリン(バーブ)、エリンコ・コラントーニ(フランク)、Eva Hauge(サラ)、ほか
「ジョーンの秘密」のネタバレあらすじ結末
ジョーンの秘密の紹介:2018年イギリス映画。20世紀後半、共産主義国のソ連と資本主義国のイギリスは激しく対立しました。ジョーンは若い女性科学者でイギリスの原爆開発プロジェクトに関わります。しかし、彼女はソ連に原爆の情報を流すことになります。ソ連とアメリカ、イギリスの冷戦も終わり静かな余生を送っていたジョーンをイギリス政府はスパイ容疑で逮捕します。『ジョーンの秘密』は、実際に起こったイギリスでソ連への原爆開発の情報を提供した女性メリタ・ノーウッドのストーリーを映画化した作品です。映画ではジュディ・デンチ演じる年老いたジョーンと、ソ連に原爆情報を送る若いソフィー・クックソン演じる若いジョーンのシーンが交互に描かれます。
監督:トレヴァー・ナン 出演:ジュディ・デンチ(ジョーン・スタンリー)、スティーヴン・キャンベル・ムーア(マックス・デイヴィス教授)、ソフィー・クックソン(若き日のジョーン・スタンリー)、トム・ヒューズ(レオ・ガーリチ)、ベン・マイルズ(ニック)、テレーザ・スルボーヴァ(ソニア)、ほか
「その手に触れるまで」のネタバレあらすじ結末
その手に触れるまでの紹介:2019年ベルギー,フランス映画。ベルギーに暮らす13歳のアメッドはゲームが好きなごく普通の少年だった。しかし尊敬する導師に感化された結果、学校の先生をイスラムの敵と見なして殺害しようとした。過激な思想に囚われた若きアメッドに再び変化は訪れるのだろうか。社会問題から題材を得て心を揺さぶる作品を作り続ける、カンヌ映画祭の常連ダルデンヌ兄弟は本作でも第72回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ 出演者:イディル・ベン・アディ(アメッド)、オリヴィエ・ボノー(教育官)、ミリエム・アケディウ(イネス先生)、ヴィクトリア・ブルック(ルイーズ)、クレール・ボドソン(母親)、オスマン・ムーメン(導師)、ほか
「乱れ雲」のネタバレあらすじ結末
乱れ雲の紹介:1967年日本映画。夫をひき殺された人妻とその加害者の男との複雑な心理模様を描いたメロドラマで、成瀬巳喜男の遺作となった。脚本は後に山本薩夫監督作品の多くを手掛ける山田信夫のオリジナル。キネマ旬報ベストテンでは4位に入選した。
監督:成瀬巳喜男 出演:司葉子(江田由美子)、加山雄三(三島史郎)、草笛光子(石川文子)、森光子(四戸勝子)、加東大介(林田勇三)、藤木悠(石川)、土屋嘉男(江田宏)、ほか
「スクールライフ: パリの空の下で」のネタバレあらすじ結末
スクールライフ: パリの空の下での紹介:2019年フランス映画。パリ郊外にある治安の悪い地域サン=ドニの学校のカウンセラーとして新しくきたサミアは、新学期初日から生徒たちの悪い行いに振り回されます。サミアのパートナーは刑務所におり、生徒の1人であるヤニスも、父親が刑務所に収容されています。ヤニスは問題児でしたが、サミアはヤニスと向き合おうと奮闘します。
監督:グラン・コール・マラード 出演:リアム・ピエロン(ヤニス)、ジタ・アンロ(サミア)、マハマドゥ・サンガレ(フォデ)、アントワーヌ・レナルツ(ティエリ)、ブランディーヌ・レノア(アン)、Soufiane Guerrab(メサウド)、ほか
「ザ・ファイブ・ブラッズ」のネタバレあらすじ結末
ザ・ファイブ・ブラッズの紹介:2020年アメリカ映画。ベトナム戦争に参加していたアフリカ系退役軍人の4人組は、ベトナムのホーチミンで久々の再会を果たします。今回の旅の目的は、戦死した仲間のノーマンの遺骨回収と、戦争当時に見つけて森に埋めた金塊を探すことです。道中様々な試練が彼らに降りかかってきます。人種差別の社会情勢をとりあげながら、スパイク・リー監督の手腕が発揮されたNetflixオリジナル映画です。
監督:スパイク・リー 出演:デルロイ・リンドー(ポール)、ノーム・ルイス(エディ)、クラーク・ピーターズ(オーティス)、イザイア・ウィトロック・ジュニア(メルヴィン)、チャドウィック・ボーズマン(ノーマン)、ジョナサン・メジャース(デヴィッド)、ジャン・レノ(デローシュ)、ほか
「タイタニックの最期」のネタバレあらすじ結末
タイタニックの最期の紹介:1953年アメリカ映画。1912年4月、二人の子供を連れて彼の元から逃げた妻を追ってタイタニック号に乗り組む夫があった。誰も知らないうちに迫りくる世紀の悲劇を背景として、名優バーバラ・スタンウィックとクリフトン・ウェブが繰り広げるメロドラマ。第26回アカデミー賞でチャールズ・ブラケットを始めとする3人の脚本家が脚本賞を受賞。
監督:ジーン・ネグレスコ 出演者:クリフトン・ウェブ(リチャード・スタージェス)、バーバラ・スタンウィック(ジュリア・スタージェス)、ロバート・ワグナー(ギフ・ロジャース)、オードリー・ダルトン(アネット・スタージェス)、セルマ・リッター(モード・ヤング)、ブライアン・エイハーン(スミス船長)、リチャード・ベイスハート(ジョージ・ヒーリー)そのほか
「ザ・ブック・オブ・ヘンリー」のネタバレあらすじ結末
ザ・ブック・オブ・ヘンリーの紹介:2017年アメリカ映画。大人顔負けの頭脳を持った11歳の少年ヘンリーは、一緒に暮らしている母のスーザンと弟のピーターのために、一家の大黒柱となって資産管理をします。しかし、脳腫瘍が原因で11歳という若さでこの世を去ってしまいます。生前ヘンリーはピーターに赤い本を託します。そこには、隣人のクリスティーナを継父から救ってほしいというメッセージが書かれていました。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のビル役を演じたジェイデン・マーテル(ジェイデン・リーバハー)が主人公の天才少年ヘンリーを演じ、『ルーム』でジャック役を演じたジェイコブ・トレンブレイが弟のピーターを演じます。
監督:コリン・トレヴォロウ 出演:ジェイデン・マーテル(ヘンリー)、ジェイコブ・トレンブレイ(ピーター)、ナオミ・ワッツ(スーザン)、ディーン・ノリス(グレン)、マディー・ジーグラー(クリスティーナ)、ほか
「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」のネタバレあらすじ結末
ブリット=マリーの幸せなひとりだちの紹介:2019年スウェーデン映画。スウェーデンに住むブリット=マリーは63歳の専業主婦。結婚して40年、家事一筋で生きてきた彼女だったがいつしか笑顔を忘れていた。ある日、夫が浮気をしていることがわかり、スーツケースひとつで自分の人生を探す旅に出る。やっとのことで見つけた仕事は、小さな町のユースセンター。いつの間にか子供たちの弱小サッカーチームのコーチを任されることに。四苦八苦しながらも個性豊かな住民たちに助けられ少しずつ笑顔を取り戻していく。北欧らしい街並みやインテリアなど見どころも満載。本国スウェーデンでは初上映1位の大ヒット作。
監督:ツヴァ・ノヴォトニー 出演:ペルニラ・アウグスト(ブリット=マリー)、ペーター・ハーバー(ケント)、アンデシュ・モッスリング(スヴェン)、マーリン・レヴァノン(バンク)、ステラ・オヨコ・ベングソン(ヴェガ)、ランス・ヌベ(サミ)、オッレ・サッリ(フレドリック)、ヴェラ・ヴィタリ(アンナ)、マフムト・スヴァッチ(メモ)ほか
「絹代の初戀」のネタバレあらすじ結末
絹代の初戀の紹介:1940年日本映画。松竹の大幹部、田中絹代が主演した小品です。撮影時の田中絹代は31歳。『初戀』を謳う年齢には些か無理がありますが、しかしその年齢がこの映画の隠し味になっています。東京の下町でせんべい屋を営む絹代は、幼なじみのおのぶと連れ立って芝居見物に出かけますが、あいにく当日券が売り切れです。そこへ見知らぬ男が2枚のチケットを差し出します。「よかったら、どうぞ」。男はそう言って去って行きました。「いい男ね」と囁くおのぶの脇で、絹代の恋はすでにはじまっています。はたして絹代の恋のゆくえは、というのがこの映画の見所です。
監督: 野村浩将 出演者:田中絹代(絹代)、河村黎吉(父 六達)、河野 敏子 (妹 光代)、 佐分利 信 (桐山昌一郎)、三枡豊(桐山誠之助)、葛城文子(妻)、 水戸光子(おのぶ)、吉川満子(おのぶの母)、坪内 美子 (房江)ほか
「ぶあいそうな手紙」のネタバレあらすじ結末
ぶあいそうな手紙の紹介:2019年ブラジル映画。孤独な老人エルネストは隣国ウルグアイからやってきて46年、老境を迎え、目はほとんど見えない。そんな中、エルネストに一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでもらうよう頼み、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになる。異なる文化と異なる世代の2人。ビアとの出会いがエルネストに新しい人生と新しい愛の扉を開くきっかけとなる。ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾの名曲『ドレス一枚と愛ひとつ』が映画を彩る。
監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード 出演:ホルヘ・ボラーニ(エルネスト)、ガブリエラ・ポエステル(ビア)、ジュリオ・アンドラーヂ(ラミロ)、ホルヘ・デリア(ハビエル)、グロリア・デマシ(ルシア)、アウレア・バプティスタ(クリスティナ)、マルコス・コントレーラス(グスタボ)ほか
「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」のネタバレあらすじ結末
グレース・オブ・ゴッド 告発の時の紹介:2019年フランス映画。2016年1月に捜査が開始された「プレナ神父事件」。プレナ神父が担当する教区を変えながら長年に渡って信者の少年たちに性的暴力をはたらいていたという驚くべき事実が、ある一人の告発がきっかけとなり明るみに出た。20年、30年経っても、なお虐待のトラウマに苦しみ告発するまでの葛藤、告発したことによる代償、また告発によって生まれた希望を描く。ベルリン国際映画祭では銀熊賞を獲得したほか、多くの賞にノミネートされた。
監督:フランソワ・オゾン 出演:メルヴィル・プポー(アレクサンドル・ゲラン)、ドゥニ・メノーシェ(フランソワ・ドゥボール)、スワン・アルロー(エマニュエル・トマサン)、エリック・カラヴァカ(ジル・ペレ)、フランソワ・マルトゥレ(バルバラン枢機卿)、ベルナール・ヴェルレー(ベルナール・プレナ)、ジョジアーヌ・バラスコ(イレーヌ/エマニュエルの母親)、エレーヌ・ヴァンサン(オディール/フランソワの母親)、マルティーヌ・エレル(レジーヌ・メール)ほか