独立愚連隊の紹介:1959年日本映画。岡本喜八が自らのオリジナル脚本を映画化。日中戦争時の中国大陸を舞台に政治的メッセージと無縁な娯楽映画を作り上げ、高い評価を得た。普段は豪胆で男臭い役柄の多い三船敏郎がコメディリリーフとして珍演を見せる。
監督:岡本喜八 出演:佐藤允(荒木)、上原美佐(ヤン小紅)、中丸忠雄(橋本中尉)、上村幸之(大久保見習士官)
戦争映画のあらすじ
「独立愚連隊」のネタバレあらすじ結末
「大列車作戦」のネタバレあらすじ結末
大列車作戦の紹介:1964年アメリカ映画。フランスのジュ・ド・ポーム国立美術館の元館長ローズ・ヴァランのノンフィクション「美術戦線」を原作に映画化された戦争ドラマです。第二次世界大戦末期、ナチスドイツに占領されていたフランス・パリを舞台に、軍事費捻出のため美術品を国外に持ち出そうとするナチス軍人と、それを阻止しようとする鉄道員たちの攻防を描いています。
監督:ジョン・フランケンハイマー 出演者:バート・ランカスター(ポール・ラビッシュ)、ポール・スコフィールド(フランツ・フォン・ヴァルトハイム大佐)、ジャンヌ・モロー(クリスティーヌ)、シュザンヌ・フロン(ヴィラール女史)、ミシェル・シモン(ブール機関士)ほか
「独立愚連隊西へ」のネタバレあらすじ結末
独立愚連隊西への紹介:1960年日本映画。消えた軍旗をめぐって、独立愚連隊が西へ東へ奔走します。比較的コメディタッチで描かれる今作ですが、「軍旗」という名のボロ布一枚に敵味方が争奪戦を繰り広げる様には、しっかりと戦争の愚かさを訴える戦争批判の精神が伺えます。
監督:岡本喜八 出演者:左文字少尉(加山雄三)、戸川軍曹(佐藤允)、大江大尉(平田明彦)、金山中尉(中丸忠雄)、八路軍隊長(フランキー堺)ほか
「ハクソー・リッジ」のネタバレあらすじ結末
ハクソー・リッジの紹介:2016年オーストラリア,アメリカ映画。第二次大戦中、沖縄の前田高地(ハクソーリッジ)で銃を持たずに衛生兵として働き、多くの兵士を救った実在の二等兵の半生を描く。メル・ギブソンが「アポカリプト」以来10年ぶりにメガホンを取り、アカデミー賞では6部門でノミネート。編集賞と録音賞の2つのオスカーを獲得した。
監督:メル・ギブソン 出演:アンドリュー・ガーフィールド(デズモンド・ドス)、サム・ワーシントン(グローヴァー大尉)、テリーサ・パーマー(ドロシー・シュッテ)、ヴィンス・ヴォーン(ハウエル軍曹)、ヒューゴ・ウィーヴィング(トム・ドス)、ほか
「スペシャル・フォース」のネタバレあらすじ結末
スペシャル・フォース(壮絶!人質奪還作戦)の紹介:2011年フランス映画。アフガニスタン・カブールで武装集団に拉致された女性ジャーナリストを救出するために派遣されたフランス軍特殊部隊「スペシャル・フォース」の戦いを描く戦争アクション映画です。
監督:ステファン・リュボジャ 出演者:ダイアン・クルーガー(エルサ)、ジャイモン・フンスー(コバックス)、ブノワ・マジメル(ティクタク)、ドゥニ・メノーシェ(リュカ)、ラズ・デガン(ザイエフ)ほか
「太陽の帝国」のネタバレあらすじ結末
太陽の帝国の紹介:1987年アメリカ映画。SF作家として知られるJ・G・バラードの自伝的文学作品を映画化。最初は巨匠デヴィッド・リーンの監督作として準備が進められたが、結局スピルバーグが演出を担当することになった。日本好きの彼らしく、日本軍兵士を悪人として描いていない点が特徴。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:クリスチャン・ベール(ジェイミー)、ジョン・マルコヴィッチ(ベイシー)、ジョー・パントリアーノ(フランク)、伊武雅刀(ナガタ軍曹)、ガッツ石松、山田隆夫、ほか
「G.I.ジェーン」のネタバレあらすじ結末
G.I.ジェーンの紹介:1997年アメリカ映画。米軍における男尊女卑を完全撤廃しようと、女性活動家にして上院議員のデヘイヴンはある極秘プランを実行することにした。男でも志願者の4割しか耐えられないという海軍部隊SEALに女性兵士を1人送り込むというものだった。選ばれた海軍兵士ジョーダン・オニールは自らのプライドをかけて、SEALの参加を受け入れる。
監督:リドリー・スコット 出演:デミ・ムーア(ジョーダン・オニール大尉)、ヴィゴ・モーテンセン(ウルゲイル曹長(マスター・チーフ))、アン・バンクロフト(デヘイヴン上院議員)、スコット・ウィルソン(セーラム指令官)、ほか
「史上最大の作戦」のネタバレあらすじ結末
史上最大の作戦の紹介:1962年アメリカ映画。ハリウッドのタイクーンとして知られたダリル・F・ザナックが陣頭指揮を取り、オールスターキャストの大作として仕上げた戦争スペクタクル。延々たるヘリコプターショットで撮られた戦闘場面が印象に残る。
監督:ケン・アナキン、ベルンハルト・ヴィッキ、アンドリュー・マートン 出演:ジョン・ウェイン(ベンジャミン・バンダーボルト中佐)、ロバート・ミッチャム(ノーマン・コータ准将)、ヘンリー・フォンダ(セオドア・ルーズベルト・ジュニア准将)、エディ・アルバート(トム・ニュートン大佐)
「ハート・ロッカー」のネタバレあらすじ結末
ハート・ロッカーの紹介:2008年アメリカ映画。イラク戦争下、爆弾処理班として派遣されたジェレミー一等軍曹。凄腕の彼の仕事振りは、時には周囲をも危険に曝すほど際どいものでした。彼は、ただ任務に忠実なだけか、それとも狂気に取りつかれているのか?
監督:キャスリン・ビグロー 出演:ジェレミー・レナー(ウィリアム・ジェームズ二等軍曹)、アンソニー・マッキー(J・T・サンポーン軍曹)、ブライアン・ジェラティ(オーウェン・エルドリッジ技術兵)、レイフ・ファインズ(請負チームリーダー)、ガイ・ピアース(マット・トンプソン軍曹)、ほか
「プラトーン」のネタバレあらすじ結末
プラトーンの紹介:1986年アメリカ映画。実際にベトナム戦争に従軍したオリバー・ストーン監督自身の体験を元にベトナム戦争の現実を描いた作品。トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォーといった有名俳優を起用する一方、当時は無名だったジョニー・デップなども出演している。出演俳優達は撮影の2週間前から実際にローテーションを組んで野営監視を行う、食料は全て実際の軍隊と同様のレーション、戦場を演出するためシャワーを浴びることは禁止されるなどの徹底ぶりであった。焼き払った村から撤退するシーンで兵士たちが携行していたM16アサルトライフルは、日本の遊戯銃メーカー・MGCが提供している。
監督:オリヴァー・ストーン 出演:チャーリー・シーン(クリス・テイラー)、トム・ベレンジャー(ボブ・バーンズ曹長)、ウィレム・デフォー(エリアス・グロージョン軍曹)、ジョニー・デップ(ガーター・ラーナー)、デイル・ダイ(ハリス大尉)ほか
「無防備都市」のネタバレあらすじ結末
無防備都市の紹介:1945年イタリア映画。ロッセリーニ監督によるネオレアリズモの傑作。荒々しくリアルな映像が世界に衝撃を与え、イタリア映画の全盛期をもたらした。のちの巨匠フェデリコ・フェリーニが脚本に参加している。
監督:ロベルト・ロッセリーニ 出演:アルド・ファブリーツィ(ドン・ピエトロ・ペレグリニ神父)、アンナ・マニャーニ(ピーナ)、マルチェロ・パリエーロ(ジョルジオ・マンフレーディ)、フランチェスコ・グランジャッケ(フランチェスコ)
「フルメタル・ジャケット」のネタバレあらすじ結末
フルメタル・ジャケットの紹介:1987年アメリカ映画。ベトナム戦争における新兵の苦悩や葛藤を描いたグスタフ・ハスフォードの小説「ショート・タイマーズ」をスタンリー・キューブリック監督が映像化した作品です。若き志願兵たちの過酷で先の見えない訓練の日々、そして戦場に駆り出された彼らが目の当たりにした戦争の現実とは…。
監督:スタンリー・キューブリック 出演者:マシュー・モディーン(ジョーカー)、ヴィンセント・ドノフリオ(レナード)、R・リー・アーメイ(ハートマン軍曹)、アーリス・ハワード(カウボーイ)、アダム・ボールドウィン(アニマルマザー)ほか
「戦略大作戦」のネタバレあらすじ結末
戦略大作戦の紹介:1970年アメリカ映画。戦争真只中、勝利でも栄誉でもなく「金塊」のために敵地に乗り込む男達を描いたアクションコメディ。第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。ケリー二等兵は捕虜のドイツ軍人からクレルモンに大量の金塊が保管されていると聞き出す。彼は仲間を集め、味方が進軍する前に金塊をくすねてしまおうと持ちかけるのだった。
監督:ブライアン・G・ハットン 出演者:クリント・イーストウッド(ケリー二等兵)、テリー・サバラス(ビッグ・ジョー)、ドン・リックルズ(クラップゲーム)、ドナルド・サザーランド(オッドボール)、キャロル・オコナー(コルト将軍)ほか
「西部戦線異状なし」のネタバレあらすじ結末
西部戦線異状なしの紹介:1930年アメリカ映画。ドイツに住む純粋な若者たちが、戦争によって命を落とすまでの体験を描くことによって、戦争の悲惨さを訴えた反戦映画。ドイツ出身のレマルクが書いたベストセラー小説を原作とし、当時のドイツの様子を正確に捉えた本作は、第3回アカデミー賞で最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞した。
監督:ルイス・マイルストン 出演者:ルイス・ウォルハイム(カット)、リュー・エアーズ(ポール・バウマー)、ジョン・レイ(ヒンメルストス)、アーノルド・ルーシー(カントレック)、ベン・アレクサンダー(フランツ・ケメリック) ほか
「シンドラーのリスト」のネタバレあらすじ結末
シンドラーのリストの紹介:1993年アメリカ映画。スピルバーグ監督初のモノクロ作品で、ホロコーストの実態を詳細に描き、批評家から絶賛を浴びた。アカデミー賞では、作品、監督、脚色、撮影など7部門で受賞。長年オスカーと縁のなかったスピルバーグにとって記念すべき初の受賞となった。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:リーアム・ニーソン(オスカー・シンドラー)、ベン・キングズレー(イザック・シュターン)、レイフ・ファインズ(アーモン・ゲート)、キャロライン・グッドオール(エミリー・シンドラー)、ジョナサン・サガール(ポルデク)、エンベス・デイヴィッツ(ヘレン・ハーシュ)、マルゴーシャ・ゲベル(ヴィクトリア・クロノーシュカ)、ほか