007/ノー・タイム・トゥ・ダイの紹介:2020年イギリス,アメリカ映画。MI-6を退職し、ジャマイカで愛するマドレーヌと平穏な日々を過ごしていたジェームズ・ボンド。そんなある日、彼のもとにCIA諜報部員であり親友でもあるフィリックス・ライターが現れ、誘拐された科学者の救出を依頼する。現役復帰したボンドは、危険な最新技術を操る正体不明の敵と過酷な闘いに身を投じていく。前作『007スペクター』から6年ぶりとなる、シリーズ第25作目。主演のダニエル・クレイグにとって通算5作目のボンド作品となる本作はこれまでの集大成となる最終章。有終の美を飾る。
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 出演:ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、ラミ・マレック(サフィン)、レア・セドゥ(マドレーヌ)、ラシャーナ・リンチ(ノーミ)、ベン・ウィショー(Q)、アナ・デ・アルマス(パロマ)、ナオミ・ハリス(イヴ・マネーペニー)、レイフ・ファインズ(M)、ロリー・キニア(タナー)、ジェフリー・ライト(フェリックス・ライター)、ビリー・マグヌッセン(ローガン・アッシュ)、ダリ・ベンサーラ(プリモ)、クリストフ・ヴァルツ(エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド)ほか
映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイの予告編 動画
映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」解説
この解説記事には映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
007 ノータイムトゥダイのネタバレあらすじ:起
幼き日のマドレーヌ。
雪の中に佇むノルウェーの自宅で、能面をつけた謎の男に襲われ母親の命は無惨にも奪われました。恐怖に震えながら、男に銃を放ったマドレーヌ。
射止めたかと思いきや、男は氷上で息を吹き返し、割れた氷から水中に投げ出されたマドレーヌに向かって銃を向けました。しかし銃弾は氷を砕き、男はマドレーヌを助けました。
イタリア南部、世界遺産の観光地マテーラ。
MI-6を退き、バカンスを楽しむジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ(レア・セドゥ)の姿がありました。
ボンドは過去の恋にけじめをつけるべく、明くる朝、ひとりヴェスパーの墓を訪れました。
そこで不自然に置かれたカードを見つけたボンド。拾い上げるとそこにはスペクターのマークが。そして次の瞬間、何者かによってしかけられた爆弾が突然爆破。続いてバイクに乗った義眼の男プリモ(ダリ・ベンサーラ)と数台の車で追われるハメに。
なんとか逃げ切ったものの、マドレーヌが内通したと思ったボンドは彼女の言い分も聞かず別れを告げて去っていきました。
007 ノータイムトゥダイのネタバレあらすじ:承
5年後。
とあるウィルス研究施設から、科学者オブルチェフが特定のウィルスとともに連れ去られてしまいました。
これを受けて旧友のCIA諜報員フェリックス(ジェフリー・ライト)が仲間のローガン(ビリー・マグヌッセン)を伴って、ジャマイカの自宅までボンドを訪ねてきました。フェリックスからウィルスの奪還とオブルチェフの救出を依頼されたボンドでしたが、引退を理由にこれを拒否。
しかし、このウィルスは触れるだけで感染させることができたり、DNAを指定した人のみ殺すことができる恐ろしい兵器で、オブルチェフはこれを製造する”ヘラクレス計画”に関与していたのです。さらにボンドは自身の後継者ノーミ(ラシャーナ・リンチ)からこの兵器の裏にはMI-6の部長であるM(レイフ・ファインズ)の存在があることを知らされます。
ボンドはキューバに向かい、CIAの新人エージェント、パロマ(アナ・デ・アルマス)と合流。オブルチェフを探しました。潜入したパーティは、MI-6の管理下のもと収監されているはずのスペクターのボスだったプロフェルドの誕生日パーティでした。
そこで罠にはめられたことに気付いたボンドとパロマ。照明がボンドを照らしウィルスが放たれたのです。ところが意外な展開が待っていました。ウィルスにより次々倒れたのはスペクターのメンバーたち。オブルチェフは事前にプログラムを変更していたのでした。
オブルチェフを連れたボンドは、ボートでフェリックスやローガンと合流しました。しかし、ローガンは裏切り、オブルチェフと共に逃げてしまいます。ボートは爆発、ボンドは命からがら逃げることができましたが、ローガンの弾を受けたフェリックスは爆破された船とともに海底へと沈んでいきました。
007 ノータイムトゥダイのネタバレあらすじ:転
ロンドンに戻ったボンドは、Mと口論になりMI-6をクビになってしまいました。Mは平和を維持するために“ヘラクレス計画”を秘密裏に指示していましたが、それが仇となってしまったのです。
マネーペニー(ナオミ・ハリス)はボンドを連れてQ(ベン・ウィショー)のもとを訪れ、日本とロシアの間にある敵のアジトの島を突き止めました。
一方、サフィン(ラミ・マレック)はセラピストとなったマドレーヌの目の前に出現し能面を見せると、母親の命を奪ったのは自分だと話しました。さらに自分の家族を殺害したのはマドレーヌの父ミスター・ホワイトでした。
マドレーヌはプロフェルドが唯一口を聞く相手だと知ったサフィンは、プロフェルドに感染させるよう脅迫。予定通りマドレーヌは、面会時に同伴したボンドを介してプロフェルドを殺害したのでした。
しかしこれで仕事が終わるはずもなく、マドレーヌと彼女の娘マチルドはサフィンに誘拐されアジトに監禁されてしまいます。
007 ノータイムトゥダイの結末
Qのバックアップで、アジトに潜入したボンドとノーミ。
島全体に鎮座する鉄の要塞は戦時中のもので、広大な敷地に想像を絶する量のウィルスが培養されていました。
厚い防壁に覆われたアジトを中から爆破するだけでは壊滅させることができないことを悟ったボンドは、近海に配備されている英国軍の船からミサイルを発射するようQに提案しますが、国際問題を避けたいMは却下します。
その後、マドレーヌとマチルドを救出したボンドは、ノーミに彼女たちを託し島を脱出させ、自らは防壁を開くべく管制室へと向かいました。
向かってくる兵士たちをなぎ倒し、ひとり管制室に入ったボンド。
第二次世界大戦時のままのシステムは慎重に操作する必要がありましたが、Qの言葉を無視して手あたり次第スイッチを入れていきます。そして、壁はゆっくり開きました。
あとは自らが脱出するだけ。
ボンドに押し切られたMも軍ミサイルの発射にゴーサインを出しました。ところが、脱出寸前で再び防壁は閉じてしまいます。
管制室に戻り出口を確保することができましたが、サフィンが立ちはだかり、取っ組み合いになりました。激しい乱闘の末、敵を倒したボンドでしたが、サフィンの手には割れた容器に入ったウィルスが握られていました。
感染者は触れる者全てを感染させ、死ぬまで続いていく。Qの言葉に絶望を抱いたボンド。
間もなくミサイルが着弾しようとしていました。
脱出に成功したノーミを通じ、最後にマドレーヌと会話を交わしたボンド。
「マチルドの目は自分と同じ青色」
そう話したボンドに幾重ものミサイルが降り注ぎました。
MI-6本部の一室にて、テープルに置かれた1つのウィスキーグラスをメンバーたちが囲んでいました。
それぞれが手にしたグラスを上げ言います。
「ボンドに乾杯」
以上、映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のあらすじと結末でした。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」感想・レビュー
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相変わらず登場する車が面白くSUVの日英対決、アクションが目を引いた一つでした。
敵役はLAND ROVER DEFENDERとRANGE ROVER
ボンド側はランドクルーザーブラド。
プラドが意外に走るのに驚きますが、傷つけないところを見ると個人所有?と邪推してしまいました。
映画の始まる前の広告でDEFENDERが一回転して、前部が大破しながら普通に走行する姿に驚きました。 -
感動冷めあらぬ今現在です。
ボンドの最終章ということで楽しみにしていました。
カーチェイス、銃撃戦、とても面白かったですが、最後にボンドがミサイルによって亡くなるのはとても残念な結末でした。せっかく、愛するマドレーヌと娘と逢えたのに•••
なんとか、最後はハッピーエンドで終わって欲しかったと思うのは私だけでしょうか? -
007が亡くなるのは今回が初めてではないでしょうか?それも子供と愛するマドレーヌを残して、非常に心苦しい状態で映画館から出て来ました。脚本が悪いです最後は家族と共にハッピーエンドで走るアストンマーチンを見たかったです
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映画を見終わった後にこれほどの喪失感に襲われるとは思わず、自分でも戸惑っている所です。
カジノロワイヤル以降、クレイグは、ジェームズボンドを、無敵のヒーローからリアルな1人の男として私達の側へ寄り添わせ、そのまま、また手の届かない所へ連れ去ってしまった。もう二度と手の届かない所へ。怒りさえ覚えましたね。返してくれと。
それほどに心を揺さぶられました。
レアセドゥは彼女にしか出せない独特の雰囲気があり、ストーリーに現実味を持たせてくれたと思います。
是非、映画館で見て頂きたい映画です。 -
クレイグのボンドが大好きでしたが、とても悲しい終わり方でしたね。
エンドロールの後に、アストンマーチンの後席にウサギの人形を置いておく等、ボンドが生きていることの伏線でもあればもっと良かったのではと思ってしまいます。
クレイグお疲れさまでした。 -
ようやく今日見ました。
素晴らしかったです。
ボンド・マチルダ・ボンド
次の007は、
青い眼の金髪女子なのでしょうか。 -
James Bond will return
007のエンディングに必ず出るタイトルです。
007は死んではいません。死んだとみせかけているだけです。
しかし、次回作の新しいボンドにどのようにつなげていくかが困難ですよね。
何も無かったかのようにリブート作品として制作するのだけはやめてもらいたいと考えています。 -
よう分からんかった
わてには難しいわ
接着剤なら、ボンド -
米粒写経さんの【談話室】にて、あらすじを拝見致しました。
お話に大変感動致しました。
映画館に行く事のできない私には、居島さんの映画談義に救われております。
いつも有難うございます。
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友「007見てきたー、ボンドがねー…」,
私「えっマジで?!!!」
とネタバレされた状態で見ましたが、それでもショック
キリコさんが言うようにウサギの人形でボンド生きてる?とにおわせ程度あってらよかったのに…でもミサイルくらって生きてるのは、いくら007シリーズでも無理やり過ぎですかね…
いつか娘も00要員になって大活躍するのか、でも親としては娘には平穏な幸せをつかんでもらいたいかな
マドレーヌ母娘に幸いあれ -
降り注ぐミサイルから救出することができるのは…
フィリックスが実は死んでなかったか、やたら優秀な新人パロマ?
でもウイルスは…?どう繋がるのか楽しみです。
クレイグかっこよかったけど、ラストだからってちょっと盛り上げすぎかな。
レアセドゥは相変わらず素敵。Qが酒屋さんのエプロン?してたのはなんでなんだろう笑
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3時間弱の作品ですが、前半はアッという間に感じる面白さです。後半は監督が変わったのか?というくらい暗い展開に変わります。
なんだかんだで、ハッピーエンドとはならず
ラストがドヨーンな終わり方ですが、とにかくパロマちゃんが素敵過ぎます。
パロマちゃんのアクションシーンを観るだけでも価値があります! -
前半、めちゃくちゃ面白い
さすが!
後半なにこれ?
スペクターがあんな終わり方?
ジェームズボンド、死なないでしょ
子供できたのオープンになるのダメでしょ
敵とあんなに語るのは違和感がありすぎ
土下座したりとあちこちに変な日本色が出て気になるし
ルイアームストロングで締めるのも、ハッピーエンドならいいですけど、あれでは合わない
せっかくのダニエルクレイグ最後のボンドなのに
喪失感で終わるなんて悲しい -
これでは、ノー・ノー・タイム・トゥ・ダイではありませんか。最後にJames Bond will return.を信じて。親子三人幸せに暮らせるよう次回作に期待して今宵は寝ます。
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みんなボンドが生きていると言う願望ばかりですが…これは外国映画ですよ。ドラゴンボールじゃないのだから、例え主人公と言えど死ぬときは死ぬのです。
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Mが本当のプロフェルドであってほしかった。
前作(4作目)の後編的な内容になるのかと思っていたが全く厚みのないお話に… -
個人的な見解ですが、カジノロワイヤルのほうが面白かった
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死んでいると見せかけて実はボンドは不滅なのです。だから生きていると思います。
愛する妻と娘さんをこれ以上危険な事に巻き込みたくはないので生きています。 -
ジェームズボンド中、最高のボンド ダニエルクレイグお疲れ様でした。
あなたこそ、最高のボンドです。 -
ダニエルクレイグのボンドはこういう終わり方でいい。等身大の人間ボンドが、かっこいい。すごく楽しませてもらいました。ありがとう、ダニエル。
次回作はやっぱりジェームズボンドなんで、男でしょ。若返って黒髪のボンドに戻るんだわ。それはそれで楽しみです。
でも私のNo.1ボンドはこれからもダニエル。 -
ジェームスボンドウイルリターンこのテロップに期待して
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ダニエル・ボンド様
お疲れ様でした(`・ω・´)ゞ今まで、ありがとうございました!
安らかにお眠りくださいm(_ _)m自分も泣きつかれて安らかに眠れそうです…
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ルイアームストロングの曲は『女王陛下の007』のオマージュで、あれもバッドエンドでしたよね。はじめの海辺をドライブしている時にも流れて、嫌な予感はしてましたが…
次はどんなボンドが生まれるのか、批判覚悟で責めたキャラを期待します。
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ダニエルのボンド生きてて欲しい!個人的には カジノロワイヤルが好きでした。次回作ダニエルでもう1本撮って欲しい!
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このシリーズはスカイフォールで終わるべきだった。スペクターの面白さはオープニングタイトルのブロフェルドの示唆まででした。この際、トムクルーズにイーサンとボンドをやらせてみたら?
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牡羊座さんの意見に賛成です!
きっとそれ笑笑
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面白かった!
まさか死ぬとは…と驚きだったけど、最後は何度見てもうるっとしてしまう、ダニエルの作品の中ではダントツで好き。 -
ダニエルクレイグ大好き いわゆる色気むんむんのタイプじゃないところ好きです でもこの映画は暗かった でも死なないとけじめつかないし仕方ないかも
この映画含め5作品全て宝物 being ジェームス ボンドというドキュメント見てみてください 最高です! -
実は宇宙人に助けられてボンドは生きているんです。
ボンドは超人だから。仮に死んだように見せているんですよw -
次のジェームズボンドはLMDかな?
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家族を得た、まさに宝石のよう。
最期の満面の笑み、シリーズ唯一の愛が成就したのだと。
ふさわしいハッピーエンドであったと思います。
今日観てきました。ボンドが最後に死ぬ前に妻マドレーヌと娘マチルドに最後の別れの言葉を告げてミサイルで亡くなったシーン号泣して涙止まりませんでした。ボンドかっこよかったです