オクジャ(okja)の紹介:2017年韓国・アメリカ映画。ポン・ジュノが映画ではなくストリーミング配信を選び、さらにこの作品がカンヌ映画祭でプレミア上映され話題になりました。笑いながら観ることができる作品ですが、メッセージとしてはとても深いものがあると思います。動物保護団体、ミランド社、ミジャそれぞれのエゴが見え考えさせられる作品です。
監督:ポン・ジュノ 出演:ティルダ・スウィントン(ルーシー・ミランド)、アン・ソヒョン(ミジャ)、ジェイク・ギレンホール(ウィルコックス博士)、リリー・コリンズ(レッド)、スティーヴン・ユアン(ケイ)
映画「オクジャ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オクジャ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オクジャ(okja)の予告編 動画
映画「オクジャ」解説
この解説記事には映画「オクジャ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オクジャ(okja)のネタバレあらすじ:起
ミランド社はスーパーピッグのコンペティションを開催しました。26か国の農家でそれぞれスーパーピッグを育て、優勝したスーパーピッグで繁殖させることが目的です。このスーパーピッグは食べられる目的で飼育されるのでした。10年後、韓国の山の中で育てられたオクジャ(スーパーピッグ)をみに動物学者のウィルコックス博士がやってきます。ミジャはまるで姉妹のようにオクジャと常に一緒にいました。ミジャはオクジャをアメリカへ連れて行かれることを祖父に知らされていませんでした。オクジャを失くした代わりに金の豚をミジャにプレゼントするが、ミジャはオクジャを探しに山を降りることにしました。
オクジャ(okja)のネタバレあらすじ:承
ソウルに着いたミジャはミランド社に向かいました。オクジャを想う気持ちが彼女を強くさせ、オクジャを執念で見つけ出しましたが、オクジャはアメリカに輸送されるためトラックに載せられていました。トラックを追いかけるミジャのほかに、このトラックを追いかけるグループがいました。動物保護団体ALFがオクジャを助けに来ました。オクジャを助けたALFのリーダー、ジェイはミランド社のスーパーピッグの遺伝子組み換えの事実をミジャに伝え、ミランドの隠している事実を暴くことを協力してほしいことをミジャに伝えます。ミジャは協力するつもりはなかったが、通訳したケイが嘘をつき、オクジャとはニューヨークへ向かうことになりました。
オクジャ(okja)のネタバレあらすじ:転
ALFのせいですっかりイメージダウンしたミランド社のルーシーは好感度を上げるためにミジャとオクジャの感動の再開の演出を考え、ミジャをニューヨークへ招待しました。
ミッションを成功させたかったケイは嘘の通訳をしたことをジェイに伝えました。ミジャはオクジャをつれて山に帰りたかったという事実をしったジェイは激怒し、ケイをALFから追放しました。ルーシーはスーパーピッグソーセージの発売イベントを開催し、そこでミジャとオクジャの感動の再開の演出をさせる段取りをしていました。ALFはオクジャの救出作戦を考え、ミジャにそのことを伝えました。何事もなくパレードは行われていましたがこのパレードにはたくさんのALFたちが潜伏していました。また、ルーシーの姉のナンシーもロンドンからニューヨークへ来ていました。オクジャとの再会で電波ジャックをし、ALFはミランド社の行っている実態の動画を観衆にみせるとパレードでは暴動がおこりました。この隙にジャックたちはミジャとオクジャを助け出そうとしますが失敗に終わります。ALFを追放になったケイはミジャを救い、ジャックたちとオクジャを助けるため、スーパーピッグたちを加工する工場へ向かいました。
オクジャ(okja)の結末
工場についたミジャたちはオクジャを必死で探します。そこでミジャがみた光景は加工されたスーパーピッグたちの姿でした。ギリギリのところでミジャはオクジャを見つけますが、ナンシーに見つかってしまいます。ナンシーはオクジャを殺すように言いますが、ミジャは金の豚でオクジャを買うとナンシーに取引交渉をしました。ナンシーはこの取引に合意し、オクジャを開放しました。ミジャとオクジャは、次々に殺されていくスーパーピッグたちを横目に工場からでていきます。その途中で、小さなスーパーピッグをオクジャに渡した母のスーパーピッグがいました。この子どもをミジャは韓国の山に連れてかえり一緒に生活をするのでした。
この映画の感想を投稿する