ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵の紹介:2006年日本映画。漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第7作目です。ハードでシリアスな要素が多かった前作と違い、『ONE PIECE』の明るくコミカルな面を押し出した作品になっています。麦わらの一味が難破した海賊船から宝箱を手に入れたことをきっかけに、一味達がメカ島での冒険をくりひろげるお話です。
監督:宇田 鋼之介 声優:田中真弓(モンキー・D・ルフィ)、中井和哉(ロロノア・ゾロ)、岡村明美(ナミ)、山口勝平(ウソップ)、平田広明 (サンジ)、トニートニー・チョッパー(伊倉一恵)、ニコ・ロビン(山口由里子)、稲垣吾郎(ドクター・ラチェット)ほか
映画「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」解説
この解説記事には映画「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:難破した海賊船からの宝箱
ある日麦わらの一味は沈没寸前の海賊船と思われる船から大きな宝箱を発見します。ところが宝箱からは、宝ではなく老婆が現れました。老婆は自分を故郷の島まで送り届けてくれたら、財宝を渡すと言います。その島には特別なお宝があり、海の王様だけがかぶることが出来る金の冠があると言います。そのお宝に魅かれて一味たちは老婆の故郷の島、メカ島という島へ向かいます。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:メカ島
メカ島に到着すると、浜辺の防衛システムが発動しルフィたちを攻撃しようとしてきます。海賊が来たとこの島の領主のラチェットに部下のホンキ大佐が伝えたため、またその部下のマジ将軍によって防衛システムが発動しました。船に老婆がのっているのが分かると、ラチェットの部下達は老婆を連れ去ってしまいます。老婆はラチェットの母親でした。せっかく老婆を送り届けたのにお礼もなく船を攻撃されて一味たちはだまされたと肩を落とします。金の冠のことを聞いてもマジ将軍にそんなものはないと笑い飛ばされてしまいます。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:ゆらり唄
退去しようとしたところ、島に着いたとき島民がゆらり唄という昔から島に伝わる唄を歌っていたことに、仲間のロビンは宝のヒントがあるのではと言います。その唄の歌詞に「白い蛇」という文言があるので、白い蛇を探しだせば宝が見つかるかもしれないと言うのです。島の影が海面に映ったとき、山頂の雪が白い蛇のように見えたことに気づいたルフィはその後も歌をヒントにして謎を解いていきます。その謎をたどっていくと、洞窟にたどりつきました。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:領主のラチェット
謎を次々と解き明かすルフィーたちを見ていた領主のラチェットはルフィたちを利用してやろうと思います。洞窟が開き、ラチェットはルフィたちを城へ招くことにしました。ラチェットは自分のことを天才発明家ドクター・ラチェットと名乗り、協力して宝を探そうと誘います。ルフィはラチェットを、がりがりメガネ君と呼び、協力することにします。その後はラチェットたちと協力して謎を解き明かしていきます。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:ゆらり唄の2番の歌詞
ロビンが文字が刻まれているのを発見し、ラチェットたちも知らなかったゆらり唄の2番の歌詞を見つけます。その歌詞の謎を元に仲間たちが行動すると様々なことが分かってきました。、岩を斬ると緑の銛が出てきたり、本来海の中にある珊瑚やフジツボがメカ島の山頂に存在しています。さらに山頂には1000年以上前に作られた神殿もありました。ゆらり唄の謎に示されたとおりに、ナミが銛にイナズマを落とすためクリマタクトで雷雲を作りイナズマを落とすと、ラチェットは、「これですべての準備が整った」と言います。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:メガ島は巨大な亀だった
神殿にいたロビンは島の正体についての記述を見つけます。ロビンは信じられないというような表情をします。メカ島は、島そのものが巨大な亀でした。その巨大な亀は島亀と呼ばれ、島亀が眠る千年間人々は甲羅の上で暮らしていたのです。産卵のとき起こす方法として人々はゆらり唄を伝えていました。ナミが起こした落雷によって島亀が目覚めたのです。ラチェットは、ゆらり唄が島亀を起こす方法だと知っていました。ラチェットには島亀を操り世界を征服しようという目的がありました。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のネタバレあらすじ:ラチェットの戦い
ラチェットは機械仕掛けで触手のようなものを大量に四方八方に張り巡らし、巨大な亀をコントロールし始めました。巨大島亀は自分の意志とは無関係に泳ぎ始めてしまいます。島亀が痛いと言っているのを、チョッパーが聴き取ります。ルフィたちはマジ将軍の罠で、地下へと落とされてしまいます。それを老婆とラチェットの執事の権造が助けます。老婆は息子のラチェットの非礼をルフィたちに詫び、世界征服など知るはずもなく息子ラチェットを止めて欲しいとルフィたちに頼みます。ラチェットを止めるため城の頂上へと至ったルフィを迎え撃つラチェット。今まで自分が開発したメカや装備で麦わらの一味を攻撃します。遂に最終兵器スーパーゾウガメ君に乗ってラチェットは現れます。ルフィを踏み潰そうとしてところで、ルフィのパワーアップポイントであるギア2が発動し、ラチェットはぶっ飛ばされてしまいます。ルフィがラチェットと戦っている間に、ロビンとサンジが島亀を操るメカを止めようとしますが、メカに弱いサンジは、機械仕掛けのメカをすべて壊してしまい、逆に制御不能にしてしまいます。
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵の結末:金の冠
制御不能となった城を破壊することにしたルフィたちは、ルフィ、ゾロ、サンジ、そしてウソップの4人の連携で、ラチェットの城を真っ二つに破壊します。そのことにより暴走して隣の島に激突するところでしたが、やっと島亀を止めることができました。もともと産卵のために目覚めた島亀はやっと無事産卵をします。結局求めたお宝である金の冠はどこにもなく、諦めて出航しようとします。その時ルフィが金の冠を発見します。金の冠は産卵した亀の卵の殻のことだったのです。金の冠のように黄金に輝く卵の殻でした。ルフィたちは、金の冠をメリー号で引いて出航します。その間、ラチェットは母である老婆にお尻を叩かれこっぴどく叱られていました。ルフィたちが次なる冒険へ胸を膨らませている頃、金の冠は途中で水没してしまうのでした。
以上、ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のストーリーのあらすじと結末でした。
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