パンダ・コパンダの紹介:1972年日本映画。監督・高畑勲、脚本・宮崎駿の黄金コンビが贈る短編アニメーション作品です。天真爛漫な小学生の少女と、人間の言葉を話せるパンダの親子との心の交流を描いています。
監督:高畑勲 声の出演者:杉山佳寿子(ミミ子)、熊倉一雄(パパンダ)、太田淑子(パン)、瀬能礼子(おばあちゃん)、山田康雄(おまわりさん)ほか
映画「パンダ・コパンダ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パンダ・コパンダ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パンダ・コパンダの予告編 動画
映画「パンダ・コパンダ」解説
この解説記事には映画「パンダ・コパンダ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パンダ・コパンダのネタバレあらすじ:起
東京の郊外におばあちゃん(瀬能礼子)と二人で暮らす小学生のミミ子(杉山佳寿子)。ある日、おばあちゃんが法事のためしばらく遠くの街に出向くことになり、ミミ子は一人で留守番することになります。そんな時、ミミ子は自宅の庭に見知らぬ足跡を発見、程なくして子供のパンダを発見します。最初ミミ子はぬいぐるみだと思いましたが、子供のパンダは人間の言葉を話す本物のパンダ・パン(太田淑子)でした。
パンダ・コパンダのネタバレあらすじ:承
大はしゃぎしたミミ子は子パンダを家に入れ、ミルクを飲ませると、今度はパンの父・パパンダ(熊倉一雄)がやってきました。すっかりミミ子の家を気に入ったパパンダは、両親のいないミミ子の親代わりになることを買って出ます。喜んだミミ子はパンの母親代わりになると言い出し、そしてミミ子と二匹のパンダとの奇妙な生活がスタートしました。
パンダ・コパンダのネタバレあらすじ:転
ミミ子はパパンダとパンにお弁当を作りますが、パパンダは人間の仕事のことは全くわかりません。ミミ子は学校に行きますが、密かにパンが後をつけていました。家に帰るようにいってもパンは聞かず、仕方なくぬいぐるみのフリをして学校に連れて行きます。校舎の外で待たされたパンは給食の匂いにつられて調理室に入ってしまい、調理師たちに見つかってしまいます。パンは逃げる途中で給食のカレーを被ってしまい、それを見た学校中の先生や児童らはパンを熊だと勘違いして大騒ぎになってしまいます。
パンダ・コパンダの結末
ミミ子は何とかパンを助け出すと、今度はおまわりさん(山田康雄)がパンダ親子を捕まえにやってきました。実はパパンダとパンは動物園から脱走していたのであり、懸賞金もかけられ街中は躍起になって探していたのです。そんな折、パンが行方をくらましてしまいました。ミミ子とパパンダはパンを探しに行きますが、動物園の園長(和田文雄)らに見つかってしまいます。ミミ子が事情を話すと、街の人々もパンの行方を探し始めました。一方のパンは木の板に乗って川を下っていましたが、その先にある水門の向こうには滝がありました。パンを助けようとミミは川に飛び込みますが溺れそうになります。そこにパパンダが水門を閉め、ミミ子とパンは無事救出されました。それからパパンダとパンは、ミミ子の家から動物園に通勤するということになり、ミミ子とパパンダとパンは引き続き一緒に暮らせることになりました。
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