ピーターラビットの紹介:2018年アメリカ映画。世界中で愛されているピーターラビット。可愛いイラストで知られるあのうさぎたちが実はとってもしたたか!?意地悪なおじいさんにいたずらしたり、動物好きの女性にお世話してもらったりと、イギリス湖水地方でたくましく楽しく生きています。このお話は、原作者ビアトリクス・ポターを思わせるヒロイン・ビアと都会からやってきたちょっと変な男マグレガー、そしてうさぎたちが繰り広げる意外にも激しいアクションとダンスのエンターテイメント作品。ミュージカル要素も満載です♪
監督:ウィル・グラック キャスト: ローズ・バーン(ビア)、ドーナル・グリーソン(トーマス・マグレガー)、サム・ニール(マグレガーおじさん)、ジェームズ・コーデン(ピーターラビットの声/吹替版は千葉雄大)
映画「ピーターラビット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピーターラビット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピーターラビットの予告編 動画
映画「ピーターラビット」解説
この解説記事には映画「ピーターラビット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーターラビットのネタバレあらすじ:起
豊かで美しい自然が広がるイギリス・ウィンダミア。うさぎのピーターは三姉妹の妹フロプシー・モプシー・カトンテール、いとこのベンジャミンと大きな木の根元で暮らしています。
今日は怖いマグレガーおじさんの庭の畑に忍び込んで、おいしそうに実った野菜をいただくつもり。順調にゲットしていたピーターですが、調子に乗っておじさんにつかまりそうになってしまいます。トレードマークの青いシャツを脱いで逃げようとしますが、もう間に合わない!間一髪のところを、自然を愛する優しい隣人の女性ビアに助けられます。
ビアはいつでもうさぎたちの味方。ピーターたちは今日もビアの家におじゃまします。画家の卵である彼女の絵はお世辞にもうまいとはいえないけれど、うさぎたちを描いた絵を前にするとピーターは悲劇を思い出します。
青いシャツを着ているのはピーターたちのお父さん。家族のために畑に忍び込んだものの、おじさんにつかまりパイにされてしまったのです。
もう畑には入らないと約束したピーターですが、形見の青シャツが挑発するように掲げられているのを見て、中に入り込みます。シャツは取り返したものの、おじさんにつかまってしまうピーター。しかしその時、おじさんは心臓発作で倒れてしまったのです。
ピーターラビットのネタバレあらすじ:承
宿敵がいなくなり、ピーターは付近の動物たちみんなを招き入れます。畑では野菜食べ放題、家の中では好き放題に暴れまわってもうぐちゃぐちゃ。歌って踊って大騒ぎです。
その頃、ロンドンの有名デパート“ハロッズ”では、トーマス・マグレガーが朝の点検の真最中。超几帳面な彼は職場ではちょっとウザい存在。野心家の彼は昇進できなかったショックで暴れてしまいます。クビになった彼に田舎のおじさんが亡くなったとの知らせが届き、面識はないものの遺産整理に向かうことにしました。
田舎嫌いのトーマスが家に到着すると野菜が散乱し、家の中からはたくさんの動物が出て来て潔癖症の彼はもうパニック!しかし隣りに住む美しいビアに出会い、彼女の前では動物が嫌いだということを隠すトーマス。見えないところでひそかに動物たちを駆除しようと誓うのでした。
翌日、トーマスは、太めのベンジャミンを捕まえると麻袋に入れて車ででかけます。ピーターたちは大急ぎで荷台に乗り込み、隙を見て彼を救出、そうとは知らずトーマスは橋の上から麻袋を川に投げ込みますが、その中にはビアからプレゼントされた双眼鏡が入っていたのです。
事態に気づいたトーマスは川に飛び込み、びしょぬれになりながら回収しました。怒りに火が付いたトーマスはうさぎ駆除のためにダイナマイトを買い込みますが、店の外で偶然ビアに出会い、そのことを隠したまま彼女を送っていくのでした。
ピーターラビットのネタバレあらすじ:転
トーマスとビアは一緒に過ごすことが多くなり、二人の距離が縮まっているのは明らかでした。ピーターにとってその事実は受け入れがたく、トーマスに対する敵意は日に日に高まっていきます。
ある日、ビアの家でトーマスとピーターは、ビアから仲良くしてほしいと言われます。彼女の前では取り繕う二人(一人と一羽?)ですが、見ていないところでは激しいバトルを繰り広げています。するとピーターがビアの描きかけの絵に、青い絵の具をつけてしまいます。怒ったビアはピーターに「悪い子!」と言って彼を外に追い出してしまいます。
ほくそ笑むトーマス、ショックを受けるピーター。危機感を感じたピーターはついにトーマスを追い出すべく、様々なワナを彼の寝室に仕掛けいやがらせをします。トーマスも柵に電流を通して徹底抗戦しますが、ピーターたちは更に細工をして逆にトーマスが感電して失神してしまいます。
命の危険を感じたトーマスはついにピーターたちの巣にダイナマイトを仕掛けます。トーマスVSピーター、一対一の戦いが続く中、ビアの登場でその場を取り繕うトーマスを陥れるべく、ピーターはダイナマイトのスイッチを自ら押してしまいます。するとピーターたちの家がある木が爆発で倒れ、ビアの家を壊してしまうのでした。
ピーターラビットの結末
ビアは、爆発をピーターのせいにしたトーマスをなじり、もう顔も見たくないと言い放ちます。トーマス・マグレガーの家は売りに出され、ビアも引っ越すことになりました。
ピーターは自分のせいでビアの家が壊れ、ビアとトーマスの仲が壊れてしまったと責任を感じていました。そして、意を決して二人を仲直りさせるため、ロンドンまでトーマスを迎えに行くことにするのでした。
大都会ロンドンで、まちねずみジョニーに案内してもらいハロッズにたどり着くと、そこでは大好きなおもちゃを売る仕事に復帰したトーマスが働いていました。でも、ピーターたちを見た途端、あの戦いの悪夢を思い出した彼はパニックを起こし、再び店の中で大暴れしてしまいます。
それでもピーターの気持ちを理解してビアと仲直りしたいと思ったトーマスは、仕事を放りだして共にウィンダミアに向かうのでした。
動物たち総出の協力でビアの出発を阻止したうさぎたち。なんとか間に合ったトーマスはピーターのおかげでビアと仲直りし、売りに出されていた家を買主から取り戻すことに成功しました。二人はその後その地で幸せに暮らしたそうです。
以上、映画「ピーターラビット」のあらすじと結末でした。
ピータラビットとその仲間たちの再現度がとにかくすごかったです!
そのうさぎたちの可愛いビジュアルとは裏腹に、マグレガーとのブラックないたずら合戦が繰り広げられるところがツボにはまりました。また見たいなと思える映画です。