悪魔の毒々おばあちゃんの紹介:1988年ベルギー,フランス,オランダ映画。二人の老婆の誕生日パーティーが大きな屋敷で開かれることになり、大勢の親族が集まりました。みんな財産目当てで盛り上がっていた時、絶縁された家族からの贈り物が届き、箱を開けると老婆二人に悪魔が乗り移り、親族を次々殺し始めました・・・・という内容のスプラッターホラー映画です。ホラー全盛の80年代の作品で、低予算で過激な作品ばかり送り出していたトロマ社の配給映画です。
監督:エマニュエル・ケルヴィン 出演者:カトリーヌ・エイメリー(ヘレン)、カロリーヌ・ブラックマン(スージー)、ロバート・デュボア(司祭)、リシャール・コティカ(ギルバート)、ダニー・デイヴン(エリザベス)、パトリシア・ダヴィア(アリス)ほか
映画「悪魔の毒々おばあちゃん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔の毒々おばあちゃん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「悪魔の毒々おばあちゃん」解説
この解説記事には映画「悪魔の毒々おばあちゃん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔の毒々おばあちゃんのネタバレあらすじ:起
二人の老婆エリザベスとヴィクトリアの誕生日パーティが屋敷で開催されようとしていました。二人の老婆は大金持ちで、二人に血の繋がりのある親族が集まり始めました。皆の目的はもちろん財産分与です。自分の工場が火事になり、火の車ながら若い妻ジェシカのいるフレッド、色々な国に兵器を売るハーベイ、自転車をこいでせっせと進む中年女性のバーサ、親の財産を使い果たしたロジャー、臆病者のジョンと妻のエリカ、そして娘のスージーと息子のギルバーと、エリカのレズの相手のヘレン、そしてよくわからない司祭達でした。そして屋敷には、使用人の女親子と男のラドゥがいました。
悪魔の毒々おばあちゃんのネタバレあらすじ:承
皆が集まり、晩さん会が始まりました。お互い財産を沢山貰いたいものばかりが牽制し合っていました。その時、屋敷の入り口に来客がありました。使用人の娘のアリスが出ていくと、見知らぬ人から誕生日プレゼントの箱とお祝いの言葉を綴った手紙を渡されました。それを持って晩さん会に帰ると、二人の老婆は喜び、箱を開け、手紙を読みました。それは悪魔崇拝に走ったクリストファーからでした。しかしクリストファーは絶縁されており、財産分与の権利は無いので、とりあえず乾杯しようという事になりました。ジェシカが歌い始めると、箱から白い煙が立ちはじめ、老婆二人のグラスに吸い込まれました。乾杯の音頭と共に酒を飲み干した老婆たちに異変が起こりました。二人の爪が伸び始めたのでした。
悪魔の毒々おばあちゃんのネタバレあらすじ:転
長くなった爪で誕生日ケーキに入刀しました。そして老婆二人の顔は化け物になりました。やがてアリスが殺されました。その時エリカは娘のスージーが居ないことに気づきました。スージーを探していると、息子のギルバートの声がしました。しかし老婆の化け物が声を出していました。老婆二人の殺戮が始まりました。一人ずつ惨殺され、ハーベイ、バーサ、フレッド、ジョンの4人が集まりました。脱出しようという事になりましたが、太ったフレッドが逃げる途中に体がはまって殺されました。ハーベイはショットガンで撃ちますが、死なずに逆に殺されました。ジョンとバーサは司祭に会いました。すぐに老婆たちが来て司祭に自殺を迫り、司祭は自殺しました。ジョンがクリストファーの箱を壊せば終わると言いますが、ジョンが殺されました。
悪魔の毒々おばあちゃんの結末
箱を持ったバーサが一人で逃げ込んだ部屋には、ヘレンとギルバートがいました。そしてバーサが箱をハンマーで叩き壊しました。すると老婆たちは元に戻りました。警察が屋敷に来て、殺された死体を回収していました。エリカは生きていましたが、担架で運ばれ瀕死でした。ヘレンはギルバートに一緒に住もうと言うと、ギルバートも喜んでOKしました。元に戻った二人の老婆は元気でした。一方、箱を壊したバーサはタクシーに乗り、口から緑の液を出し豹変していました。悪魔はバーサに乗り移っていたのでした。
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