霊界の扉 ストリートビューの紹介:2011年日本映画。亜子は妹のマナが突然失踪したことで、マナのパソコンに映る一軒家のストリートビューの画像が関係があるのではと、佐知と共に調べ始めます。やがて佐知の友人の真部から、表の世界と裏の世界の話を聞いた亜子は、マナが裏の世界にいることを知り、マナを助けようとしますが…という内容のストリートビューを題材にしたジャパニーズホラーです。
監督:古賀奏一郎 出演者:小野まりえ(亜子)、亜矢乃(佐知)、日和佑貴(真部)、伊藤星(舞)、青木梨乃(マナ)ほか
映画「霊界の扉 ストリートビュー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「霊界の扉 ストリートビュー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
霊界の扉 ストリートビューの予告編 動画
映画「霊界の扉 ストリートビュー」解説
この解説記事には映画「霊界の扉 ストリートビュー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
霊界の扉ストリートビューのネタバレあらすじ:起
朝、大学生の亜子は、母から「マナを起こしてきて」と言われ、妹のマナの部屋に入ります。しかしマナはおらず、パソコンにある一軒家が映し出されていました。そのままマナは行方不明になり、母と祖父は落ち込んでいました。
大学のパソコン室で、親友の佐知と調べていると、佐知が部屋を探すのに便利だと言って、ストリートビューで空き部屋の建物を検索していました。この様子を見た亜子は、マナの部屋で見た画面と同じだという事を知り、操作方法を佐知に習って自宅に帰ります。そしてマナのパソコンの閲覧履歴から、一軒家の画面を表示させます。
一軒家の玄関の前には、影のようにぼやけた男性が立っている姿がありました。翌日、その画面を佐知に見せると、男の姿が少し動いていました。マナの失踪に関係があるかもしれないと二人は、一軒家の近くの不動産屋を訪ねます。
すると、その家は空き家でこの不動産屋が管理していました。そこで佐知が「友達とのルームシェアの家を探している」と言って見せてもらうことになります。家に向かう途中、公園で一人遊ぶ少女を亜子が見つけます。
霊界の扉ストリートビューのネタバレあらすじ:承
家に入ると、順番に部屋を案内されます。2階の和室の壁に、不気味な人の顔がたくさん描かれていました。気味が悪いので二人はそのまま家を出ます。帰り道、公園にまだ女の子がいるのを見かけた亜子は話しかけます。髪の毛がボサボサだったため、髪をとかしてヘアバンドで束ねてあげました。
翌日、亜子は大学で佐知から心霊現象に詳しい真部を紹介されます。ストリートビューに映った男の話をすると、真部は用事があると言って立ち去ります。亜子が自宅に帰ると、母親が「自分には似合わないと女の子が返しに来た」と言ってヘアバンドを見せます。
亜子は公園に走って行き、女の子に「私の家がどうしてわかったの?」と聞くと、女の子は「知っているお姉ちゃんが教えてくれた」と言います。そして女の子は「教えてあげる」と言って亜子を呼ぶと、汚れた箱を渡します。亜子が箱を開けると、笑う人形が入っていました。びっくりした亜子を見た女の子が、指をさして笑うと、亜子は「指をさすな!こんな性格だから友達が居ないんだ!」と罵声を浴びせて家に帰ります。
霊界の扉ストリートビューのネタバレあらすじ:転
亜子は大学で真部に会い、妹が行方不明になった話をします。真部は「この世には、自分たちのいる表の世界と、決して見えない裏の世界がある。しかし、表と裏へ通じる扉はいろんなところにある」と話し始めます。
その夜、大学に残っていた佐知が、黒い影の男に襲われました。女の子の事が気になっていた亜子が公園に行くと、女の子が小石で、一軒家の壁にあったものと同じ奇妙な顔を描いていました。先日の事を謝り、チーズバーガーを食べさせ、別のヘアバンドで髪を束ねてやります。女の子は自分の名前を舞と言いました。
大学で真部に会った亜子は「佐知と3日間連絡が取れない」と言われ、自宅に電話しますが佐知は居ませんでした。そこで亜子は真部と喫茶店に行き、あの一軒家の画像を見せます。しかし画像は、二人がいる喫茶店が映っていました。
そしてよく見ると、影の男がゆっくり歩いているのがわかりました。真部が「やばい」と言うと、ウエイトレスが狂ったように暴れ出し、白目をむいて痙攣します。二人は喫茶店を飛び出し、家に帰った亜子は、再びヘアバンドが返され、笑う人形が吊るされているのを見ます。
霊界の扉ストリートビューの結末
亜子が公園に行って舞に会い、叱りつけます。すると舞は「お姉ちゃんの妹だという人と話が出来る」と言います。翌日、真部から「喫茶店のウエイトレスが自殺した。あの黒い影の男は裏の人間だ」と言われます。
自宅に戻った亜子は、舞が行方不明になったというニュースを見ます。亜子はすぐさま公園に行きブランコに乗って待っていると、隣のブランコが無人で動き出します。亜子は舞ではないかと声をかけると、舞が返事をします。亜子は「佐知とマナをこっちに帰して」と言います。するとマナは「ダメだ、二人とも帰りたくないと言っている」と言います。
自宅に戻った亜子が、ストリートビューで一軒家を映しだします。すると2階の部屋にマナがいました。急いで一軒家に行き、マナを呼ぶと返事をしますが、影の男が襲ってきます。亜子は窓から飛び出して逃げ帰りました。
自宅で目覚めた亜子は、パソコンに自分の部屋が映っているの見ます。家の中には誰もいませんでした。外に出て、団地に行っても誰もいませんでした。誰かが見るストリートビューには黒い影となった亜子が映っていました。亜子も裏の世界に行ったのでした。
以上、映画「霊界の扉 ストリートビュー」のあらすじと結末でした。
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