映画「ワールド・ウォー・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
WARLD WAR D ワールド・ウォー・デッドの紹介：2013年アメリカ映画。あるジャーナリストが、ゾンビ大戦の生き残りの兵士3人のゾンビ達との戦いの物語を書くために、3人と共に激戦地区へ向かい、過去を振り返りながら話を聞く、という内容のゾンビ映画です。ゾンビとの戦いより、むしろ兵士同士の人間ドラマに重点を置いています。
監督：アレック・ギアハート 出演者：ドミニク・マーセル（カーター）、カイル・ゴードン（本人）、トラヴィス・オレアリー（本人）、アレック・ギアハート、マヌエル・エドゥアルド・ラミレス、タイラー・アレン、ほか
この解説記事には映画「ワールド・ウォー・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
一人のジャーナリストが『血みどろの稜線』という物語を書こうとしていました。それは50万人のアメリカ人死者を出したゾンビ大戦を勝ち抜き、生き残った3人の兵士の物語でした。
兵士はカーター、ゴードン、ブレアの3人でした。ジャーナリストは3人の戦いの軌跡を追うため、4人で戦場である丘に向かいました。片足を失ったゴードンは杖を突いての参加でした。
激戦から3年、兵士たちは戦場に着きました。そして丘を目指して登りはじめました。丘の上には土嚢を積み上げた基地がありました。元々は総勢150人の160部隊が街を監視するために作ったもので、ビクター・ヒルで戦っていたカーターたちは120人の兵士の中で生き残った6人に、160部隊の基地に応援に行けという命令で来たのでした。
着いてみると生き残りは5人だけで、指揮官は狂ったようになっていました。カーターらは、ゾンビハンター6と名付けられ、指揮官はペレスでした。残りの二人はオリリーとブリックスでした。
神に祈りを捧げるペレスに、カーターが話しかけました。ペレスは自分の命より兵士の命を守ってくれと祈っていました。兵士が生き残るなら死んでもいいと言うペレスに、先に死んだら天国からメーッセージを送ってくれとカーターが言うと、ペレスは、送るから必ず見てくれと言いました。
指揮官に報告して、4日間寝ていない6人は眠りにつきました。深い眠りに入っている時、無線が入りました。ゾンビが20体向かっていると言いました。ペレスを除く5人はマシンガンや手りゅう弾で攻撃を始めました。しかしペレスがすぐ止めました。無線に耳をやると、無線をしてきた36部隊がゾンビに襲われているのでした。
すると160部隊の指揮官が、33部隊の救出に向えとペレスに言いました。これにゴードンが怒り、殴りかかろうとしましたが、ペレスに止められました。ペレス以外は160部隊の指揮官に怒りを感じていましたが、ペレスの説得で命令通り36部隊の救出に向かいました。
36部隊の居場所につくと、すでに全滅で、兵士たちは肉片になっていました。ペレスは一人離れ、兵士たちの無事を祈っていました。カーターは兵士の肉片を片付けながら、生まれてはじめて神に祈りを捧げました。
その時、ゾンビ達が襲ってきました。ゾンビは俊敏で、体を撃たれても向かってきました。マシンガンでゾンビの頭を撃ちながら逃げる6人でしたが。ゾンビ達は、何処からともなく次々現れました。
カーターとコンビを組んでいたブリックスがゾンビに襲われ、カーターの体をかばうようにして死にました。5人で固まり、周囲のゾンビを殺しながら移動していると、ゾンビになったブリックスが、剣でゴードンの脚を切り裂きました。襲われながらもゾンビ達を殺すも、オリリーが噛み殺されました。そこでペレスの先導で、カーターとブレアがゴードンをかかえて移動していました。しかし背後からはゾンビ達が追っていました。
義足になったゴードンが、脚を切られた現場を見て考え込んでいました。他の3人は声もかけることが出来ませんでした。このままだと全員が殺されると判断したペレスは、カーターに、自分が犠牲になってゾンビを足止めして殺すから、お前たち3人は逃げるんだと言いました。
カーターが納得すると、ペレスはゾンビ達の方へ歩いて行きました。カーターたちは再び基地へ行きました。グラスに酒を7杯分つぎ、死んだ3人分と生き残った3人、そしてジャーナリストに渡しました。
その時、カーターは土嚢に書かれた文字を見ました。天国からのペレスのメッセージでした。カーターはしっかり確認しました。ジャーナリストは自分の部屋で、『血みどろの稜線』の仕上げにかかっていました。
以上、映画「WARLD WAR D ワールド・ウォー・デッド」のあらすじと結末でした。
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