砂の城の紹介:2017年イギリス映画。砂の城の紹介:学費目当てで入隊したオークルは、想像を超える戦地の過酷さに入隊したことを早々に後悔します。しかし、その過酷さをもっと超えるバクーバでの経験で、オークルに新たな感情が芽生えます。
監督:フェルナンド・コインブラ 出演:ニコラス・ホルト(マット・オークル二等兵)、ローガン・マーシャル=グリーン(ハーパー軍曹)、グレン・パウエル(ディラン・チャツキー軍曹)、ヘンリー・カヴィル(サイバーソン大尉)、ほか
映画「砂の城」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「砂の城」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
砂の城の予告編 動画
映画「砂の城」解説
この解説記事には映画「砂の城」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
砂の城のネタバレあらすじ:起
アメリカでは軍人になると学費が免除されます。オークル(ニコラス・ホルト)は学費目当てで2001年に軍隊に入ります。それをすぐに後悔し、帰国したい一心で自ら自分の手に怪我を負わせます。
しかし、帰国は認められず、怪我も治ったころにバグダッドへ向かう指令が出されます。そして2003年にバグダッドへの侵攻が始まります。そこでオークルは、アメリカ軍が優勢の状態で戦地を過ごします。
砂の城のネタバレあらすじ:承
3ヵ月後、オークルが所属する部隊がバクーバへ派遣されることが決定します。今の環境ほど安全なところではありません。派遣理由は、アメリカの攻撃でポンプが壊れてしまい、水の供給が出来なくなってしまったため、住民に水を供給するためでした。
バクーバへ着くと、想像以上の水不足の環境で、住民がパニック状態になっていました。しかも、住民はアメリカ軍を歓迎していないため、冷たい態度をとられます。ここはスナイパーにいつ襲われるかわからない危険地帯です。オークルたちは任務を行いますが、住民はなかなか言うことをきいてくれないので効率よく水を供給できません。
アメリカ軍だけでは給水ポンプを修繕するには時間がかかりすぎるので、住民を雇うことにします。しかし誰も志願者はいませんでした。理由は、アメリカ軍の手伝いをすると命を狙われるからです。
そこで、アメリカ軍は部族長に話をつけることにします。交渉は難航します。結局交渉は決裂し、隊員たちだけでなんとかするしか方法はありませんでした。
いつものように給水車を移動させている途中や、住民がいるのにも関わらず、給水中にスナイパーに襲撃をされました。そのときに、仲間のチャツキー(グレン・パウエル)が撃たれてしまいます。隊員たちは解決策が見つからず、途方に暮れるばかりでした。
砂の城のネタバレあらすじ:転
給水場の横にある学校の先生が、子供たちのために水を運んでほしいとオークルの元に頼んできました。オークルはその学校の先生を信頼できそうだったので、給水ポンプ修繕の協力を依頼します。
先生は渋っていましたが、次の日、先生の弟と仲間たちがポンプ修繕の手伝いに来てくれました。おかげでポンプの修繕が順調に進み始めます。しかし、次の日には来なくなってしまいました。
様子がおかしいと思い学校へ行くと、先生が丸焦げになって死んでいました。この事件をきっかけに、アメリカ軍から襲撃することにします。先生の弟が敵の基地の情報を教えてくれました。襲撃を開始し、激しい戦闘になります。そして引上げようとしたときに爆撃を受け、バートン(ボウ・ナップ)が重症となってしまいます。
砂の城の結末
大きな被害を招きましたが、翌朝、襲撃した甲斐もあって、先生の弟たちはまた給水ポンプ場にやってくることができました。しかし、作業中にポンプ場が爆破攻撃を受け、手伝いに来てくれた何人かが吹き飛ばされてしまいました。
その後、ハーパーとオークルは一度バグダッドへ戻ります。当たり前に水が出てくる環境にオークルは不思議な気持ちになります。そして、オークルは帰還命令を下されます。
あんなに帰りたいと思っていたオークルは、「帰りたくない!」と最後まで水を通すという任務を全うしたいと伝えましたが、上司に説得され、最後は晴れやかな表情で戦地を後にするのでした。
以上、映画「砂の城」のあらすじと結末でした。
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