夏の嵐の紹介:1954年イタリア映画。カミッロ・ボイトの短編小説『官能』を映画化。破滅的な恋に溺れる伯爵夫人の姿を、巨匠ヴィスコンティ監督が豪華絢爛に描き出す。イタリアの伯爵夫人リヴィアは、ある日恋多きオーストリア軍将校フランツに出会った。理性では拒絶しつつも、フランツの言葉巧みな誘惑に溺れてしまうリヴィア。やがて制御を失った彼女の恋心は、国をも巻き込んで破滅の道を突き進んでいく。
監督:ルキノ・ヴィスコンティ 出演:アリダ・ヴァリ(リヴィア・セルピエーリ伯爵夫人)、ファーリー・グレンジャー(フランツ・マーラー中尉)、マッシモ・ジロッティ(ロベルト・ウッソーニ侯爵)、ハインツ・モーグ(セルピエーリ伯爵)、リナ・モレリ(ラウラ)ほか