上海ルージュの紹介:1995年中国,フランス映画。魔都上海を舞台にある豪邸へ来ることとなった1人の男性の目を通して語られる残酷な社会を中国の巨匠、チャンイーモウが色彩豊かに描いた作品です。
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー、リー・パオティエン、リー・シュエチェン、スン・チュンほか
映画「上海ルージュ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「上海ルージュ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「上海ルージュ」解説
この解説記事には映画「上海ルージュ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
上海ルージュのネタバレあらすじ:上海を夢見る男性
1930年代の中国一の都市、上海。その街に1人の男性が降り立ちました。その人物は水生といい、彼は叔父を頼りにこの上海で一旗揚げようとしたのでした。彼は上海に着くとすぐにこの街でも有数の豪邸、ナイトクラブに招かれます。ここで彼は召使いとして働くこととなるのです。この豪邸の持ち主は裏の顔も持っており、他の勢力と極力対立しないように気を使っていました。
上海ルージュのネタバレあらすじ:対立勢力の襲撃
その夜は小部屋で床につく彼。次の朝、豪邸の主人は自分の子分を呼んで歌を楽しみます。そして次の日、事件が発生します。敵対している人物は多数の人物を引き連れて豪邸の主人の子分を多数殺害していったのです。
上海ルージュのネタバレあらすじ:小島への移動
これよりも多くの犠牲を出さないように主人は自分の隠れ家のある小島へといきます。しかしこの小島には必要最小限の人間しか入ることができませんでした。
上海ルージュのネタバレあらすじ:水生の盗み聞き
水生はそこで主人のナイトクラブで歌う女性と話しをし、彼女から水生の夢である自分の豆腐店の資金が貯まった時点で上海を出るように促されます。そして主人は敵の主人を島に招き入れます。庭にいた水生は偶然彼らの話しを盗み聞きするのです。その話とは、彼らが主人のナイトクラブで歌う女性を殺害するということでした。
上海ルージュの結末:内通
慌てて水生は主人に事情を話し、敵の主人は捕獲されます。しかし、主人は子分と敵の主人が画策していたことを執事により知らされており、さらに子分と女性の関係も知っていたことで子分と女性を処刑します。主人は水生も逆さ吊りの刑に処し、自分の言うことを聞くように強制します。自分の運命を悟った水生は上海行きの船に乗ったのでした。
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