死臭 つぐのひ異譚の紹介:2015年日本映画。ホラーゲームの映画化作品。アパートの一室で殺された女が成仏できず、街中で公衆電話を使って一般人を自分の世界に引き込んでいくという内容です。3つのストーリーが最後一つに繋がるという話の流れになっています。
監督:菊池正和 出演:前田希美(松本杏子)、吉田絵美(つぐみの母)、今野祐輔(前原)、範田紗々(逝絵)、鈴木楓恋(三島つぐみ)、梅谷又朗(つぐみの父)、寺岡万輝士(タチバナ巡査)、眞嶋優(三島カナ)、神野愛莉(女子高校生)ほか
映画「死臭 つぐのひ異譚」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「死臭 つぐのひ異譚」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
死臭 つぐのひ異譚の予告編 動画
映画「死臭 つぐのひ異譚」解説
この解説記事には映画「死臭 つぐのひ異譚」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
死臭 つぐのひ異譚のネタバレあらすじ:起
アパートの一室で逝絵という女が前原に殺してくれと、もがいています。前原は逝絵の首を思いっきり絞めると死んでしまいました。杏子は友達に手伝ってもらいアパートに引っ越してきました。一人暮らしのため、隣の前原の部屋に挨拶に行きましたが返事はありませんでした。三島家では、二人娘の妹のカナが行方不明になり、母が落ち込んでいました。父親が仕事から帰って来ると、夫婦げんかになりました。娘のつぐみが怒り、けんかは収まりました。その時、玄関に警官のタチバナが刑事と一緒にやってきました。そして母親が泣きだし、カナが死んでいたことがわかりました。両親は検死に向かいました。
死臭 つぐのひ異譚のネタバレあらすじ:承
一人になったつぐみを、タチバナは護衛のために家の前で見張りました。翌朝も学校の途中まで送りました。その後タチバナが自転車で帰っていると、白い服の女性がいました。女性を呼びますが、そのままアパートに入りました。追いかけたタチバナは1203号室の前原という部屋の扉が開いているのに気づきました。呼んでも返事が無い為、隣の部屋の住人に聞くと、杏子が出てきました。杏子は昨日引っ越してきたばかりで知らないと言いました。つぐみは、白い服の女を見た後、公衆電話が鳴り、その電話に出てしまいました。その後つぐみの家の電話が鳴りました、母親が出るとツグミが学校に来ていないと言いました。その連絡はタチバナにも入り、慌てたタチバナでしたが、再び白い服の女が現れ、公衆電話が鳴りました。
死臭 つぐのひ異譚のネタバレあらすじ:転
杏子は街角で白い服の女を見かけました。公衆電話が鳴り、白い服の女に追いかけられて、杏子は自分の部屋に戻りました。そして前原の部屋に入りました。クローゼットには御札が貼られていました。中には何もありませんでした。冷蔵庫にも御札が貼られていました。冷蔵庫を開けるとバラバラにされた死体がありました。その場から逃げた杏子は行方不明になった女子高生を見つけました。見知らぬ部屋で目覚めたつぐみは、下の道路でカナを見つけ追いかけました。タチバナは夜の街をさまよい、見知らぬ男に出会いました。この男こそ前原で、タチバナに亡霊に引き込まれると、皆ここに来ると言いました。男は工場の制御室のようなところにいました。
死臭 つぐのひ異譚の結末
公衆電話が鳴り、杏子はつぐみと会いました。二人で逃げているとタチバナに会いました。前原とタチバナ、杏子、つぐみが一緒にいる時、白い服の女が現れました。前原が「オレが殺した逝絵だ」と言いました。逝絵は『殺して』と唸り声をあげていました。電話の声は逝絵だったのでした。そして逝絵はつぐみを殺しました。前原を殺さないと逝絵は成仏しないと考えたタチバナは、前原を撃ちました。倒れた前原でしたが、逝絵はタチバナをも殺しました。前原が死んでいないと思った杏子は、前原の胸をナイフで何度も刺しました。気が付いた杏子は、アパートの前原の部屋にいました。冷蔵庫を開け、逝絵のバラバラ遺体を確認しました。その時クローゼットから逝絵が出てきて杏子に襲いかかるのでした。
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