ブルー・ダイヤモンドの紹介:2018年カナダ,アメリカ映画。高価なブルーダイヤモンドの儲け話に乗せられロシアへ向かうアメリカ人宝石商。しかしビジネスパートナーが行方不明になります。宝石商は彼を探しますが、ロシアマフィア、政府関係者、国際宝石ビジネスを巻き込む取引に発展します。『ブルー・ダイヤモンド』はキアヌ・リーブス主演で、広大なシベリアの大地を舞台に、アクションと恋愛が繰り広げられるストーリーです。ロシアは世界最大のダイヤモンド産出国であり、ミールヌイはダイヤモンド産業の中心地です。
監督:マシュー・ロス 出演:キアヌ・リーヴス(ルーカス・ヒル)、アナ・ウラル(カティア)、パシャ・D・リチニコフ(ボリス・ヴォルコフ)、モリー・リングウォルド(ガビー・ヒル)、ラファエル・パタルディ(パヴェル)、ユージン・リピンスキ、ほか
映画「ブルー・ダイヤモンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルー・ダイヤモンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブルーダイヤモンドの予告編 動画
映画「ブルー・ダイヤモンド」解説
この解説記事には映画「ブルー・ダイヤモンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルーダイヤモンドのネタバレあらすじ:起・ブルー・ダイヤモンドを追いロシアへ
ルーカス・ヒル(キアヌ・リーヴス)はアメリカの宝石商。ロシア人のピュートルから、高価なブルーダイヤモンドの金儲けの話があるからロシアのサンクトペテルブルグへ来いと言われます。ルーカスがピュートルのマンションに到着すると、受付で「ピュートルはミールヌイに行ったのでは」と聞きます。ルーカスはピュートルに電話し「ダイヤはどこだ?」とメッセージを残します。
ルーカスは暴力団ボリス(パシャ・D・リチニコフ)とその部下パヴェル(ラファエル・パタルディ)に会い、ダイヤを売ることを考えます。ボリスはルーカスに、ダイヤを48時間以内に持ってこいと言います。ルーカスはシベリアのミールヌイへ、ピュートルとダイヤを探しに行きます。ミールヌイの宿泊先に着いたルーカスは、地元のカフェでアメリカ人をからかう男たちと喧嘩になりますが、店長のカティア(アナ・ウラル)に救われます。
その夜、ルーカスはカティアの家で過ごします。ルーカスはピュートルの兄弟アンドレイに、ピュートルの居場所を聞きますが、アンドレイはピュートルはミールヌイから去ったと言い、暴力団で元スペツナズ(ロシア特殊任務部隊)のサムソノヴに偽ダイヤを売ったと言い、サムソノヴに追われていると言います。ルーカスはサンクトペテルブルグに戻らなければなりませんが、飛行場は天候不良で閉鎖されます。怒りのルーカスはカティアに慰められ、彼女の家に向かいます。
ブルーダイヤモンドのネタバレあらすじ:承・消えたピュートルとダイヤの謎
ルーカスはカティアの酒場に行き、彼女の友人や兄弟と酒を飲んで仲良くなり、狩りに行くことにします。その夜、宿泊先でルーカスは妻ガビー(モリー・リングウォルド)とスカイプし、ガビーに愚痴をこぼしますが、青いろうそくを見つけます。ルーカスはカフェに行き、部屋の青いろうそくをカティアにプレゼント、二人はキスし愛を深めます。
ルーカスはカティアの兄弟、ロシア人の友人達と狩りに行きますが、ダイヤのことが気になります。その晩、ルーカスはカティアと愛し合い、カティアはルーカスに家族の過去を話し、何日でも家に滞在して良いと言いますが、ルーカスは天候も良くなったのでサンクトペテルブルグに戻ることにします。
サンクトペテルブルグに着いたルーカスは、ピュートルはサンクトペテルブルグにいないこと、ボリスが何回も電話していたことを知ります。ルーカスは部屋でミールヌイで見た青いろうそくを見つけ、不審に思って壊すと、ダイヤが出てきます。ルーカスはカティアに電話し、青いろうそくを持ってこいと頼みます。ルーカスはダイヤをコンピュータ解析しますが、本物であることが判明します。
ボリスはルーカスに電話し、会うことを約束してダイヤ持って来ることにします。友人のビンセントがルーカスに電話し、翌日9時に会うことにします。ビンセントはルーカスに、この取引はFSB(ロシア連邦保安庁)と暴力団が関与している危険を示唆、ルーカスに家に帰ることを勧めます。カティアはサンクトペテルブルグに到着し、二人は車中で愛し合います。
ブルーダイヤモンドのネタバレあらすじ:転・ボリスとルーカスの駆け引き
ルーカスはカティアの持ってきた青いろうそくの中のダイヤをコンピュータ解析しますが、それは偽物と判明します。カティアはルーカスにセックスを求め、ルーカスはそれに応じますが、ルーカスは妻を思い出してしまいます。
ルーカスはボリスとのダイヤを持ってくるという約束の面会に向かい、外へ出ます。ボリスはコンピュータでなく専門家を使ってルーカスのダイヤをチェック、専門家は目で見て本物と認定します。喜びのボリスはルーカスと酒を飲みますが、そこにカティアも現れます。ボリスは自分のガールフレンドを呼び、ルーカスに対して、カティアにボリスの男性器、ボリスのガールフレンドにルーカスの男性器を、それぞれ口でしゃぶらせることを求めます。
ボリスは義兄弟になるためのロシア流のやり方だと説明しますが、ルーカスはアメリカ人はこんな馬鹿なことはしないと言います。しかし、ボリスの強い要求にルーカスとカティアは当惑しながらも要求に応じます。カティアは外に出て怒りの表情を浮かべますが、ルーカスは慰めます。
ブルーダイヤモンドの結末:ロシア連邦保安庁の頼みとルーカスの運命
宿泊先でルーカスはロシア連邦保安庁(FSB)の関係者に会います。その関係者はルーカスに早くロシアから去れと言いますが、その前に頼み事をします。保安庁は暴力団サムソノヴを逮捕、ピュートルが彼に売った偽ダイヤを押収したが、ボリスに対して本物だと言って売ってくれ、そして金は保安庁の口座に入れろというものでした。
ルーカスはボリスに会いますが、部下のパヴェルは、ダイヤが偽モノだったらひどい目にあうと警告します。専門家がコンピュータ解析しようとしますが、ボリスはルーカスを信用し、解析なしに取引が成立し、金は保安庁の口座に振り込まれます。
カティアはミールヌイの家に帰り、ボリスは飛行場に向かいます。アメリカへの飛行機を待つルーカスはアンドレイからメッセージを受け取り、ピュートルの居場所がわかったと言います。ルーカスは気を変え、ミールヌイに行くことにします。ミールヌイに着いたルーカスはカティアの兄弟を訪ね、カティアに会い、体を重ねます。
ルーカスはピュートルの隠れている場所に向かいますが、そこにはピュートルの死体がありました。ルーカスはカティアの兄弟からライフルを借ります。偽ダイヤと分かったパヴェルがルーカスを殺しに来ます。激しい銃撃戦となり、パヴェルの部隊を殺すルーカス。しかし、最後はパヴェルに射殺されるのでした。
以上、映画「ブルー・ダイヤモンド」のあらすじと結末でした。
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