SING/シングの紹介:2016年アメリカ映画。動物たちの歌唱オーディションに奮闘する様子を数々のお馴染みのヒットソングに乗せて描くミュージカルCGアニメ映画。経営困難に追い込まれていた劇場のオーナー、コアラのムーンは愛する劇場を守るため歌のオーディションを開催することにする。様々な困難がムーンに立ちはだかるが、彼は劇場を守り抜くことが出来るのだろうか。
監督:ガース・ジェニングス 声の出演:マシュー・マコノヒー(バスター・ムーン)、トリー・ケリー(ミーナ)、リース・ウィザースプーン(ロジータ)、スカーレット・ヨハンソン(アッシュ)ほか
映画「SING/シング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「SING/シング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
SING/シングの予告編 動画
映画「SING/シング」解説
この解説記事には映画「SING/シング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SING/シングのネタバレあらすじ:1
コアラのバスター・ムーンは6歳の時、父親と人生で初めて劇場に行き、その素晴らしさに一瞬にして魅了される。
大人になったムーンはこの同じ劇場を買取り、オーナーとなる。多くの観客でにぎわっていた劇場だったが、時代と共に経営は困難となり、今や差し押さえの危機に直面していた。そこでムーンは歌のオーディションを開催しこの劇場を救い出そうと思いつくのだった。
こうして秘書のミス・クローリーはオーディションの募集ポスターを作るのだったが、ゼロを二桁間違えて多くしてしまい、優勝賞金$100,000と大金が書かれたポスターを配ってしまうのだった。
SING/シングのネタバレあらすじ:2
同じころ、ゴリラの少年ジョニーは細道に立ち一人で歌っていた。彼の父親はギャングのリーダー、ビッグダディーで、ジョニーは父親やそのギャング仲間たちと一緒に強盗の手伝いをさせられていた。
ブタのロジータは毎日25匹の子豚たちの世話に追われ、いつも仕事で忙しい夫のノーマンの面倒も見なければならず、趣味の歌を歌うことでストレスを発散していた。
ハリネズミのカップル、アッシュとランスは小さなステージでロックデュオを披露していた。アッシュはボーイフレンドのランスが自分にリードさせてくれない事に一人悩んでいた。
ゾウのニーナは祖父の誕生日に美しい声でバースデーソングを歌う。すると祖父はシャイな彼女に他の人たちの前でもその美しい声を披露すべきだというのだった。
ネズミのマイクは駅でサックスを吹いていた。彼は硬貨をくれた通りすがりの猿に持っているすべての金を出すように強制をするのだった。
SING/シングのネタバレあらすじ:3
オーディションのポスターをまいた次の日、ムーンの劇場にはオーディションに集まったジョニー、ロジータ、アッシュ、マイクを含む、歌に自信のある大勢の動物たちが押し寄せ、ムーンが自ら審査員を務めるオーディションが開催される。
シャイなゾウのミーナは家族たちに背中を押されオーディションに行くが、いざステージに立つと緊張で歌えなくなってしまうのだった。そんな中オーディションは終わり、ムーンはジョニー、マイク、アッシュをソロの予選通過者として、ロジータをもう一人のブタ、グンターとデュエットの予選通過者として選ぶのだった。
ここでようやくオーディションのポスターに書かれている金額の間違いに気づくムーンだったが、後戻りはできないと皆に内緒のままリハーサルを進めてしまう。
SING/シングのネタバレあらすじ:4
ムーンに歌のリストを渡された動物たちはリハーサルを始める。そこにミーナが戻ってきてオーディションを改めて受けさせてくれないかと頼もうとするのだったが、ムーンは彼女にショーの手伝い役になる事を提案する。
裏方になることにノーと言えずにそれに応じるミーナだったが、帰宅すると家族や祖父たちがオーディションに受かったと勘違いをしてしまい、彼女はそれに話を合わせるのだった。
ショーに向けて準備をしているムーンのもとに、銀行員がやってきて滞納している借金を払わなければ劇場を差し押さえると通告するのだった。
ムーンは友人の羊、エディーの祖母でレジェンド級の歌手であるナナ・ヌードルマンに資金提供を依頼する為に劇場に彼女を招き、大きな水槽とイカのダンスによるプロジェクションマッピングのような演出をしたショーを開催するのだった。
感心するナナであったが、ショーの途中で水槽が割れて水浸しになってしまった劇場は、一瞬にして崩れてしまう。
SING/シングの結末
ナナからの資金提供も受けられず劇場も失い、さらに賞金がないことが皆にばれてしまったムーンは落ち込み、引きこもってしまう。
もうこれ以上失うもののないムーンは、洗車の仕事をしている時、どこからともなく聞こえる美しい歌声のする方に行ってみると、そこには一人で歌うミーナの姿があった。ミーナの歌声に魅了されたムーンは皆を呼び戻し劇場を仮設し直すと、ショーを開くことにする。賞金はもうないと知った皆もムーンに協力するのだった。
そしてショーが始まると、テレビ中継されていた劇場に次々と観客が押し寄せ、ミーナも大勢の観客の前で美しい歌声を披露し、ショーは大成功を収める。そしてムーンは観客の中に拍手をするナナを見つける。
その後、ナナはムーンの劇場に資金提供をして買い戻し、ムーンの劇場は新たに心機一転、再スタートを切るのだった。
エンドロール後、映画SING/シングの続編製作が決定と告知されて映画は終了します。
以上、映画SING/シングのあらすじと結末でした。
SING/シングの劇中音楽の紹介
■ミーナ(象)
Don’t you worry bout a thing(スティーヴィー・ワンダー)
■マイク(ねずみ)
My Way(フランク・シナトラ)
■グンター&ロジータ(豚)
Shake It Off(テイラー・スウィフト)
Bad Romance(レディ・ガガ)
■ジョニー(ゴリラ)
I’m Still Standing(エルトン・ジョン)
Stay With Me(サム・スミス)
The way I feel inside(タロン・エガートン)
■アッシュ(ヤマアラシ)
Set It All Free(映画オリジナル)
Call Me Maybe(カーリー・レイ・ジェプセン)
「SING/シング」感想・レビュー
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吹き替え版を見ましたが、とにかく豪華キャストで、歌のシーンは迫力がありました。長澤まさみさんの歌唱力も素敵でした。洋楽がたくさん出てくるので、音楽が好きな人にはたまらない映画だと思います。映画館で思わずリズムを取りながら見てしまいました。きゃりーぱみゅぱみゅさんの歌も出てきたのはびっくりでした。ストーリーもハラハラする展開で次から次へと話が変わっていくので、続編がとても楽しみです。
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かなり子供向けの作品。勇気付けられるストーリーだが、★2つ。魅力は日本人キャストによる歌。注目は、スキマスイッチによるブルースソング。合っていて非常に良かったが、日本語歌詞の字余り、字足らずがちょっと気になる。お次は声優、山寺宏一による完璧なジャズソング。とにかくうまい。MISIAによるハレルヤもなかなかだ。アリアナグランデ×スティービー・ワンダーのエンディングも聞き逃しちゃいけない。
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海外旅行中に英語版(吹き替えなし)で観ました。英語はそれほど得意でない私ですが、ストーリーがわかりやすく、またキャストの歌声が素晴らしく最後まで見入ってしまいました。オリジナルサウンドトラックを購入しそれ以来何度もリピートして聞いています。小さなお子さんでも楽しめる作品となっていますので、ぜひご家族で一緒に観てみてください!
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基本的に洋画は字幕で観るのが断然好きですが、こちらの映画は吹替の俳優陣が好きな人ばかりだったこともあり、吹替で観ました。大正解だったと思います。長澤まさみちゃんも、さいとうさんも、ミーシャも、全ての人の歌がそれぞれに全部、良かったです。
像のニーナが勇気をだして一歩踏み出し、歌い始めるところは鳥肌が立ち泣きそうになりました。
家族で見に行きましたが、6歳の娘も、70歳近い母も、とても楽しんで観ていました。
自分も変われるかもしれないと勇気をもらえる、そんな心温まるお話でした。
吹き替えで見たのですが、思わぬところに宮野真守がいて本当にびっくりしました。キャスト確認して検索かけるとミニオンの時からよく呼ばれるようになったようで、俳優や歌手ばかりのキャストの中に声優をちゃんと読んでくれていたことに好感を持った。あと、主要キャストが歌手や芸人さんだったけど違和感を感じることはなかったので吹き替え超おススメ