映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！の紹介：1986年日本映画。全世界的な人気を誇る任天堂のゲーム『スーパーマリオ』シリーズの初の映像化作品となるアニメ作品です。マリオとルイージの兄弟はゲームの中の異世界からやってきたピーチ姫に助けを求められ、世界征服を目論むクッパ大王と戦うことに・・・。
監督：波多正美 声優：古谷徹（マリオ）、水島裕（ルイージ）、山瀬まみ（ピーチ姫）、千葉繁（キビダンゴ／カメ）、菊池正美（ハル王子／カメ）、丸山裕子（クリボー）、小宮和枝（クリボー／キノピオ）、堀絢子（ジュゲム／ミスエンドレス）、キートン山田（ハンマーブロス／カメ）、水鳥鉄夫（カメ）、佐藤正治（カメ）、八奈見乗児（司祭）、 宮内幸平（きのこ仙人）、中野れい子（パタパタ親）、ベリーズ（パタパタ子供）、山本百合子（キノピオ）、江森浩子（キノピオ）、和田アキ子（クッパ大王）ほか
この解説記事には映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マリオは弟のルイージと共に日用雑貨店「GROCERY」を営んでいます。大のゲーム好きであるマリオはその日の夜もファミコンのゲームに熱中していました。そんな時、突然ゲームの画面がピーチ姫が悪のカメ軍団に追われている画面に切り替わり、なんとテレビ画面から現実世界に飛び出してしまいました。
ピーチ姫に一目惚れしてしまったマリオは彼女の力になってあげることにしましたが、今度はテレビ画面の向こうからカメ一族の支配者であるクッパ大王が現れ、ピーチ姫はさらわれてテレビの世界へと連れていかれました。ルイージはマリオの話を信じようとはしませんでしたが、マリオの傍らにはピーチ姫が落としていった宝石のペンダントが落ちていました。
翌日、仕事が手につかない状態のマリオを見かねたルイージは、マリオが手にしているペンダントが「宝の国」にある幻の宝石であることに気づきました。マリオは宝の国の情報を聞くため104番に電話をかけたところ、電話に出た謎の男から使いの者をやるからすぐに来てくれと告げられました。
その直後、「GROCERY」にキビダンゴという1匹の子犬が現れ、マリオの持っているペンダントを奪って去っていきました。マリオとルイージはキビダンゴを追いかけ、砂漠地帯にある土管の中へと入っていきました。
マリオとルイージは宝の国である異世界の「きのこの国」に辿り着きました。ペンダントを取り戻したマリオとルイージは、キビダンゴと一緒にいるきのこ仙人なる老人と出くわしました。きのこ仙人はきのこの国の現状を語り始めました。
クッパはきのこの国の征服を目論み、魔法で国の住民であるキノピオたちをレンガやつくしなどの姿に変えてしまったということです。クッパは次の13日の金曜日にピーチ姫と結婚式を挙げようと目論んでおり、きのこ仙人はこの国を救えるのは古くから伝説として語り継がれている「マリオブラザーズ、すなわちマリオとルイージしかいないと語りかけました。
クッパを倒すには不思議な力を宿す「真実のきのこ」「愛の花」「無敵のきら星」からなる「3つのパワール」が必要であり、マリオとルイージはキビダンゴを連れて「3つのパワール」を探す旅へと出発しました。
その夜、マリオたちが野宿をしているとクッパ一味のクリボーが現れ、まんまと誘い出されたルイージはワライタケを食べさせられて錯乱させられてしまいました。何とかルイージを正気に戻したマリオでしたが、今度はマリオは羽の生えた巨大なカメのパタパタに連れ去られ、ヒナたちの餌にされそうになりました。マリオはパタパタの巣の上の岩山に「真実のきのこ」があるのを見つけ、無事入手に成功しました。
旅を続けるマリオたちは現れたクリボーにまたしても騙され、人食い花パックンフラワーの生息地へと足を踏み入れてしまいました。
何とか脱出したマリオたちでしたが、今度は雲に乗ったカメのジュゲムが現れ、甲羅にトゲの生えたカメのトゲゾーを投げつけて襲い掛かってきました。マリオはジュゲムの雲を奪い、天気を操って雪を降らせました。するとトゲゾーたちはたちまち弱りだしていきました。
雪が解けるとそこにはジュゲムやトゲゾー、パックンフラワーはなく、あたり一面に綺麗な花が咲いていました。マリオたちは「愛の花」を手に入れました。
クリボーはマリオたちの行く手に金貨をばらまき、マリオたちを金鉱へ誘き寄せました。そこは実は牢獄であり、マリオたちは閉じ込められてしまいましたが、ルイージが機転を利かせて一行は脱出に成功しました。マリオは海の中に「無敵のきら星」があるのを見つけ、何とか入手することに成功しました。マリオたちは海底に沈んでいた船を引き上げ、クッパの城へと向かいました。
そして迎えた13日の金曜日、満月の夜。クッパの城ではクッパとピーチ姫の結婚式が執り行われようとしていました。マリオたちはクッパの城に突入し、マリオは「3つのパワール」を食べてパワーアップし、クッパをやっつけることに成功しました。
ピーチ姫は無事救出され、クッパの魔法は解けてきのこの国は元通りに戻りました。マリオからペンダントを受け取ったピーチ姫は、このペンダントと同じものを持っている素敵な王子様に会えるのだと語りました。
マリオは自分こそがその王子様ではないかと思いましたが、マリオはペンダントを持っていませんでした。すると、キビダンゴの持っていたペンダントが光りだし、クッパの魔法が解けてキボダンゴは真の姿であるハル王子の姿に戻りました。マリオは愕然としながらも、ピーチ姫の幸せを願って身を引くことにしました。
マリオとルイージはピーチ姫とハル王子に見送られながらきのこの国を出発し、土管を通って元の世界に戻りました。それからしばらくして、「GROCERY」の常連客である老女ミスエンドレスが買い物に訪れました。そこはなぜかクッパが手下のカメたちと共に働いており、画面は突然「GAME OVER」の文字となりました。
以上、映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！」のあらすじと結末でした。
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