S.W.A.T.の紹介:2003年アメリカ映画。1970年代にアメリカで人気だったテレビシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」をもとに、警察の特殊部隊SWATの活躍を描くポリス・アクション映画です。主演している俳優はコリン・ファレル、ジェレミー・レナー、オリヴィエ・マルティネスといったイケメン俳優が登場しています。そしてラッパーで人気のLL・クール・J。ベテラン俳優のサミュエル・L・ジャクソン。
監督:クラーク・ジョンソン 出演:サミュエル・L・ジャクソン(ダン・ハレルソン巡査部長 (ホンド))、コリン・ファレル(ジム・ストリート)、ミシェル・ロドリゲス(クリス・サンチェス)、LL・クール・J(ディーコン・ケイ (ディーク))、ブライアン・ヴァン・ホルト(マイケル・ボクサー)、ジェレミー・レナー(ブライアン・ギャンブル)、ほか
映画「S.W.A.T.」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「S.W.A.T.」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「S.W.A.T.」解説
この解説記事には映画「S.W.A.T.」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SWATのネタバレあらすじ:起
アメリカ、ロサンゼルスで銀行強盗事件が発生します。強盗犯は、銀行員を人質にとり警官と激しい銃撃戦をします。警官だけでは手に負えなくなったロサンゼルス市警は、特殊部隊SWATを出動させます。
SWAT隊員のストリートとギャンブルは、銀行の中に潜入します。隊員全員が配置についた所で待機命令が出ます。そして強盗犯との電話交渉が始まります。強盗犯は、人質をたてに逃げようとしています。
ギャンブルは、待機命令が出ているにも関わらず行動を起こし、強盗犯に銃で発砲します。強盗犯に向けて発砲した銃弾は、人質の肩に当たってしまいます。人質は、ぎゃーっと悲鳴をあげます。驚いた強盗犯との撃ちあいが始まります。ストリートも応戦。そして強盗犯を捕まえて事件は解決します。
命令を無視して人質に負傷者を出しても、俺のおかげで事件は解決できたと言うギャンブル。そんなギャンブルに不満気なストリート。ストリートとギャンブルは、フーラー警部のオフィスに呼び出されます。命令を無視して負傷者を出したことでSWATを辞めさせられ、保管係の仕事を命じられます。
それに反発するギャンブル。ギャンブルとフーラー警部は激しく口論をします。オフィスから戻ったギャンブルは、一緒に警察を辞めようとストリートを誘いますが、ストリートは残ろうとします。結局は、フーラー警部の味方なんだなと勘違いをするギャンブル。それにあきれて反発するストリート。ギャンブルとストリートは喧嘩をします。ギャンブルは警察を去り、ストリートは残ることになります。
SWATのネタバレあらすじ:承
それから半年後。ストリートは、保管係の仕事をしながら、SWATにいつかは戻りたいと願っています。そこにホンド巡査部長が帰ってきます。ホンドは、元SWAT。評判の悪いSWATの名誉回復のために呼び戻されたのです。
ホンドは、腕のいい新人を見つけて鍛え、優れたチームを作り上げるよう指示されます。そのメンバーに選ばれたのは、ストリート、ディーク、ボクサー、TJ、クリスの5人です。選ばれたメンバー5人は、ホンドに鍛えられ、SWAT任命試験に合格し、正式にSWATとして認められます。
その頃、ロサンゼルスに国際指名手配犯のアレックスがやってきます。アレックスは、叔父の誕生日パーティーに現れ、親父の金を横領した叔父をナイフで殺害します。俺に逆らう奴は、誰も許さないという位の力を部下に見せつけ従わせます。
アレックスは、叔父の車で移動中、ランプが切れている理由で白バイ警官に止められてしまいます。その車の所持者に逮捕状が出ていることが分かり、アレックスは身元確認のため警察に連れていかれます。そして留置所に入れられます。
SWATのネタバレあらすじ:転
あっけなく捕まってしまったアレックス。拘束が長引き、中々出してもらえない状況に嫌気をさしたアレックスは、脱獄を企みます。アレックスは、他の囚人達と一緒にバスに乗せられ、刑務所に送られます。
その頃、ストリート達はショットガンを発砲し、家にたてこもっているイカれた男を逮捕。逮捕した後、アレックスを乗せたバスを護送する任務を引き受けます。護送に向かい、アレックスを乗せたバスを見つけたストリート達は、何か様子がおかしい事に気づきます。アレックスは、仲間を使いバスから逃げようとしています。そこで撃ち合いが始まります。
逃げようとするアレックスを捕まえたストリート。国際指名手配犯が捕まったことでマスコミが騒ぎます。アレックスはカメラの前で、逃してくれた奴には1億ドルを払う、と公言します。その発言は、世界中のニュースで報道され、その報道を見たギャングは、本気になりアレックスを逃がそうと動き出します。
国際指名手配犯のアレックスを移送させ、刑務所に引き渡す所をマスコミに見せれば、いい記事になると企むフーラー警部。ヘリコプターを使いアレックスを乗せて移送させようとしますが、何者かに邪魔され、ヘリコプターは墜落してしまいます。ヘリコプターを使った移送は、失敗でした。
SWATの結末
署長からフーラー警部に電話が来ます。クビになってしまうとビビるフーラー警部。すぐに別の方法で移送させろと指示を出します。街では、1億ドル目的で集まったギャングが、アレックスの移送を襲い、街は大パニックになっている中、ストリート達は地下通路を歩いてアレックスを移送します。
その後、車にアレックスを乗せて移送します。しかし問題が発生します。TJが裏切ります。アレックスの話にのってしまったのです。そこにギャンブルが再び登場。アレックスを連れて地下に逃げます。怒ったストリートは、後を追いかけます。
地下で後を追うストリート、ホンド達。地下なので通信ができずフーラー警部との連絡もできません。TJ,ギャンブルだけでなくストリート、ホンド達もアレックスとグルになって逃げたと勘違いするフーラー警部。ギャンブル達は、ジェット機を使って逃げようとしています。
そこにリムジンに乗ったストリート達が現れます。逃しはしないと必死に追いかけます。激しい銃撃戦。ギャンブルのジェット機で逃げる作戦は、失敗。ギャンブルは、橋の下に逃げます。追いかけるストリート。ギャンブルとストリートのタイマンです。ギャンブルは、電車にはねられ死亡。TJは、自ら命を落とします。残ったのは、アレックスだけ。その後、ストリート達は、アレックスを無事刑務所に移送させるのでした。
以上、映画「S.W.A.T.」のあらすじと結末でした。
主演のコリン・ファレルを見たくて観賞し始めましたが、テンポよく展開されるストーリーにくぎ付けになってしまい、あっという間に鑑賞し終わってしまいました。
まずキャストがとても豪華なことに驚きました。
主演のコリン・ファレルを始め、サミュエル・L・ジャクソン、ミシェル・ロドリゲス、LL・クール・J、ジョシュ・チャールズ、ジェレミー・レナーなど、映画やドラマの第一線で活躍している人たちなので、それだけでも見ごたえがありました。
ストーリーの大枠としてはアクション映画好きからしたら正直ありきたりなんですが(過去にやらかしてしまった主人公が新しい仲間に才能を認められる系?)、意外と頭脳戦が描かれていたり、仲間内の裏切りがあったりとハラハラする展開が良かったです。
S.W.A.Tを描いた作品は多いですが、この作品はかなり完成度が高いと思います。
警察・軍隊ものが好きな方、追いかけっこ系が好きな方にはオススメです!