アンチクライストの紹介:2009年デンマーク,ドイツ,フランス,スウェーデン,イタリア,ポーランド映画。デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーによる、全6章で構成された作品で、息子をなくした母親の悲しみから正気を失っていく妻をセラピストである夫が治療しようとします。森がいという妻と深い森の中にある山小屋へ向かいます。美しいとも呼べる、残酷な暴力シーンと正気を失った妻の凶暴性が問題にもなった作品です。
監督:ラース・フォン・トリアー 出演者:ウィレム・デフォー(彼)、シャルロット・ゲンズブール(彼女)ほか
イタリア映画一覧
「アンチクライスト」のネタバレあらすじ結末
「ラストエンペラー」のネタバレあらすじ結末
ラストエンペラーの紹介:1987年イタリア,イギリス,中国映画。中国清王朝最後の皇帝である愛心覚羅溥儀の自伝「わが半生」を原作とし、中国共産党政府の全面協力の元で作られた本作は、アカデミー賞9部門にノミネートされ、その全ての受賞を達成するなど高く評価された。有名な観光スポットである紫禁城で撮影が行われたことで大きな話題を呼び、長い歳月をかけてイタリア、イギリス、中国が合作した歴史大作である。
監督:ベルナルド・ベルトリッチ 出演者:ジョン・ローン (愛心覚羅溥儀)、ピーター・オトゥール(レジナルド・ジョンストン)、坂本龍一(甘粕正彦)、ファン・グァン(溥傑)、ジョアン・チェン(婉容) ほか
「太陽 (2005年)」のネタバレあらすじ結末
太陽の紹介:2005年ロシア,イタリア,フランス,スイス映画。太平洋戦争終戦前後、最後に残った天皇の処遇。現人神としての天皇が、日本の未来と国の平和を望み下した決断とは。
監督:アレクサンドル・ソクーロフ 出演:イッセー尾形(昭和天皇)、ロバート・ドーソン(マッカーサー将軍)、佐野史郎(侍従長)、桃井かおり(香淳皇后)、つじしんめい(老僕)、田村泰二郎(研究所所長)、ゲオルギイ・ピツケラウリ(マッカーサー将軍の副官)、ほか
「ある天文学者の恋文」のネタバレあらすじ結末
ある天文学者の恋文の紹介:2016年イタリア映画。『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』などのジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。死んだはずの恋人から手紙やメールが届く…ある種の謎解き要素も含みながら、語られるのは愛。人は死んでも相手を思い、愛せるのか。技術は時間と距離を縮めるのか。
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ 出演:ジェレミー・アイアンズ(エドワード・フィーラム教授)、オルガ・キュリレンコ(エイミー・ライアン)、ショーナ・マクドナルド(ヴィクトリア)、パオロ・カラブレージ(オッタヴィオ)、アンナ・サヴァ(アンジェラ)、ほか
「五日物語 3つの王国と3人の女」のネタバレあらすじ結末
五日物語 3つの王国と3人の女の紹介:2015年イタリア,フランス映画。グリム童話以前に語り継がれた、おとぎ話の原点に渦巻く人間の欲と業を、中世の古城と絶景を舞台に巧みな映像美で描き出す。17世紀初頭に誕生したおとぎ話「ペンタメローネ 五日物語」を基にしたダークファンタジー映画。
監督:マッテオ・ガローネ 出演:サルマ・ハエック(ロングトレリス国の女王)、ヴァンサン・カッセル(ストロングクリフ国の王)、トビー・ジョーンズ(ハイヒルズ国の王)、シャーリー・ヘンダーソン(インマ)、ヘイレー・カーマイケル(ドーラ)、ほか
「女優マルキーズ」のネタバレあらすじ結末
女優マルキーズの紹介:1997年フランス,イタリア,スイス,スペイン映画。17世紀フランス。貧困の中、体目当ての客たち相手に踊り続けるマルキーズ。有名劇団の看板役者グロ・ルネとの結婚を境に、女優を夢見ていたマルキーズの波乱万丈な女優人生がスタートします。実在した伝説的女優マルキーズ・デュ・パルクの半生をS・マルソーが熱演します。
監督:ヴェラ・ベルモン 出演者:ソフィー・マルソー(マルキーズ)、ベルナール・ジロドー(モリエール)、ランベール・ウィルソン(ラシーヌ)、パトリック・ティムシット(グロ・ルネ)、ティエリー・レルミット(ルイ14世)ほか
「ぜんぶ、フィデルのせい」のネタバレあらすじ結末
ぜんぶ、フィデルのせいの紹介:2006年イタリア,フランス映画。共産主義にかぶれてしまった父親と革新的な母、今までの生活に戻りたいアンナだったが、やがて自分で考え始める。そして行き着いた答えは?
監督:ジュリー・ガヴラス 出演:ニナ・ケルヴェル(アンナ)、ジュリー・ドパルデュー(マリー)、ステファノ・アコルシ(フェルナンド)、バンジャマン・フイエ(フランソワ)、ほか
「カサンドラ・クロス」のネタバレあらすじ結末
カサンドラ・クロスの紹介:1976年イタリア,イギリス映画。イタリアの大プロデューサー、カルロ・ポンティによるパニック映画。キャスティングは、バート・ランカスター、イングリッド・チューリンなどの異色の顔合わせ。もちろんポンティ夫人のソフィア・ローレンも出演。
監督:ジョルジ・パン・コスマトス 出演:リチャード・ハリス(ジョナサン・チェンバレン博士)、バート・ランカスター(マッケンジー)、ソフィア・ローレン(ジェニファー・チェンバレン)、エヴァ・ガードナー(ニコール・ドレスラー)、マーティン・シーン(ロビー・ナヴァロ)、ほか
「8 1/2」のネタバレあらすじ結末
8 1/2の紹介:1963年イタリア映画。巨匠フェリーニ監督の代表作。映画のオールタイム・ベストの常連で、幻想と現実が混沌となったその内容は多くの映画監督に強い影響を与えた。アカデミー賞外国語映画賞ほか多くの賞を受賞。
監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)、グイドの妻ルイーズ(アヌーク・エーメ)ほか
「暗殺の森」のネタバレあらすじ結末
暗殺の森の紹介:1970年イタリア,フランス,西ドイツ映画。モラヴィアの小説をベルナルド・ベルトルッチ監督が自ら脚色、彼の出世作となった。ヴィットリオ・ストラーロの撮影が見事で、映画撮影技術の教科書とされている。
監督:ベルナルド・ベルトルッチ 出演:マルチェロ・クレリチ(ジャン=ルイ・トランティニャン)、アンナ・クアドリ(ドミニク・サンダ)ほか
「道」のネタバレあらすじ結末
道の紹介:1954年イタリア映画。巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の代表作のひとつ。粗野な大道芸人ザンパノと彼に金で買われた無垢な女性ジェルソミーナの関係を描く。アカデミー外国語映画賞を受賞。
監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:アンソニー・クイン(ザンパノ)、ジュリエッタ・マシーナ(ジェルソミーナ)、リチャード・ベイスハート(イル・マット)、ほか
「ベニスに死す」のネタバレあらすじ結末
ベニスに死すの紹介:1971年イタリア,フランス映画。究極の美を求めた芸術家は、それに出会った時、世界中の時が止まる。イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティが、美少年への想いを募らせる老作曲家の苦悩を格調高く描くドラマ。ノーベル文学賞を受賞した著名なドイツの作家トーマス・マンの同名小説を映画化した作品。グスタフ・マーラーの交響曲が全編を通して使用されており、主人公の名前の一部にもなっているが、これはトーマス・マンがグスタフ・マーラーと親交があったためである。他にも、フランツ・レハール作曲の「メリー・ウィドウ」やヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲の「エリーゼのために」など、クラシックの名曲が使われている。ルキノ・ヴィスコンティ監督の代表作としても知られ、英国アカデミー賞では美術賞や撮影賞など4つの賞を受賞した。
監督ルキノ・ヴィスコンティ 出演:ダーク・ボガード(グスタフ・アシェンバッハ)、ビョルン・アンドレセン(タジオ)、シルヴァーナ・マンガーノ(タジオの母)、ロモロ・ヴァリ(ホテルのマネージャー)、マーク・バーンズ(アルフレッド)、ノラ・リッチ(家庭教師)、マリサ・ベレンソン(アシェンバッハ夫人)、キャロル・アンドレ(エスメラルダ)、フランコ・ファブリッツィ(床屋)、ほか
「顔のない眼」のネタバレあらすじ結末
顔のない眼の紹介:1959年フランス,イタリア映画。フランスで制作された心理描写を巧みに使ったストーリーが特徴を持つホラー映画で、顔の移植に執念を持つ一人の医師とその娘の関係が描かれます。
監督:ジョルジュ・フランジュ 出演:ピエール・ブラッスール、アリダ・ヴァリ、エディット・スコブ、ジュリエット・メニエル、シャルル・ブラヴェット
「サン★ロレンツォの夜」のネタバレあらすじ結末
サン★ロレンツォの夜の紹介:1982年イタリア映画。1983年公開のイタリア映画。第二次世界大戦末期のイタリア。ドイツ軍に支配された村から脱出した村人達の逃亡劇を描く。6歳の少女の視点で進むため、牧歌的で時にファンタジーな作品となっている。それが逆説的に戦時下の悲惨なイタリアを表現し、深い人間ドラマをつくり上げる。カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞作。
監督:パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ 出演者:オメロ・アントヌッティ(ガルヴァーノ)、マルガリータ・ロサーノ(コンチェッタ)、ミコル・グイデッリ(チェチリア)、クラウディオ・ビガリ(コラード)、ミリアム・グイデッリ(ベリンディア)ほか
「エレニの旅」のネタバレあらすじ結末
エレニの旅の紹介:2004年フランス,ギリシャ,イタリア映画。物心ついたときから難民のエレニは愛する者と土地を転々としていた。やがて否応ない時代の奔流に飲まれた彼女に訪れた結末とは。テオ・アンゲロプロス監督の「20世紀三部作」の一作目。
監督:テオ・アンゲロプロス 出演:アレクサンドラ・アイディニ(エレニ)、ニコス・プルサディニス(アレクシス)、ヴァシリス・コロヴォス(スピロス)、ヨルゴス・アルメニス(ニコス)、エヴァ・コタマニドゥ(カッサンドラ)、ほか