国内映画一覧

「女めくら物語」のネタバレあらすじ結末

女めくら物語の紹介:1965年日本映画。マッサージ師鶴子がある冬、一人の実業家に出会い恋心を抱く。東京四ツ谷の花街を背景に、盲目故に臆病になりがちな鶴子の触れる世界が描かれる。原作は舟橋聖一の『女めくら双紙』。カラー作品。
監督:島耕二 出演者:若尾文子(鶴子)、宇津井健(木越)、山下洵一郎(謙吉)、中村鴈治郎(鶴子の師匠)、渚まゆみ(糸子)、倉田マユミ(師匠の妻)、万里昌代(菊千代)ほか

「無頼 殺(バラ)せ」のネタバレあらすじ結末

無頼 殺(バラ)せの紹介:1969年日本映画。元ヤクザ藤田五郎による『無頼 ある暴力団幹部のドキュメント』を原作とする無頼シリーズの第6作。このシリーズでデビューした監督の小澤啓一にとっては4作目となる。東映出身の江原真二郎が渡哲也の兄貴分を好演。
監督:小澤啓一 出演:渡哲也(藤川五郎)、江原真二郎(守山健)、松原智恵子(浅野弓子)、野添ひとみ(守山美奈子)、須賀不二男(剣持儀市)、和田浩治(宇野勲)、郷鍈治(花井鉄次)、水島道太郎(松永政光)、ほか

「新源氏物語」のネタバレあらすじ結末

新源氏物語の紹介:1961年日本映画。週刊文春連載の、川口松太郎が源氏物語を元に著した小説『新源氏物語』を原作とする。市川雷蔵演じる光源氏が禁断の恋の果てに全てを失って都を去るに至る、源氏物語明石の巻の前までに相当するストーリー。まだ宝塚歌劇団在籍中だった寿美花代をはじめとして多彩な女優陣が配された華やかなカラー映画。源氏の父である帝を演じる市川壽海は歌舞伎界の名優で市川雷蔵の養父。
監督:森一生 出演:市川雷蔵(光源氏)、寿美花代(藤壷・桐壷)、若尾文子(葵の上)、中村玉緒(朧月夜)、水谷良重(末摘花) 、水戸光子(弘徽殿女御)、中田康子(六条御息所) 、ほか

「忍びの者」のネタバレあらすじ結末

忍びの者の紹介:1962年日本映画。「赤旗」に連載された村山知義の小説を巨匠・山本薩夫が映画化。左翼イデオロギーを反映させた異色の忍者映画として大ヒットし、後にシリーズ化されている。脚色を担当したのは『赤い陣羽織』でも山本監督と組んだ高岩肇。
監督:山本薩夫 出演:市川雷蔵(石川五右衛門)、伊藤雄之助(百地三太夫)、藤村志保(マキ)、岸田今日子(イノネ)、若山富三郎(織田信長)、小林勝彦(織田信雄)、丹羽又三郎(木下藤吉郎)、西村晃(下柘植の木猿)、加藤嘉(葉蔵)、ほか

「神々の深き欲望」のネタバレあらすじ結末

神々の深き欲望の紹介:1968年日本映画。今村昌平の代表作のひとつ。巫女の神託が重んじられる小さな島を舞台に、近代文明に呑み込まれていく神話的共同体の悲劇を鮮烈に描く。鞍馬天狗シリーズで一世を風靡した時代劇スター、嵐寛寿郎の演技が注目された。キネマ旬報ベストテンでは1位を獲得。
監督:今村昌平 出演:三國連太郎(太根吉)、北村和夫(刈谷)、河原崎長一郎(太亀太郎)、沖山秀子(太トリ子)、松井康子(太ウマ)、嵐寛寿郎(太山盛)、加藤嘉(竜立元)、扇千景(刈谷夫人)、ほか

「昭和残侠伝」のネタバレあらすじ結末

昭和残侠伝の紹介:1965年日本映画。高倉健のスターイメージを決定づけた東映の任侠シリーズの第1作。ストイックな男が耐えに耐え、最後に怒りを爆発させるというパターンはハリウッド映画でも模倣されている。落語家の三遊亭圓生が隠居した大親分として出演。
監督:佐伯清 出演:高倉健(寺島清次)、池部良(風間重吉)、三田佳子(西村綾)、梅宮辰夫(ゼロ戦五郎)、松方弘樹(ジープの政)、伊井友三郎(川田源之助)、水島道太郎(岩佐徹造)、三遊亭圓生(大谷)、江原真二郎(西村恭太)、水上竜子(風間美代)、ほか

「にっぽん昆虫記」のネタバレあらすじ結末

にっぽん昆虫記の紹介:1963年日本映画。今村昌平の傑作で代表作のひとつ。コールガール組織の経営者をモデルに、オールロケと同時録音によって本物らしさを追求。自然主義リアリズムを極めた作品としてオールタイム・ベストにしばしば挙げられる。当時のキネマ旬報ベストテンでも1位を獲得。
監督:今村昌平 出演:左幸子(松木とめ)、北村和夫(松木忠次)、吉村実子(松木信子)、河津清三郎(唐沢)、佐々木すみ江(松木えん)、北林谷栄(蟹江スマ)、長門裕之(松波守男)、春川ますみ(谷みどり)、ほか

「小原庄助さん」のネタバレあらすじ結末

小原庄助さんの紹介:1949年日本映画。名匠清水宏の戦後の代表作のひとつ。盟友である岸松雄が製作を担当、オリジナル脚本を共同で描き下ろした。戦後の世界に対応できないお人好しの大地主の悲哀をユーモラスに描いている。時代劇の大スター大河内傳次郎の飄々とした演技が見事。
監督:清水宏 出演:大河内傳次郎(杉本左平太)、飯田蝶子(おせき婆)、風見章子(おのぶ)、清川荘司(和尚)、日守新一(吉田次郎正)、坪井哲(正太郎)、田中春男(紺野青造)、杉寛(茂作老人)、宮川玲子(おりつ)、鮎川浩(哲男)、鳥羽陽之助(小六)、ほか

「赤い殺意」のネタバレあらすじ結末

赤い殺意の紹介:1964年日本映画。『にっぽん昆虫記』に続いて製作された今村昌平監督の傑作。藤原審爾のサスペンス小説を長谷部慶治と監督自身が土着性あふれるドラマに脚色。強姦されることでかえって強くなっていく女性の心理をオールロケによる生々しい映像で描いている。春川ますみが好演。
監督:今村昌平 出演:春川ますみ(高橋貞子)、西村晃(高橋吏一)、露口茂(平岡)、赤木蘭子(高橋忠江)、楠侑子(増田義子)、加藤嘉(高橋清三)、小沢昭一(田丸和幸)、北村和夫(高橋清一郎)、橘田良江(高橋波江)、北林谷栄(高橋きぬ)、宮口精二(宮田源次)、殿山泰司(楽士ベレー)、ほか

「金閣寺」のネタバレあらすじ結末

金閣寺の紹介:1976年日本映画。三島由紀夫の『金閣寺』の2度目の映画化。前作(市川崑監督『炎上』)と違って低予算の映画だが、高林監督の美意識が全編に行き渡り、見応えのある佳作になっている。美術監督として有名な西岡善信が製作も担当。
監督:高林陽一 出演:篠田三郎(溝口)、市原悦子(母)、柴俊夫(鶴川)、横光勝彦(柏木)、島村佳江(有為子)、内田朝雄(老師)、加賀まり子(生け花の師匠)、水原ゆう紀(洋館の令嬢)、テレサ野田(まり子)、ダン・ケニー(アメリカ兵)、ほか

「銀河英雄伝説外伝/わが征くは星の大海」のネタバレあらすじ結末

銀河英雄伝説外伝/わが征くは星の大海の紹介:1988年日本映画。銀河系を2分する専制国家である銀河帝国のラインハルト・フォン・ローエングラムと民主主義国家である自由惑星同盟のヤン・ウェンリーという2人の英雄を軸に国家の存亡を描く田中芳樹原作「銀河英雄伝説」の劇場版アニメーション第1弾。イゼルローン要塞攻略のため進軍してくる自由惑星同盟軍を迎撃するために帝都オーディンから遠征艦隊を率いてやってきたラインハルトでしたが、姉が皇帝の寵姫ということもあり、あまり歓迎されていませんでした。一方、同盟軍の第2艦隊にヤンがいましたが、こちらも上司と反りが合わず煙たがられていました。そして帝国軍と同盟軍はティアマト星域で激突しますが、この戦いであまり期待された存在ではなかったラインハルトとヤンが重要な役割を持つこととなります。
監督:石黒昇 声優:ラインハルト・フォン・ミューゼル(堀川りょう)、ジークフリード・キルヒアイス(広中雅志)、ヤン・ウェンリー(富山敬)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(森功至)、オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)、ダスティ・アッテンボロー(井上和彦)、グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー (柴田秀勝)、フレーゲル (二又一成)、パエッタ (徳丸完)、ほか

「ギャング対ギャング」のネタバレあらすじ結末

ギャング対ギャングの紹介:1962年日本映画。自分を裏切った組織への貸しを取り返すことを誓った男が新しい仲間と麻薬横取り作戦を展開する。カルト映画の帝王となる以前の石井輝男監督が主役に鶴田浩二を、敵役に石井監督晩年の作品にも出演を続けた丹波哲郎を迎えて送り出した白黒アクション映画。『吸血鬼ゴケミドロ』等の映画出演で知られるシャンソン歌手高英男も冷酷なヤクザを怪演。
監督:石井輝男 出演者:鶴田浩二(水原)、三田佳子(百合)、松尾和子(みよ子)、梅宮辰夫(金谷)、成瀬昌彦(男谷)、高英男(塚原)、三井弘次(柳沢)、西村晃(ハルヤマ)、丹波哲郎(波川)ほか

「氷点」のネタバレあらすじ結末

氷点の紹介:1966年日本映画。三浦綾子のベストセラー小説の映画化。雪風吹きすさぶ北海道を舞台に、殺人犯の娘として生まれたヒロインが迎える苦難を描いている。人気テレビドラマ『時間ですよ』で夫婦役を演じた船越英二、森光子が揃って出演。
監督:山本薩夫 出演:若尾文子(辻口夏枝)、安田道代(辻口陽子)、山本圭(辻口徹)、船越英二(辻口啓造)、森光子(藤尾辰子)、鈴木瑞穂(高木雄二郎)、成田三樹夫(村井靖夫)、津川雅彦(北原邦雄)、ほか

「女は二度生まれる」のネタバレあらすじ結末

女は二度生まれるの紹介:1961年日本映画。川島雄三が大映で撮った作品の1つで、完成度の高い佳作。川島版『西鶴一代女』とも言うべき内容で、ある不見転(みずてん)芸者の暮らしぶりを男性関係を軸にしながら描いている。若尾文子がはまり役で美しい。
監督:川島雄三 出演:若尾文子(小えん)、山村聡(筒井清正)、山茶花究(矢島賢造)、フランキー堺(野崎文夫)、藤巻潤(牧純一郎)、山岡久乃(筒井圭子)、江波杏子(山脇里子)、中条静夫(田中)、上田吉二郎(猪谷先生)、高野通子(筒井敏子)、ほか

「豚と軍艦」のネタバレあらすじ結末

豚と軍艦の紹介:1961年日本映画。今村昌平の「重喜劇」の代表作。米軍に寄生して生きる日本人ヤクザと彼らに飼育される豚たちの姿を通して、欲深い人間たちの愚かしさや可笑しさを鮮やかに描いている。出演者はいつもの今村組のメンバー。
監督:今村昌平 出演:長門裕之(欣太)、吉村実子(春子)、三島雅夫(日森)、丹波哲郎(鉄次)、大坂志郎(星野)、加藤武(大八)、小沢昭一(軍治)、南田洋子(勝代)、佐藤英夫(菊夫)、東野英治郎(貫市)、ほか

1 2 3 4 5 6 52

キーワードから探す

  • 人気記事ランキング

    まだデータがありません。

TOP↑