国内映画一覧

「東京おにぎり娘」のネタバレあらすじ結末

東京おにぎり娘の紹介:1961年日本映画。父親鶴吉の洋服屋を娘まり子がおにぎり屋に改造。美人の店長が自らにぎるおにぎりで店はたちまち大繁盛。でも、まり子をめぐる恋の行方は波乱含み。カラー・スコープ作品。家では洋服だが、お出かけの時やおにぎり屋さんでは和服のまり子を演じるのは若尾文子。そして「大阪生まれの江戸っ子」の頑固おやじがぴったりの中村鴈治郎。
監督:田中重雄 出演者:若尾文子(直江まり子)、叶順子(みどり)、川崎敬三(村田幸吉)、川口浩(白井五郎)、ジェリー藤尾(三平)、中村鴈治郎(直江鶴吉)そのほか

「脱獄広島殺人囚」のネタバレあらすじ結末

脱獄広島殺人囚の紹介:1974年日本映画。暴力と横暴な看守の気まぐれが支配する刑務所から脱獄を繰り返した男の物語。『仁義なき戦い』の元となった手記を書いた美能幸三から脚本の野上龍雄が、脱獄を繰り返して刑務所に18年間いた男の話を聞き、その人物に取材して脚本を作る。渡哲也の病気による途中降板により主演したNHK大河ドラマ『勝海舟』から東映に戻った松方弘樹の気合が乗り切った作品。この作品の成功により中島貞夫監督・野上龍雄脚本・松方弘樹主演の刑務所物『暴動島根刑務所』が続けて製作される。
監督:中島貞夫 出演者:松方弘樹(植田正之)、梅宮辰夫(末永)、渡瀬恒彦(田上)、大谷直子(和子)、若山富三郎(岡本清次郎)、西村晃(小島)そのほか

「序の舞」のネタバレあらすじ結末

序の舞(じょのまい)の紹介:1984年日本映画。明治・大正・昭和と3つの時代を駆け抜けた女流画家・上村松園の生涯をモデルとした宮尾登美子の同名小説を映画化した作品です。未だ古い慣習に縛られ続けている明治時代の京都を舞台に、未婚の母として強く生き抜いた女流画家の波乱の生涯を描きます。
監督:中島貞夫 出演者:名取裕子(島村津也/島村松翠)、岡田茉莉子(島村勢以)、水沢アキ(島村志満)、佐藤慶(高木松溪)、風間杜夫(西内太鳳)、三田村邦彦(村上徳二)、小林綾子(少女時代の島村勢以)、三沢慎吾(斉藤松洲)、野口貴史(橋田雅雪)、草薙良一(滝川恭山)、岩田直二(今尾景年)、川浪公次郎(菊地芳文)、白川浩二郎(望月玉泉)、江幡高志(薬屋の老人)、市川好朗(高浜の漁師)、草薙幸二郎(勢以の叔父)、細川純一(利作)、和歌林三津江(勢以の祖母)、山村紅葉(商家の女子衆)、岡島艶子(坂本の老婆)、白井滋郎(勢以の婿養子)、なぎらけんいち(川上音二郎)、成田三樹夫(山勘)、三田佳子(喜代次)、菅井きん(島村麻)、高峰三枝子(ちきりやの内儀)、市原悦子(ナレーション)ほか

「初春狸御殿」のネタバレあらすじ結末

初春狸御殿(はつはるたぬきごてん)の紹介:1959年日本映画。1960年のお正月にふさわしい、カラー、大映スコープのミュージカル映画。若尾文子、市川雷蔵、勝新太郎等が狸を演じる。大映作品でおなじみのスターの他に和田宏とマヒナスターズ等、ゲスト多数。山の狸と狸御殿のお姫様の二役の若尾文子が着る振袖も華やか。
監督:木村惠吾 出演者:市川雷蔵(狸吉郎)、若尾文子(お黒/きぬた姫)、勝新太郎(栗助)、菅井一郎(泥右衛門)、中村鴈治郎(狸右衛門)、楠トシエ(狸路)、ほか

「宇宙皇子(地上編)」のネタバレあらすじ結末

宇宙皇子(劇場版・地上編)の紹介:1989年日本映画。藤川桂介の小説「宇宙皇子 地上編」の劇場アニメーション。壬申の乱の最中に神の子の証である角を持った子供が生まれました。その子供は成長し「宇宙皇子」と言う名を与えられ、仲間と一緒に金剛山で修行に励んでいました。そんな時、朝廷から宇宙皇子に盗賊の盗伐を命じられますが、宇宙皇子は、盗賊の頭目である魚養から、普通の人民が食うに困り盗賊になってしまった実態を知らされます。そこで、宇宙皇子は、朝廷の権力者である藤原不比等の命を狙いますが失敗し、追われる立場となります。さらに、宇宙皇子は、金剛山の指導者である役小角から自分の進むべき道を自分で見つけるように言われ、苦悩していきます。
監督:吉田憲二 声優:宇宙皇子(古谷徹)、各務(山田栄子)、苦須里(木下浩之)、田加良(羽村京子)、釣(山寺宏一)、キジムナー(坂本千夏)、なよ竹(島本須美)、韓国広足(磯部勉)、藤原不比等(石田太郎)、多多良女(日高のり子)、魚養(池田秀一)、役小角(池田勝)

「妻二人」のネタバレあらすじ結末

妻二人の紹介:1967年日本映画。出版社社長の娘・道子と結婚した柴田健三。道子は理想的な妻で健三を深く愛していた。だが、健三には小説家志望だった頃の彼を支えた順子という女がいた。順子と健三の偶然の再会、そして順子の今の恋人でやはり小説家を志す小林の出現で健三と道子の運命は狂わされていく。パトリック・クェンティンのミステリー小説を元に新藤兼人が脚本を執筆。対照的な二人の女を若尾文子・岡田茉莉子の二人の名女優が演じる。
監督:増村保造 出演者:若尾文子(永井道子)、岡田茉莉子(雨宮順子)、高橋幸治(柴田健三)、伊藤孝雄(小林章太郎)、江波杏子(永井利恵)、三島雅夫(永井昇平)、ほか

「沙耶のいる透視図」のネタバレあらすじ結末

沙耶のいる透視図の紹介:1986年日本映画。ビニ本カメラマンの橋口が、ビニ本編集者の神崎から沙耶というモデルを紹介されます。不思議な雰囲気を持つ沙耶に一目ぼれした橋口は、沙耶を口説きはじめますが、沙耶には神崎の陰がありました。不思議で異様な三角関係を描いた官能ドラマです。
監督:和泉聖治 出演者:名高達郎(橋口裕)、高樹沙耶(北村沙耶)、土屋昌巳(神崎繁)、加賀まりこ(神崎の母親)、山田辰夫(島みつる)、沢田和美(大野マコ)、夕崎碧(青山美恵)ほか

「新選組(1969年)」のネタバレあらすじ結末

新選組の紹介:1969年日本映画。名優・三船敏郎が率いた「三船プロダクション」の製作による時代劇です。監督を時代劇や仁侠映画の巨匠・沢島忠が、脚本を『次郎長三国志』『鞍馬天狗』シリーズなどの松浦健郎が手掛け、主演の三船はプロデュースも手掛けています。激動の幕末を舞台に、新選組の結成から崩壊までを描いていきます。
監督:沢島忠 出演者:三船敏郎(近藤勇)、小林桂樹(土方歳三)、北大路欣也(沖田総司)、三國連太郎(芹沢鴨)、田村高廣(伊東甲子太郎)、中村賀津雄(河合喜三郎)、四代目中村梅之助(山南敬助)、司葉子(つね)、池内淳子(お雪)、星由里子(お孝)、野川由美子(お梅)、三代目中村翫右衛門(勝安房)、萬屋錦之助(有馬勝太)ほか

「台北に舞う雪」のネタバレあらすじ結末

台北に舞う雪(台北飄雪)の紹介:2009年中国,日本,香港,台湾映画。台湾北部のローカル線の終着駅周辺を舞台に、声が出なくなった大型新人の女性歌手とこの町で孤児として育った青年との出会いとほのかな恋を描きます。『山の郵便配達』『故郷の香り』などを手がけた中国の巨匠フォ・ジェンチイ監督がメガホンを執っています。
監督:フォ・ジェンチイ 出演:チェン・ボーリン(シャオ・モウ)、トン・ヤオ(メイ)、トニー・ヤン(レイ)、モー・ズーイー(ジャック)、ジャネル・ツァイ(リサ)、テレサ・チー(ウェンディ)、ほか

「たそがれ酒場」のネタバレあらすじ結末

たそがれ酒場の紹介:1955年日本映画。クラシック、軍歌、民謡、流行歌といった様々な歌と共につづられる、ある大衆酒場の夕方の開店前から閉店後までの一日間。従業員や客たちの悲喜こもごもの人生が浮かび上がる。内田吐夢監督の戦後復帰2作目だが、一つのセットでほとんど撮影された野心的な作品。不遇に終わった脚本家灘千造のデビュー作でもある。江藤を演じた小野比呂志は成城大学(当時)の音楽教授、丸山を演じた宮原卓也はバリトン歌手だった。2003年製作の『いつかA列車(トレイン)に乗って』は舞台を現代のジャズバーに移したリメイク。
監督:内田吐夢 出演:津島恵子(エミー・ローザ)、野添ひとみ(ユキ)、小杉勇(梅田)、宇津井健(鱒見)、高田稔(中小路)、多々良純(汲島)、江川宇礼雄(山口)、ほか

「月は上りぬ」のネタバレあらすじ結末

月は上りぬの紹介:1955年日本映画。大スター田中絹代の監督2作目。脚本は小津安二郎が斎藤良輔と共同で執筆している。日活の製作ではあるが笠智衆や佐野周二が出演しているため、まるで松竹映画のような雰囲気になっている。
監督:田中絹代 出演:笠智衆(浅井茂吉)、山根寿子(浅井千鶴)、杉葉子(浅井綾子)、北原三枝(浅井節子)、安井昌二(安井昌二)、三島耕(雨宮渉)、佐野周二(高須俊介)、増田順二(田中豊)、小田切みき(女中文や)、田中絹代(下働き米や)、汐見洋(禅寺の住持慈海)、ほか

「人間」のネタバレあらすじ結末

人間の紹介:1962年日本映画。野上弥生子の長編小説『海神丸』を監督の新藤兼人自身が脚色。極限の飢餓状態に置かれた人間が狂っていく様を冷徹に描く。出演は乙羽信子、殿山泰司、佐藤慶といった新藤作品お馴染みのメンバー。
監督:新藤兼人 出演:乙羽信子(五郎助)、殿山泰司(亀五郎)、佐藤慶(八蔵)、山本圭(三吉)、渡辺美佐子(亀五郎の妻)、加地健太郎(ボースン)、村山知義(警部)、ほか

「あに・いもうと」のネタバレあらすじ結末

あに・いもうとの紹介:1953年日本映画。1936年に映画化されたことのある室生犀星の短篇小説を巨匠成瀬巳喜男が再映画化。森雅之と京マチ子という『羅生門』コンビが兄と妹を演じている。キネ旬ベストテンでは5位に入選。
監督:成瀬巳喜男 出演:京マチ子(もん)、久我美子(さん)、森雅之(伊之吉)、山本礼三郎(赤座)、浦辺粂子(りき)、船越英二(小畑)、堀雄二(鯛一)、ほか

「女の座」のネタバレあらすじ結末

女の座の紹介:1962年日本映画。女性ばかりの大家族の人間模様を描いた成瀬巳喜男の佳作。当時の東宝の女性スターはもちろん、成瀬作品のレギュラーである高峰秀子と杉村春子も顔を揃え、豪華極まりないキャストとなっている。脚本は井手俊郎と松山善三。
監督:成瀬巳喜男 出演:笠智衆(石川金次郎)、高峰秀子(芳子)、杉村春子(あき)、三益愛子(田村松代)、小林桂樹(石川次郎)、草笛光子(石川梅子)、淡路恵子(橋本路子)、三橋達也(橋本正明)、司葉子(石川夏子)、星由里子(石川雪子)、宝田明(六角谷甲)、大沢健三郎(健)、ほか

「楢山節考」のネタバレあらすじ結末

楢山節考(ならやまぶしこう)の紹介:1958年日本映画。読書界に衝撃を与えた深沢七郎の処女作を巨匠木下惠介が映画化。残酷な民話風のストーリーをあえて様式的に処理して高い評価を得た。後に今村昌平が違ったアプローチでリメイクしている。
監督:木下惠介 出演:田中絹代(おりん)、高橋貞二(辰平)、望月優子(玉やん)、市川団子(けさ吉)、小笠原慶子(松やん)、鬼笑介(雨屋)、宮口精二(又やん)、伊藤雄之助(又やんの伜)、ほか

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