ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!の紹介:2023年アメリカ映画。子どもの頃から人目を避け、ニューヨークの地下に潜んで暮らすタートルズたち。“普通のティーンエイジャー”として人々に受け入れられることを夢見ていた。ある日、彼らは新たな友人エイプリルから、世間を騒がせているスーパーフライの存在を知る。警察も手に負えずニューヨークを混乱に陥れる悪者を倒すために、タートルズたちはミュータント軍団に立ち向かう。スケボーや音楽など現代のストリートカルチャーの描写もみどころ。コミックや映画シリーズなどを展開してきた『ミュータント・タートルズ』のアニメ版2作目。
監督:ジェフ・ロウ 声優:マイカ・アビー(ドナテロ)、シャモン・ブラウン・ジュニア(ミケランジェロ)、ハンニバル・バーエス(ジンギス・フロッグ)、ローズ・バーン(レザーヘッド)、ニコラス・カントゥ(レオナルド)、ジョン・シナ(ロックステディ)、ジャッキー・チェン(スプリンター)、アイス・キューブ(スーパーフライ)、ナターシャ・ディミトリウ(ウィングナット)、アヨ・エデビリ(エイプリル・オニール)、ジャンカルロ・エスポジート(バクスター・ストックマン)、ポスト・マローン(レイ・フィレット)、ブレイディ・ヌーン(ラファエロ)、セス・ローゲン(ビーバップ)、ポール・ラッド(モンド・ゲッコー)、マーヤ・ルドルフ(シンシア・ユートロム)ほか
映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」解説
この解説記事には映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!のネタバレあらすじ:起
TCRIの武装部隊がある場所へ向かっていました。CEOのシンシア・ユートロム直々の指令であり、重大な任務です。向かった先は、独自のミュータントを生み出したマッドサイエンティスト、バクスター・ストックマンの研究所。
バクスターは初のミュータント化に成功したハエに話しかけているところでしたが、部隊が到着すると研究所もろとも爆破され、命を落としてしまいます。そのさなかにミュータント化させるための血清ミュータンジェンが入った瓶が地下へと転げ落ちていきました。
15年後、4人のティーンエイジタートルズが人目を忍んでニューヨークの夜の街を駆け抜けていきました。彼らは忍者のように音を立てずに手際よく食料品を調達すると、遠くから野外映画上映をのぞきました。
恋人や友人と映画を楽しんでいる人々に憧れの眼差しを向けながら地下へと帰っていきます。待っていたのは、師匠であり、彼らをここまで育ててくれた父親でもあるスプリンターです。スプリンターは帰りが遅い息子たちを心配し、いつもように説教をします。
スプリンターが普通のネズミだった頃は毎日過酷な日々を送っており、生き延びるために必死でした。特に人間からはひどい扱いを受けていたことを息子たちへ教えます。
スプリンターは地下へと追いやられた若かりし頃に、ミュータンジェンを浴びた4匹の子ガメたちを保護し、自らも血清に触れミュータント化したのでした。スプリンターは子ガメたちが強く生き抜いていけるよう、空手やカンフーを教え込み、外部との接触を禁止したのでした。
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!のネタバレあらすじ:承
街では、スーパーフライと呼ばれる謎の男たちが強奪を繰り返し暴れていました。
その頃、4人のタートルズの前で知り合ったばかりの少女エイプリルのスクーターが何者かに盗まれてしまいます。タートルズは彼らのアジトらしき倉庫にたどり着くとあっという間に全員をやっつけます。
ジャーナリスト志望のエイプリルはこれに興味を持ち、彼らの好物のピザをおごると、共に協力して街で犯罪を繰り返しているスーパーフライの捕獲を提案。タートルズはヒーローとして世間に認めら、堂々と街を歩く夢を叶えるために、エイプリルに協力することにしました。
ある情報を掴んだタートルズは取引現場のブルックリン橋の下へ向かいました。スーパーフライ一味は、イカれたイノシシのビーバップ、戦車のようなサイのロックステディ、歌うことが大好きなマンタのレイ・フィレット、そして常にバイブスを感じたいヤモリのモンド・ゲッコーなど、ミュータントで構成された軍団だったのです。
スーパーフライは仲間だと思ったタートルズに、平和に暮らしていたが人間に見つかり生みの親であるバクスターが殺されてしまったことや、自らも人間から迫害を受けていた過去を話しました。スーパーフライはバクスターの研究室から共に逃げだしてきたミュータントの仲間たちと、TCRIからあらゆる生物をミュータント化させる装置を盗み出し、人間を支配する計画を聞かせました。
このままスーパーフライの計画に加担するわけにはいかないタートルズは、車で走行中に暴れて脱出することができましたが、混乱の中でTCRIに捕まってしまい、ミュータンジェンもスーパーフライに持ち去られてしまいました。
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!のネタバレあらすじ:転
TCRIに捕まったタートルズたちは大掛かりな装置に繋がれました。彼らの血液を搾り取り、新たにミュータンジェンを生成しようとしているのです。マシンが動きはじめ徐々に力を失っていくタートルズ。
するとそこへスプリンターが現れ、TCRIの兵士を次々なぎ倒し圧倒的な力を見せつけました。危険を察知したエイプリルがスプリンターへ助けを求めたのでした。
スーパーフライのアジトに向かったタートルズは、彼らに「人間を殺してはいけない」と必死に訴えました。タートルズの想いは伝わりミュータントたちは改心しましたが、スーパーフライだけが憎悪を膨らませ敵対してしまいます。タートルズは仕方なく、ミュータントたちと力を合わせてスーパーフライと闘うこととなりました。
一斉に攻撃を仕掛けたタートルズらは海まで追い詰めますが、新たなミュータンジェンの力を得たスーパーフライは海の生物や動物園の動物たちとも融合して超巨大ミュータントと化していきました。巨大スーパーフライは次々と人々を襲い、街をパニックに陥れます。
そんな中、街頭ヴィジョンではタートルズがマンハッタンを攻撃しているという誤った報道がされていました。それにも関わらず、一生懸命街の人々を助けようとすることに果たして意味があるだろうか?タートルズは戦意を失っていきます。しかしそこへレオナルドが言いました。「街の人がどう思おうと正しいことをしていこう!」と。タートルズはやる気を取り戻しました。
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!の結末
その頃、エイプリルは人前に出ると緊張してしまう弱点と闘いながらTV局へ乱入すると、カメラに向かって「タートルズは街を救おうとしている!」と訴えました。
タートルズとスプリンター、そしてミュータントたちが力を合わせてスーパーフライの変異を無効化するための血清を投与しようとします。しかしスーパーフライの強烈なパワーに圧倒され窮地に陥ってしまいます。ところが、そこへ協力者が集まりました。人間たちです。血清は人間の手からミュータントたちの手へ次々リレーされ、見事スーパーフライに投与。元の小さなハエの姿へと戻っていきました。
タートルズは街の人々から大きな拍手を送られ、憧れていたヒーローとなったことを心から喜びました。
翌日、タートルズが住む地下には一緒にマンハッタンで戦ったミュータントたちの姿がありました。共同生活を始めた様子です。
タートルズは顔を隠していたバンダナを外し、普通の高校生として生徒たちから迎え入れられました。
ドナテロはコンピュータークラブ、ラファエロはレスリング部、ミケランジェロはコメディクラスに入り、レオナルドはエイプリルとともにTCRIの消息を追っているのでした。
その頃、TCRIは、タートルズやミュータントたちの監視を続けていました。デスクにはハエの姿に戻ったスーパーフライが瓶に閉じ込められています。シンシア・ユートロムはシュレッダーと交信し助けを求めたのでした。
以上、映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」のあらすじと結末でした。
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