ブラック・ダリアの紹介:2006年アメリカ映画。1947年に実際に起こった未解決殺人事件「ブラック・ダリア事件」を元に作られたミステリー作品。元ボクサーの刑事バッキーと、その仕事のパートナーであるリーは、残虐に殺された女優志望の女性エリザベスの事件を調べ始めます。
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ジョシュ・ハートネット(バッキー・ブライカート)、アーロン・エッカート(リー・ブランチャード)、スカーレット・ヨハンソン(ケイ・レイク)、ヒラリー・スワンク(マデリン・リンスコット)、ミア・カーシュナー(エリザベス・ショート)、フィオナ・ショウ(ラモーナ・リンスコット)、ジョン・カヴァノー(エメリット・リンスコット)、ビル・フィンレイ(ジョージ・チルデン)、リチャード・ブレイク(ボビー・デウィット)、ほか
映画「ブラック・ダリア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラック・ダリア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラック・ダリアの予告編 動画
映画「ブラック・ダリア」解説
この解説記事には映画「ブラック・ダリア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラックダリアのネタバレあらすじ:起
元ボクサーで刑事をやっているバッキー・ブライカート(ジョシュ・ハートネット)は、公私ともに仲のいいリー・ブランチャード(アーロン・エッカート)とは有名なコンビで、事件を解決しています。1947年1月15日、女優を目指すある若い女性が殺された事件を捜査します。彼女はエリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)という名前でしたが、彼女の出演した作品からマスコミは彼女をブラック・ダリアと呼びます。
エリザベスが行き来していたレズビアンバーにやってきたバッキーは、エリザベスに似た女性マデリン・リンスコット(ヒラリー・スワンク)に出会います。しかし、裕福な家の出身であったマデリンはバッキーに、エリザベスとの交流を隠してほしいと頼みます。
ブラックダリアのネタバレあらすじ:承
リーはブラック・ダリア事件の調査にのめり込みはじめ、リーの彼女でバッキーとも仲の良いケイ・レイク(スカーレット・ヨハンソン)に、リーは辛く当たることが多くなります。バッキーはケイから、リーがデウィットという男を捜査していると聞き、リーの元に向かいます。デウィットはリーによって射殺されますが、正体不明の男がリーの首を絞めはじめます。それを見たバッキーでしたが、何者かによってリーは首を切られ、彼の首を絞めている男もろとも階下に落ちて死んでしまいます。
リーの死を嘆くとともに、ケイとバッキーは関係を持ちますが、バッキーはリーが過去の銀行強盗の事件で金を横領していたことを知ります。ケイの元彼デウィットが銀行強盗を行い、それを暴いたリーが金を横領するとともに、ケイとの関係を始めたのでした。デウィットは最近出所をしており、リーは彼を殺そうとしていたのでした。
ブラックダリアのネタバレあらすじ:転
マデリンの元を訪れ関係をもつバッキーでしたが、ケイにバレてしまいます。ブラック・ダリア事件の捜査に帰ったバッキーは、エリザベスが出ているポルノ映画を観て、セットがマデリンの家のベッドルームに似ていることに気づきます。そして映画の最後にはマデリンの父エメリット(ジョン・カヴァノー)の名前が出ていました。
マデリンの父エメリットを問い詰めたバッキーは、彼の空き家のひとつを訪れ、エリザベスの殺害現場を発見します。バッキーは、マデリンとその父のエリザベス殺害の罪を暴こうとしますが、マデリンの母親であるラモーナ(フィオナ・ショウ)が現れます。
ブラックダリアの結末
ラモーナはマデリンの実の父はエメリットの親友であったジョージ・チルデン(ビル・フィンレイ)であったと言います。エメリットによって顔を怪我したジョージはエリザベスに取りつかれ、娘と似通ったエリザベスと性的関係を結ぼうとしました。ラモーナはエリザベスを殺したと言い、自殺します。バッキーは、リーがこの真実を隠すためにエメリットにゆすりをかけ、マデリンとジョージに殺されたことを悟ります。バッキーはマデリンを殺し、ケイのもとに向かいます。
以上、映画「ブラック・ダリア」のあらすじと結末でした。
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