ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島の紹介:2010年イギリス映画。C・S・ルイスの児童文学であるナルニア国物語(原題:The Chronicles of Narnia)を映画化したシリーズ3作目。原作第三弾のナルニア国物語 朝びらき丸 東の海へを映画化した作品です。第二次大戦中。ペベンシー家の長兄ピーターと長女スーザンは父のアメリカ赴任に同行し、不在だった。弟エドマンドと末の妹ルーシーはいとこのユースチスという意地悪な少年の家に居候しており、たびたび嫌がらせを受けていた。3人で部屋にいる時、突如壁掛けの海の絵から水があふれ出してきた。2人と一人を再びナルニアが呼び寄せる…。
監督:マイケル・アプテッド 出演: ジョージー・ヘンリー(ルーシー・ペベンシー)、スキャンダー・ケインズ(エドマンド・ペベンシー)、ウィル・ポールター(ユースチス・ペベンシー)、ベン・バーンズ(カスピアン)、ティルダ・スウィントン(白い魔女)、ローラ・ブレント(リリアンディル)ゲイリー・スウィート(ドリニアン)、テリー・ノリス(ベルン卿)、ブルース・スペンス(ループ卿)、リーアム・ニーソン (アスラン)ほか
映画「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島の予告編 動画
映画「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」解説
この解説記事には映画「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島のネタバレあらすじ:起
第二次大戦下、英国。かつてナルニアを治めていたペベンシー家の兄弟4人のうち、長兄ピーターと長女スーザンは軍務につく父に同行し渡米していました。一方の弟エドマンドと末の妹ルーシーはいとこのユースチスとその両親の家に居候していました。ユースチスはエドマンドたちのはなすおとぎ話を到底信じられず、むしろ彼らを罵るほどでした。ある日エドマンドとユースチスが口げんかを始めると、海原を進む船の絵画から水があふれ出し、3人はみるみるうちに水に飲まれナルニアの海へと出ました。そして目前にはカスピアンの乗る大きな帆船。初めて見るミノタウロスにユースチスは卒倒してしまいました。
ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島のネタバレあらすじ:承
しかし王子は今回角笛を吹いていません。それでも王子はこれから父の家臣で流罪にされた7人の領主を探しにゆくと言い、3人も付いていくことに。初めの島は無人のようでしたがすぐさま隠れていた奴隷商人たちに捕まってしまいます。売られた民は小舟に乗せられ海を出て、不気味な霧に連れ去られてしまいました。囚われたカスピアンがあの霧は一体何かと尋ねたのは、7卿のひとりベルン卿でした。彼によるとそれは生け贄との事。船員の救助のおかげで4人は無事に船に戻り、連れ去られた民を救うべく、ベルン卿から手にした剣を手に王は進路を東に取ります。船が到着したのは何の変哲もない島。夜、浜で寝ていたルーシーを目に見えない何かが連れ去ってしまいました。目に見えない何かはルーシーにある館に忍び込んで自分たちを見える姿にしてほしいと要求してきました。ルーシーは要求どおり屋敷に忍び込み、魔法の呪文をまとめた分厚い本を開きます。カスピアンとエドマンドは彼女がいないことに気づき、森の中を進みます。ちょうど呪いを解かれた目に見えないものたち=「能無しあんよ」と対峙していたカスピアン王たちは、本と島の持ち主コリアキンからナルニアの東に渦巻く悪の力を知ります。
ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島のネタバレあらすじ:転
船が次に向かったのは硫黄の煙たち込めるドラゴンの島。カスピアンたちはそこで亡骸になってしまった7卿のうち2人を見つけ、剣を手に入れました。ユースチスはというとねずみの剣士リーピチープといるのが嫌で島をさ迷い歩いていました。見つけたのは金銀財宝の数々。彼は腕輪の一つをはめてみました。カスピアンたちが船に戻ると、ユースチスの姿がありません。さらにドラゴンがエドマンドを連れ去ってしまいました。彼が上空から島を見ると、炎で地面に描かれた「僕はユースチスだ!」の文字が。島の金を奪おうとしたため、彼はドラゴンになってしまったようです。
ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島の結末
落ち込むユースチスをリーピチープは慰めます。ドラゴンと共に船は荒れ狂う海へと繰り出しました。ようやく頭上に青い星を持つ島が見え、上陸すると7卿のうち3人が囚われていました。星リリアンディルが舞い降りてきて彼らに次に向かうべき島を指し示しました。不気味な霧が覆う悪の島です。その島こそ、ナルニアの民を連れ去った恐ろしい力を秘めた場所でした。剣が全て揃ったら、リリアンディルの照らす島のアスランのテーブルに集めることにし、船は島へ向かいました。ルーシーとエドマンドの耳元で誘惑と恐怖がささやきます。島の陸地が見えたところで、カスピアンは7卿のひとりと彼の持つ剣を発見。彼曰く、想像した恐怖が具現化するのだと言います。これを聞いたエドマンドは巨大なウミヘビを生み出してしまい、船は大荒れ。ユースチスは剣で負傷し、飛び去っていきまる。彼は浅瀬の浜に落ちてしまいました。そこには王アスランの姿が。かれが前肢で砂を掻くと、ユースチスの傷は癒え、元の姿に戻り、リリアンディルの島へと移動していました。船にぐるぐると巻きついたウミヘビにエドマンドがとどめを刺し、さらわれた民は無事戻って来ました。リーピチープは再び姿を現したアスランと共に彼国へと旅立ち、ユースチスとルーシー、エドマンドも元の世界へと戻りました。
以上、ナルニア国物語(第3章 アスラン王と魔法の島)のネタバレあらすじと結末でした。
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