映画「エクスペンダブルズ2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エクスペンダブルズ2の紹介：2012年アメリカ映画。エクスペンダブルズ・シリーズの第二作。今回もシルヴェスター・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめとした豪華名優が出演。過去の出演作品のオマージュなども多数ちりばめ、シリアスなお祭り騒ぎが始まる。
監督：サイモン・ウェスト 出演：バーニー・ロス（シルヴェスター・スタローン）、リー・クリスマス（ジェイソン・ステイサム）、イン・ヤン（ジェット・リー）、ガンナー・ヤンセン（ドルフ・ラングレン）、トール・ロード（ランディ・クートゥア）、ヘイル・シーザー（テリー・クルーズ）、ビリー・ザ・キッド・ティモンズ（リアム・ヘムズワース）、チャーチ（ブルース・ウィリス）、トレンチ（アーノルド・シュワルツェネッガー）、ほか
この解説記事には映画「エクスペンダブルズ2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ネパール。兵士に捕らわれた覆面の男が拷問を受けています。武装した車列が街へと向かいます。車の側面には「乱暴者」と描かれていました。バーニーの「行くぞ」の合図と共に機銃掃射を開始、兵士をなぎ倒します。銃弾を雨あられとまき散らし、爆炎を巻き上げつつ装甲車は進みます。バーニーはバイクを飛ばしヘリを撃墜します。ビルに突入したヤンは、フライパンを武器に兵士をなぎ倒します。拷問していた男に、兵士が止めを刺そうとした瞬間、爆発が起きます。リーがナイフを投げ、バーニーが早撃ちで室内の兵士を倒します。拷問されていた男はバーニーの旧友で商売敵のトレンチでした。中国人富豪を助けに来て逆に捕らえられた、とのことでした。トレンチに銃を与え、中国人富豪をかかえて脱出します。鉄塔の上からロープを伝い森へ、滑空しながら敵を銃撃し続けます。森へ降り立ったバーニーとリーは敵に囲まれますが、新人狙撃手ビリーが一瞬で敵をなぎ倒します。バーニーは飛空艇に乗り、ボートで逃げる仲間を援護します。水上を走りながら仲間を回収、機首の砲撃で前方の包囲を撃破、突破します。ダムに衝突寸前で離陸に成功、バーニーは仲間に幸運の指輪を見せつけます。帰還途中、ヤンは中国人富豪を連れパラシュートで離脱します。
ビリーは、バーニーにチームから去りたい旨を伝えます。彼女の元へ行きたいと話します。バーニーは俺でもそうする、と快諾します。バイクでアジトへ戻ったバーニーの前に、チャーチが現れます。お前には貸しがある、今日が返してもらう日だ、と話します。中国機が撃墜、その機内の金庫を回収しろという依頼でした。チャーチの部下のマギーを同行させる、それでチャラだ、とのことです。チームを乗せた飛空艇はアルバニアの山脈へ向かいます。チームは林の中を進みます。バーニーはビリーに偵察を指示します。斜面をあっという間に駆け上がっていくビリーを、メンバーは称賛します。ビリーが機体の残骸を発見、バーニーは機内の捜索を開始します。金庫を発見、マギーがロックを外そうとします。パスワードの解除に失敗し、爆弾が作動。残り三秒の所で解除に成功し中身を取り出します。周囲の警戒に行っていたビリーに撤収の連絡を入れ引き揚げ始めます。しかし、ビリーからの返答がありません。チームの前に武装した男達が現れ、捕らえられたビリーが連れてこられます。リーダーの男がビリーに銃を突きつけ、武器を捨てろと脅します。バーニーは従い武器を捨て、回収したケースを渡します。バーニー達を地面に伏せさせた後、リーダーはビリーに怖いか、と問います。まさか、と答えたビリーの胸に、バーニーから奪ったナイフを突きたてました。ヘリで撤退する男達。バーニーがビリーに駆け寄ると、ポケットの手紙を託し息を引き取りました。マギーにケースの中身はなんだ、と問います。プルトニウムを隠した鉱山の地図だ、と返答します。チームは湖畔にビリーを埋葬し、手紙を読みます。彼女へ宛てた手紙でした。バーニーは復讐を誓います。
信号で追跡中の飛空艇に、チャーチから連絡があります。バーニーは若者が死んだ、手を引く、と告げます。鉱山ではリーダーと部下が村人を徴収し、容赦なく働かせていました。信号が消えた場所で着陸し、トラックへ乗り込み移動します。バーで男達を発見、バーニーとリーがメリケンサックで倒します。マギーが拷問し鉱山の場所を吐かせました。男達は“サング”と名乗り鉱山を支配しているそうです。トラックは旧ソ連の陸軍基地でアメリカの街並みを再現した場所へ到着します。ここで一泊することにしました。翌朝、出発しようとしていると、建物が銃撃されました。ジュークボックスの音楽が鳴り響く中、“サング”との銃撃戦が始まります。別行動し銃火器を取りに行っていたリーから連絡が入ります。持ちこたえられるか、とリーが問うと、敵の戦車が現れました。戦車の砲撃に追いつめられますが、どこからともなく発砲があり、“サング”を撃破、戦車も破壊されました。バーニー達の前に一人の男が現れます。バーニーの知り合い、一匹狼のブッカーでした。一人で男達と戦車を撃破したようです。ブッカーの武勇にチームの猛者達もあきれ顔です。ブッカーから、“サング”のリーダーはヴィランだと情報を得ます。バーニーは助かったと礼を言い、ブッカーと別れます。去り際にブッカーは、この先に村があり、“サング”を憎んでいる、彼らに加勢を頼めとアドバイスします。リーが到着、合流し村へ向かいます。村に到着すると銃撃を受けますが、狙いが定まらずチームに当る様子がありません。銃を構えていたのは皆女性でした。何しに来たの、との問いにバーニーは“サング”を殺しに、と返します。銃を下げた女性達は建物の中にチームを招きいれます。男達は鉱山に連れていかれ帰って来ない、と話します。いずれ自分達も連れていかれるだろう、と。鉱山ではプルトニウムの運び出しが始まっていました。村へ“サング”が現れ家捜しを始めます。一人の子供を追いかけ教会の中に入る“サング”の男達。待っていたのは神父に扮したリーでした。ナイフと格闘術で“サング”を圧倒します。外ではバーニー達も参戦、撃破します。プルトニウムの運び出しが終わると、“サング”は村人を鉱山に閉じ込めます。バーニーは飛空艇で空から砲撃、爆撃を浴びせ対戦車砲を撃破、そのまま鉱山へ突っ込みました。村人を集め射殺しようとしていた“サング”をチームは仕留めます。しかしプルトニウムはすでにヴィランと共に鉱山の外でした。ヴィランは爆破スイッチを押します。鉱山を支えていた柱が崩壊、チームと村人達は閉じ込められてしまいます。壁を削岩機で破壊しながら現れたのは、トレンチでした。トレンチは「戻ったぞ」と告げます。
バーニーとトレンチの前にチャーチも現れます。チャーチはヴィランを殺るぞ、と告げヘリを離陸させます。ヴィラン達の車列の前に立ちはだかる、チームメンバー、トレンチ、チャーチ。一斉に射撃を開始します。車列は空港内へ突入し停車、ヴィランはプルトニウムを輸送機に運び込むよう指示します。バーニー、トレンチ、チャーチ、ブッカーも参戦しヴィラン達に銃撃を浴びせます。「弾がない、また戻ってくる」というトレンチに、チャーチは「戻りすぎだ、俺に戻らせろ」と話します。トレンチは「くたばれ」と返します。ブッカーにトレンチは「次はランボー登場？」と話します。トレンチとチャーチは二人で車に乗り込み、左右から銃撃していきます。ヘリに乗り込もうとする“サング”にリーがナイフで強襲します。リーとヴィランの側近の一騎打ちが始まります。メリケンサックをはめたリーは、ナイフを構える側近を圧倒。最後は殴打しヘリのローターに叩きつけ倒します。バーニーとヴィランの一騎打ちが始まります。ヴィランはバーニーから奪い、ビリーを刺殺したナイフを手にします。それを投げ捨て、男なら素手で来い、と挑発します。バーニーは受けて立つ、とガンベルトを外します。バーニーとヴィランの格闘戦が始まります。バーニーの殴打に対してヴィランは蹴りで応戦。ヴィランはバーニーの首に鎖を巻き付け、終わりだ、と告げます。鎖から脱し、落下した先で身を起こすとナイフが目に入ります。ヴィランがそのナイフを手にします。自分のナイフで殺されるとは、ビリーと同じだ、とヴィランは話します。バーニーは鎖を手にし、ヴィランを滅多打ちにします。バーニーは自分のナイフを取り戻します。さっさと立て、とヴィランに告げます。仁王立ちしたヴィランの首に鎖を巻き、一気に引き付け、ナイフをその胸に叩き込みました。勝ったか、と問うトレンチとチャーチの前に、バーニーはヴィランの首を差し出します。二人は趣味がいい、センスがいい、と納得しました。チャーチはこれでチャラだ、と告げます。チャーチは今回の報酬として飛行機をプレゼントしますが、とても古いプロペラ機でした。バーニーはボロすぎるだろ、と言い、トレンチは、俺たちも、と返します。フランス、パリのビリーの恋人へ、手紙と大金が届きます。チームはビリーの冥福を祈って乾杯します。
豪華キャスト陣が織り成す爽快なアクションシーンは見ものでした。味方側が全員主役級の人物なので頼もしい限りです。個人的にはアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスが助っ人にやってきたシーンに燃えました。これぞこのシリーズの醍醐味だと思います。
前作に比べるとお祭り要素が増してて最高でした。ただ、吹替え版のブルースウィリスの声が通常の吹替え担当の方じゃないから違和感がスゴイ。それを差し引いて5億点あげれるくらいのキャストでした。クリスマスとバーニーの遣り取りが毎回好き。あと死ぬ前に食べるとしたら的なディナートークは聞いててなんかムズムズするのはガンナーのせいですよね。すごくムズキュン