グリンチの紹介:2000年アメリカ映画。海外で著名な絵本作家、ドクター・スースが1957年に発表した「いじわるグリンチのクリスマス」が原題。アカデミー賞でメイク・アップ賞を獲得したファンタジーした作品。
監督:ロン・ハワード 出演:ジム・キャリー(グリンチ)、ジェフリー・タンバー(メイ・フー市長)、クリスティーン・バランスキー(マーサ・メイ・フーヴィエ)、モリー・シャノン(ベティ・ルー・フー)、アンソニー・ホプキンス(ナレーション)、ほか
映画「グリンチ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グリンチ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グリンチの予告編 動画
映画「グリンチ」解説
この解説記事には映画「グリンチ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グリンチのネタバレあらすじ:起
生まれた時から謎の緑色の毛に覆われていたグリンチは、その特異的な外見から誰からも愛される事なく育ちました。親には捨てられ、クラスメートからはいじめを受けたグリンチは人嫌いとなり、ペットの犬と共に一人雪山に篭り生活をするのでした。そして次第に性格が捻じ曲がっていったグリンチは、人々の笑顔や笑い声を忌み嫌うようになります。
グリンチのネタバレあらすじ:承
時はクリスマスでした。街は賑やかなイルミネーションで飾られ、通りには活気が溢れています。まさしくグリンチの嫌いなその情景そのものをぶち壊そうと、彼は街中に降りイタズラを始めます。しかし、シンディーという少女が危険な目に遭っている所にたまたま遭遇したグリンチは、何故か彼女を助けたのでした。その事をきっかけに、実はグリンチはいい人なのではないか、とシンディーは思い始めます。
グリンチのネタバレあらすじ:転
街では、名誉市長を選出しようという動きがありました。シンディーはそこで、グリンチを押し、山まで彼を迎えに行くのでした。拒否するグリンチでしたが、シンディーの熱意に折れ渋々街へと降ります。しかし住民の顔を見た事で彼のトラウマが爆発、イルミネーションやプレゼントを壊して回ります。自分たちが折角築き上げてきた最高のクリスマスを破壊された事に怒り狂う住民達は、グリンチに山に帰れとけしかけます。しかし、その間に割って入ったのもまたシンディーでした。仲間から嫌われる事も厭わずグリンチを庇うその姿に、流石のグリンチも心打たれます。
グリンチの結末
そして今回の自分の非を認め謝罪をした上で、人々の輪に加わるのでした。かつてグリンチを虐めていた現市長は、名誉市長に選ばれるのは絶対に自分であると思っていた為、その光景が面白くありません。ですが人々から人気を得たグリンチは、そのまま名誉市長として選出されました。そして可愛い彼女も手に入れたグリンチは、長年の溝を埋めるべく、シンディーを中心とした住民達と、彼の人生において一番素晴らしいクリスマスを過ごすのでした。そして彼の歪んだハートは、こうして少しずつ温められて行くのでした。
以上、映画「グリンチ」のあらすじと結末でした。
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