ザ・テキサス・レンジャーズの紹介:2019年アメリカ映画。 1930年代、世界恐慌の影響で失業率が下がり続け、不景気だったアメリカ。そんなときに銀行強盗や殺人を繰り返したボニーとクライドは民衆から人気を得ます。そんな2人を捕らえるために、現役を退いていたテキサス・レンジャーズが奮闘する、実話を元にした映画です。
監督: ジョン・リー・ハンコック 出演: ケビン・コスナー(フランク)、ウディ・ハレルソン(メイニー)、トーマス・マン(テッド)、キャシー・ベイツ(テキサス州知事)、ジョン・キャロル・リンチ(リー)、ほか
映画「ザ・テキサス・レンジャーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・テキサス・レンジャーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・テキサス・レンジャーズの予告編 動画
映画「ザ・テキサス・レンジャーズ」解説
この解説記事には映画「ザ・テキサス・レンジャーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・テキサス・レンジャーズのネタバレあらすじ:起
1934年テキサス州。世界恐慌で不景気の中のアメリカ。そんな不景気の時代に人気を博したボニーとクライドの若者2人の協力によって、5人の囚人が脱獄に成功をします。ここ数年、ボニーとクライドを捕まえることにFBIは手こずっています。
そこで、テキサス・レンジャーに仕事を依頼してみてはどうかとの提案を受けますが、知事はこの時代にカウボーイに仕事を依頼するなんて馬鹿げているとの考え方で、それを拒否します。
しかし、テキサス・レンジャーに依頼するしかもう手数はなく、渋々知事は彼らに仕事を依頼することを了承します。
ザ・テキサス・レンジャーズのネタバレあらすじ:承
元テキサス・レンジャーのフランクは引退後、事業で成功したようでいい暮らしぶりです。そんな中、ボニーとクライドを捕まえるために協力してほしいと依頼を受けます。フランクは現役から離れてだいぶ経つため、この仕事を断わります。
しかし、フランクはその仕事を依頼されたときから、ボニーとクライドのことが頭から離れません。そして、フランクは妻の反対を押し切ってその仕事の依頼を引き受けることにします。
フランクはかつての仕事のパートナー、メイニーを誘おうと向かいましたが、貧しい暮らしぶりの上、あまりにも本人から覇気を感じることができなく、フランクは1人で任務を遂行しようとします。
ところが、メイニーはフランクがやってきていたのに気づいており、フランクの前に突如現れます。そして、自分もその任務に参加したいと志願してき、フランクは渋々了承をします。
一方その頃、知事はフランクとメイニーの老いぼれカウボーイたちに先を越されないように、FBIに喝を入れます。
ザ・テキサス・レンジャーズのネタバレあらすじ:転
現在はフランクたちの現役時代とは捜査方法が変わり、2人は時代遅れを感じます。フランクは昔ながらの方法で、ボニーとクライドの行動パターンを分析します。そしてフランクは、ボニーとクライドは実家に必ず戻ってくると予想をします。
そこで、クライドの地元を調査していると、怪しげな車から1つの瓶が外へ放り出されます。明らかに怪しい動きをしている赤毛の青年がその瓶を拾い、2人はその青年の後を追いますが、現役の頃とは違う体に順応できずに、逃がしてしまいます。
そのとき、FBIがやってきて、フランクとメイニーを馬鹿にしたような視線を送ります。その後、フランクの予想通り、この地域で警察に向けた発砲事件が起こります。その犯人はボニーとクライドでした。
フランクたちは町の人に聞き込みをしながら探しますが、なかなかみんな口を開いてくれません。彼らにとってボニーとクライドは警察と戦うヒーローだったからです。そして、再び警察に向けた発砲事件が起こりました。
オクラホマにやってきたフランクたちは、ボニーとクライドが乗った車を発見します。その車は多くのファンに囲まれていて、絶大な人気です。必死でフランクたちは車で追いかけるものの、ギリギリのところで見失ってしまいます。
翌日、オクラホマからかなり遠いところでボニーとクライドの目撃情報を得ました。一晩のうちにその距離を移動してしまう2人に、フランクたちは力の差を感じます。
フランクはクライドの父親に会いに行きます。父親から「クライドは根はいいやつだ。この状況を早く終わらせてほしい」と頼まれます。
ザ・テキサス・レンジャーズの結末
怪しげな車から再び瓶が放り出されます。前回と同じ赤毛の青年がまた現れますが、フランクたちは同じ失敗はしません。フランクとメイニーは連携をして、その青年から瓶を手に入れることに成功します。その瓶の中には紙が入っており、2人はこことは別の場所に向かったことが記されていました。
そこで、フランクは、仲間の実家があるルイジアナ州に来るのではないかと予想をし、そこへ向かい、その父親と接触をします。そして、翌日にはここにボニーとクライドがやってくるとの情報が入ります。
ルイジアナ州ではフランクとメイニーは捜査権限がなかったので、地元警察に協力を依頼します。ボニーとクライドがやってくるのを待っている間、フランクとメイニーはかつて一晩で50人以上を殺したことがあるということを知ります。
夜が明けて、ボニーとクライドが通ると思われる道で待ち伏せをします。遠くから2人が乗っていると思われる車がやってきます。ボニーとクライドだと確認を取れた瞬間、一斉に2人に銃口を向け、ボニーとクライドの射殺に成功をします。
ボニーとクライドの死体が乗った車には、多くの人が群がり、2人の死を悲しむのでした。
以上、映画「ザ・テキサス・レンジャーズ」のあらすじと結末でした。
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