ワイルド・ストームの紹介:2018年アメリカ映画。アメリカ各地を毎年襲撃するハリケンーンは大きな被害をもたらします。そのハリケーンの混乱の中で大金を盗み取る犯罪グループがいます。幼い頃ハリケーンで父を失った兄弟は、アメリカ財務省の女性職員とともに犯罪グループに立ち向かいます。『ワイルドストーム』は大規模な銃撃アクション、カーチェイス、大爆発などアメリカアクション映画の醍醐味を楽しめる映画、ハリケーンの巻き起こす大暴風雨による迫力ある映像も見どころです。
監督:ロブ・コーエン 出演:トビー・ケベル(ウィル)、マギー・グレイス(ケーシー)、ライアン・クワンテン(ブリーズ)、ラルフ・アイネソン(コーナー)、メリッサ・ボローナ、ジェームズ・カトラー、ベン・クロス、ほか
映画「ワイルド・ストーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワイルド・ストーム」のあらすじと結末をネタバレ解説。動画やキャスト紹介、レビューや感想も掲載。ストーリーのラストまで簡単解説します。
ワイルド・ストームの予告編 動画
ネタバレ「ワイルド・ストーム」あらすじ・結末
ここからは映画「ワイルド・ストーム」のネタバレを含んでいます。あらすじの結末まで解説していますのでご注意ください。
目次
ワイルド・ストームのネタバレあらすじ:起・ハリケーンで父を失う兄弟と大金強奪計画
1991年のアラバマ州、大型ハリケーンの中をウィルとブリーズは父の運転で家に急ぎますが、大きな木が倒れて車は動かなくなります。ようやく家についた親子、父は車をなんとかしようと再び外にでます。ウィルとブリーズは不安の中、家に残ります。ウィル達が窓から見守る中、父はハリケーンで死亡し、ウィルとブリーズの家も吹き飛ばされます。
数十年後、タミーと名付けられたハリケーンがアメリカに接近、気象学者になったウィル(トビー・ケベル)はアラバマで災害特殊車両で調査に出掛け、無人飛行機を飛ばします。ハリケーンで避難勧告が出て混雑するなか、アメリカ政府財務省のケーシー(マギー・グレイズ)とコーナー(ラルフ・アイネソン)は避難者のあふれる中、古い紙幣を処理するため渋滞の車を押しのけて施設へ運びます。その一方で数人の不審な男女が鉄塔に登り、犯罪の準備を進めています。ケーシーは財務省施設で古い紙幣を処理しますが、ケーシーの横を施設職員のモレノとコンピュータエンジニアがコンピュータ修理のため通ります。モレノのオフィスで施設のシステムが故障し、モレノはケーシーに修理屋のブリーズを呼ぶよう頼みます。
ウィルは弟ブリーズ(ライアン・クワンテン)のオフィスを訪れますが、どうやらアル中気味、ウィルは父が死んだときのような巨大ハリケーンが来ると警告します。財務省施設では数人の不審な男女がシステム修理のため中に入れろと言いますが、警備に止められます。グループは銃を乱射して中に入ります。施設内ではコーナーも施設警備員に銃を向けて犯罪グループに加わりますが、彼はこの犯罪グループの首謀者のようです。
ワイルド・ストームのネタバレあらすじ:承・金庫を開けようとする犯罪グループ
コーナーら犯罪グループはモレノを脅します、二人のコンピュータエンジニアも犯罪グループの仲間で、銃を向けます。コーナーはハリケーンに合わせて6億ドルを盗む計画だと話します。金庫でコンピュータエンジニアは、金庫の暗証番号が変えられて開けられないことに気づきます。グループはモレノを脅しますが、ケーシーが暗証番号を変えたことを知ると、グループは彼女を見つけようとします。
ケーシーはブリーズのオフィスへ到着します。ブリーズはウィルとハリケーンに備えていましたが、ケーシーと財務省施設に行くことにします。ハリケーンがひどい中、ケーシーとブリーズは財務省施設に到着しますが、異変に気づき、すぐに犯罪グループと銃撃戦になります。ウィルが到着してケーシーを助けますが、ブリーズは犯罪グループに捕まります。ウィルとケーシーは地元の警察へ助けを求めに行きますが、警官ジミーも犯罪グループの一員で、ウィルとケーシーを脅します。ケーシーとウィルはジミーを倒して逃げますが、カーチェイスになります。追いかけるジミーをウィルは倒します。
ウィルは人質のブリーズが心配、また鉄塔からの電波が暗証番号解読に使われれているので、ウィルは鉄塔に登って壊そうとします。しかし、鉄塔に登るウィルはハリケーンのため吹き飛ばされそうになります。コーナーと犯罪グループが来て激しい銃撃戦になりますが、グループの車はガソリンスタンドに激突し爆発、鉄塔も倒れます。暗証番号を解読しようとするグループは塔が倒れたため失敗します。コーナーはウィルとケーシーを殺害しようとしますが、2人は逃げます。
ワイルド・ストームのネタバレあらすじ:転・ケーシーと犯罪グループの戦い
コーナーは施設に戻りますが、ジミーと犯罪グループの警官たちが現れます。ジミーと警官達はこの犯罪の主導権を握ろうとしてコーナーを脅しますが、コーナーはジミーを殺害します。ケーシーとウィルはショッピングセンターに行き、コーナーにコンタクトします。ケーシーは自分の居場所をコーナーに知らせ、ブリーズ、モレノら施設の人質解放と引き換えに暗証番号を教えると取引を持ちかけます。
ケーシーはモレノ、ウィルはブリーズと電話で話し生存を確認して安心します。犯罪グループの警官達がショッピングセンターに登場し、人質のブリーズを連れてケーシーを探します。ケーシーはショッピングセンターの窓を壊し、ハリケーンの風を引き入れで警官を吹き飛ばします。ブリーズのオフィスに戻るケーシーとウィルは、ブリーズを探しますが見つかりません。ケーシーはウィルに、災害装甲車を爆弾にして施設を破壊してグループを倒すことを提案、ウィルは渋々同意します。
ワイルド・ストームの結末:犯罪グループとの最後の対決、金の行方は?
ケーシーとウィルは爆弾の準備をしますが、犯罪グループが現れます。ケーシーから暗証番号を聞こうとするグループ、ウィルは爆弾を爆発させガラスを破り、ハリケーンの洪水を中に入れてグループを撃退しますが、ウィルも洪水で流されてしまいます。ケーシーも洪水に流されますが犯罪グループに捕まります。ウィルは災害特殊車両に流れ着き、ブリーズに助けられます。ケーシーは財務省施設に連れてこられ、暗証番号を教えないとモレノを殺すぞと脅され、金庫の扉を開けます。
犯罪グループはモレノを殺害、ケーシーを人質にとり、金をトラックに載せて逃亡します。ウィルとブリーズは銃を用意して犯罪グループと戦う準備をし、ハリケーンの目(中心部分)が安全と考え、そこを目指します。兄弟は犯罪グループのトラックを見つけて飛び乗り、グループと激しい戦いになります。ケーシーもトラックの中で抵抗して兄弟を助けます。犯罪グループのトラックはハリケーンで爆発、コーナーも死にます。
無事に残った1台のトラックでケーシーと兄弟は会います。トラックの中には2億ドルの金が残され、ケーシーはメキシコへ逃げようと言います。3人のトラックはハリケーンの後の夕暮れに消えていくのでした。
以上『ワイルドストーム』のあらすじと結末でした。
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