ゾネイダー 地球感染計画の紹介:2015年イタリア映画。1980年カーター社長により開発された細菌兵器『スタッキー・モルテ』の研究がベンタン研究所で行われていました。研究の成果を発表するために、大佐や議員が呼ばれました。しかし議員が『スタッキー・モルテ』に感染したのを皮切りに、研究所に感染源のカビが拡散してしまいました…という内容の、感染スプラッター映画です。
監督:ジェリオ・デ・サンティ、ニール・メスチーノ 出演:ウィル・ジィモサー(兵士)、エドワード・X・ヤング(大佐)、マイク・ケラー(ブリスコ軍曹)、ローレンス・ジョージ(ロジャー)、リック・ヘイムズ(博士)、クリス・ジェンティーレ(デイブ)ほか
映画「ゾネイダー 地球感染計画」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゾネイダー 地球感染計画」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゾネイダー 地球感染計画の予告編 動画
映画「ゾネイダー 地球感染計画」解説
この解説記事には映画「ゾネイダー 地球感染計画」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゾネイダー地球感染計画のネタバレあらすじ:起
1980年、ベンタン研究所では『スタッキー・モルテ』という細菌兵器の研究が進められていました。この兵器は研究所の社長カーターが開発したもので、この日は大佐、フランケン議員が側近と共に呼ばれ、研究員によるお披露目が始まろうとしていました。研究員はロジャー、デイブ、ジュリアの3人と博士がいました。
食事を準備していたロジャーとジュリアの部屋にデイブが入って来て、滑って転倒し頭を打って意識を失いました。フランケン議員はコカインを吸った上に酒を飲んでラリっていました。やがてモニターにカーター社長が映し出され、博士による説明が始まりました。
その時、フランケン議員の手にカビが付き、緑色に染まっていました。フランケンは水で流そうと手を洗っていました。説明をする博士は、『スタッキー・モルテ』の特徴が、緑色のカビで水によって拡散されると言っていました。
ゾネイダー地球感染計画のネタバレあらすじ:承
フランケン議員が体中緑色になって倒れました。博士は明らかに『スタッキー・モルテ』に感染していると言いました。その頃、別の研究室ではマウスを使い『スタッキー・モルテ』の実験をしていましたが、マウスに噛まれカビの入った試験管を落としカビを拡散させていました。感染したマウスに噛まれ研究員も感染し、通路に逃げ出したためカビの拡散が始まっていました。
この事態を知った博士は、この部屋は除湿されているので、直接カビに触れなければ感染しないし、拡散もしないので安全だと言いました。フランケン議員と握手をしたことを思い出したブリスコ軍曹が自分の手を焼きました。感染の疑いがあるブリスコ軍曹を隔離した頃に、デイブが目覚め、部屋を出ました。
一方、ベンダン研究所に日本企業に雇われた、完全防護服で武装した兵士が乗り込んでいました。兵士の任務は感染者のサンプルの持ち帰りと、研究所の破壊でした。研究所の内部には感染者で編成したマスク部隊がいましたが、兵士は部隊を次々破壊していました。
ゾネイダー地球感染計画のネタバレあらすじ:転
兵士と交信したロジャーとジュリアは、カーター社長が開発したとされる『スタッキー・モルテ』がエイリアンによって地球に落とされたものであることを知りました。更にカビの除去剤はエイリアンがもっていたもので、ある部屋に置かれていることも知りました。ロジャーとジュリアは防護服を着て除去剤を取りに行きました。部屋を出たデイブは研究所を出ようと暗証キーを押しますが扉は開きませんでした。
やがて化け物と化した感染者に襲われ倒れ込みました。大佐は全てカーター社長がやっていることだとにらみ、カーターは恐らく機械室にいると想定しました。突然通路のスプリンクラーが作動しました。水によってカビが拡散するため、ロジャーとジュリアは部屋に戻りました。
その後ブリスコ軍曹によってデイブが部屋に戻されました。デイブは背中を襲われ、体が動かなくなっていました。ジュリアとの恋敵のロジャーはデイブをナイフで刺しながら拷問し、すべてを吐かせました。
ゾネイダー地球感染計画の結末
カーターの命令で、フランケン議員のコカインにカビを仕込み感染させました。その後逃げる手はずでした。カーターは研究所にいる全員で人体実験をしようとしていました。そしてカーターが機械室にいることも喋らせました。フランケン議員の死体を検死していたロジャーでしたが、体から別の生物が飛び出し、緑の体液をかぶりました。
ロジャーは自分の体に除去剤を振りかけました。すると体が解けはじめ、目玉が解けてしまいました。水を飲んでいた秘書でしたがカビが混入し、口から汚物を吐き、ジュリアと博士にかかりました。やがて博士の体は破裂し、大佐にも液体が降りかかりました。
大佐は感染後も命令を聞くブリスコ軍曹に機械室を突破しろと命令し、ジュリアとロジャーと一緒に向かいました。ブリスコ軍曹が扉を破壊すると、化け物と化した感染者に大佐が殺されました。ブリスコ軍曹は大佐の仇と、化け物をバラバラにしましたが、ロジャーが殺されました。カーターに銃を向け、出口に向かうジュリアも銃を奪われました。
その時、完全防護服で武装した兵士が現れ、カーターの首を刈り、ジュリアを感染者サンプルとして確保しました。そして研究者を爆破させました。
以上、映画「ゾネイダー 地球感染計画」のあらすじと結末でした。
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