映画「アザー・ガイズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事！の紹介：2010年アメリカ映画。ニューヨーク市警の花形警部ダンソン・ハイスミスコンビを尻目に黙々とデスクワークを続ける地味な男アレン。一方野心はあるもののドジやミスを連発しうまくいかない男テリー。工事現場の足場許可をきっかけに二人は大きな事件へと迫っていく。
監督：アダム・マッケイ 出演：ウィル・フェレル（アレン・ギャンブル）、マーク・ウォールバーグ（テリー・ホイツ）、エヴァ・メンデス（シーラ・ギャンブル）、マイケル・キートン（ジーン・マウチ警部）、スティーヴ・クーガン（デヴィッド・アーション）、レイ・スティーヴンソン（ロジャー・ウェズリー）、サミュエル・L・ジャクソン（Ｐ・Ｋ・ハイスミス）、ドウェイン・ジョンソン（クリストファー・ダンソン）、ほか
この解説記事には映画「アザー・ガイズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダンソン（ドウェイン・ジョンソン）とハイスミス（サミュエル・L・ジャクソン）のコンビはニューヨークで起きた強盗事件の犯人を莫大な損失を出しながらも逮捕し、市民から英雄扱いを受けました。警察署では同僚たちの二人の活躍に嫉妬と羨望の眼差しが注がれました。その中には会計係の冴えない男アレン（ウィル・フェレル）とそのパートナーの男テリー（マーク・ウォールバーグ）の姿も。ところがある日、またも宝石店での強盗事件が起きました。現場に向かったダンソンとハイスミスは犯人一味にキャデラックを破壊され、逃亡した犯人たちを追うため建物の屋上からジャンプ。二人は亡くなります。
彼らの後釜を狙ってマーティンとフォッシーが台頭してきますが、空いている花形ポストにどうにか食い込みたいテリーはアレンの真っ赤なプリウスに乗り込み現場に。しかし時すでに遅し、マーティンとフォッシーは早々に麻薬取引の現場で犯人を逮捕していました。アレンは仕方なく経済界の大物レンダル社デイビッド・アーション氏の監督不行き届きを取り調べようと彼を逮捕。ところが署に戻る途中謎のオーストラリア人男性に脅迫されアーション氏を拉致されてしまいます。その後、オーストラリア人の男ウェズリーは彼の護衛であることが発覚。さらにアーション氏の無事も確認されました。
脅迫を受けたことから不正会計が行われていると察知した二人はレンダル社の会計事務所に赴いたりや顧問弁護士に面会したりしますが、爆破されたり自殺したりで捜査は立ち消えになりかけました。経済界からの圧力もあり捜査は打ち切られ、テリーは交通課配属、アレンは元のデスクワークへと引き戻されることに…。
どうしても事の真相を確かめたいアレンは独自の捜査でアーション氏の動かぬ証拠を発見しました。交通課の平和な雰囲気に慣れたころのテリーでしたが、アレンとともにアーション氏のもとに乗り込むことになりました。
いかつい男たちがひしめくレンダル社からアーション氏を拉致し、二人は真相を問いただします。レンダル社は損失を隠すため会計記録を抹消、さらに利益を投資家に還元するため警察年金をだまし取ろうとしていたのです。アレンたちはこれを防ぐべく翌日銀行へとやってきました。もちろんそこにはウェズリーが待ち構えていましたが、署内の仲間たちが乗り込んできて事なきを得ました。花形ではない冴えない“ほかの男たち”が活躍した瞬間でした。
主役のウィルがマークと共演できるようになったという意味で、ウィルの進化を実感する作品であると同時に、後にパパVS新しいパパで共演することになる2人の処女作。
作中のジョークはウィルの映画って感じだけど、マークのファンは本作をどう見てたかがとても気になる作品でもあります。
欧米のコメディは振り切ってる割にメッセージ性も強く、職場や学校でにカーストに訴えかける向きも好きな作品です。
その他なやつらへの応援歌っていう映画です。