そのネズミ、凶暴につきの紹介:2013年カナダ映画。コールと息子のリアム、そして後妻のサラが、新しい生活を始めるため、田舎の別荘にやってきました。サラに馴染まないリアムに手を焼いていた二人でしたが、夜、リアムがネズミのかぶり物をした人たちにさらわれてから、恐怖のどん底に突き落とされる・・・というスラッシャー映画です。変な邦題が付けられていますが、内容はシリアスです。
監督:ジョーダン・バーカー 出演者: キャサリン・イザベル(サラ)、ロビン・ダン(コーリー)、ピーター・ダクーニャ(リアム)、スティーヴン・マクハティ(ホーキング)ほか
映画「そのネズミ、凶暴につき」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「そのネズミ、凶暴につき」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
そのネズミ、凶暴につきの予告編 動画
映画「そのネズミ、凶暴につき」解説
この解説記事には映画「そのネズミ、凶暴につき」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
そのネズミ、凶暴につきのネタバレあらすじ:起
ある夜、田舎の一軒家では親子3人が食事をとりはじめました。飼い犬が吠え出し、親父のジムが妻のマギーに見て来いと言い、マギーが見に行くと、犬の鎖は血まみれで外れていました。そしてマギーは殺され、魔の手はジムに迫りました。一人娘は食事をやめ、部屋で音楽を聞いていました。背後に殺人鬼が忍び寄り、娘が目を合わし『キャー』と叫ぶと、場面はコーリー一家の絶叫大会に変わりました。
コーリーと後妻のサラ、サラに全く馴染まない息子リアムの3人が田舎の別荘に向かっていました。大きな別荘に着くと、椅子に座るサラに早速リアムが座るな!と怒り始めました。この別荘はリアムにとって亡き母親の思い出が一杯詰まっていました。新しい家族の出発に、コーリーはサラに馴染むようにリアムと話をします。サラの母親になろうと必死でリアムに接します。しかしリアムはサラに『嫌いだ』とあっさり言ってしまいます。家の中を調べると誰かが侵入していたようで、食事の跡などで散乱していました。
そのネズミ、凶暴につきのネタバレあらすじ:承
帰りたくなったサラを説得し、コーリーは家中を調べると、地下倉庫付近に、誰かが侵入した穴がありました。早速ホーキンズ保安官を呼びますが、田舎ではありがちな事だと言って、真剣には聞いてくれませんでした。家の中を綺麗にし、夜になったコーリーはサラをベッドに誘いました。リアムの事が気になるサラですが、コーリーは夫婦生活を邪魔させないために、リアムの食事に睡眠薬を混ぜていました。深夜、サラが物音に目覚めました。リアムが居なくなっていることに気付いたサラは、コーリーを起こし、二人で探し始めました。サラが途中で釘を踏んだため、ホーキンズ保安官に電話をしました。しばらくしてパトカーが来ますが、降りてこないホーキンズを見に行くと、運転席で縛られていました。やがてパトカーは爆発し、ホーキンズは殺されました。足の悪いサラを別荘に残し、コーリーは近くのジムの家に助けを求めに行きました。
そのネズミ、凶暴につきのネタバレあらすじ:転
別荘の中では、ネズミの被り物を着た殺し屋が侵入していました。階段から落ちたサラでしたが、家中を逃げながら隠れました。一方ジムの家に着いたコーリーは、応答のない家のドアを蹴破り中に入りますが、ここにもネズミの被り物の男がいて捕まり、縛り付けられました。更にネズミを被った子供までいました。コーリーは電流を流され、ビニール袋を被せられ拷問を受けました。一方サラは別荘から飛び出し、格闘となり、小川で息の根を止めました。脱出に成功したコーリーは別の部屋でリアムを見つけました。一緒に逃げようとしますが、ネズミを被った女が斧で襲ってきました。この女は、冒頭のジムの娘でした。コーリーはリアムを連れ出し林の中へ逃げ出します。ここで別荘から逃げてきたサラと出くわします。
そのネズミ、凶暴につきの結末
コーリーとサラは抱き合い、リアムも交え、もう大丈夫だと喜びました。しかしそこにネズミの男が現れ、コーリーは射殺されました。サラに銃口を向けるとリアムがかばい、リアムに銃口を向けるとサラがかばいました。やがてサラがネズミ男に電流を流して倒しました。事件は解決し現場検証が行われていました。サラとリアムは救急車で寄り添っていました。息のあるネズミの男は別の救急車に乗せられました。救急処置をする男はネズミの被り物を持っていました。ジムの娘はパトカーに乗せられ走り出しました。途中で、パトカーの窓ガラスが割られ、女性警官が出て行くと、ネズミの男が現れ殺されました。そしてジムの娘を救い出しました。一方救急車の中では、別のネズミの男が立ち上りました。この村では、ネズミの被り物をした殺人鬼たちが、人をさらい、疑似家族を形成しているのでした。
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