アンダルシアの犬の紹介:1928年フランス映画。巨匠ルイス・ブニュエルの処女作にして、シュルレアリスムの傑作。共同脚本にサルバドール・ダリを迎え、脈絡の無い悪夢的な世界を表現している。明快なストーリーが存在しないため、観る者は断片的なイメージから何かしらの意味を見出すことを要求される。1人の男が窓辺で剃刀を研いでいた。夜空を見上げると、丸い月に一筋の雲がかかり始める。男は若い女の目を開き、その眼球を剃刀で切り裂いたのだった。
監督:ルイス・ブニュエル 出演者:ピエール・バチェフ(男)、シモーヌ・マルイユ(若い女)、ハイメ・ミラビエス、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエルほか