映画「もしも君に恋したら。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
もしも君に恋したら。の紹介：2013年アイルランド,カナダ映画。親友に誘われたパーティでウォレスは一人冷蔵庫相手に過ごしていた。なかなか失恋の痛みを癒せず引きこもりがちなウォレス、そんな彼の前に一人の女性が現れる。それはウォレスにとってチャンスだった、しかし彼女には５年付き合っている彼がいる。進展は望めない、そんな彼女はウォレスにセックスなしの友達になろうと持ち掛ける。「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ主演ロマンティック・コメディ。
監督：マイケル・ドース 出演：ウォレス（ダニエル・ラドクリフ）、シャントリー（ゾーイ・カザン）、ダリア（ミーガン・パーク）、アラン（アダム・ドライバー）、ニコル（マッケンジー・デイビス）、ベン（レイフ・スポール）ほか
この解説記事には映画「もしも君に恋したら。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
彼女との出会いは親友アランに無理やり誘われたパーティだった。冷蔵庫相手に一人飲んでいたウォレスの隣にやってきた。そして何かの巡り合わせか共にパーティを後にしその帰り楽しく話した。失恋からなかなか立ち直れないウォレスにはチャンスだった。しかし彼女には５年の付き合いになる彼がいた。そしてその夜、別れ際に彼女はウォレスにこう言った。セックスのない友達にならないか、ウォレスの返事はもちろんイエス。まるで商談のようだった。
シャントリーとは簡単な話趣味があった。それはエルヴィスの話題で明らかだった。フールズ・ゴールドというカロリーの塊を閉じ込めたパンの話題で盛り上がりついに彼女はウォレスを家に招いた。もちろんそこに例の彼氏がいて当日ウォレスはその彼氏ベンに彼女には手を出さないよう釘を刺された。良く出来た彼氏だった、しかしその夜アクシデントで彼は窓から転落。幸い命に別状は無かったがケガを負ってしまった。そんな事があっても彼らの関係は変わらなかった、ウォレスとシャントリーは友達以上恋人未満、それ以上にはならなかった。
シャントリーの彼ベンが出張へ行くことになった。数か月に及ぶその出張は次第に二人の仲を離していった。同時にウォレスとの関係も危うくなる。アランが二人を無理やりくっつけようとし反対に悪化させてしまったのだ。そして出会って初めて二人は距離を置くことになった。しかしウォレスは諦めきれなかった。だから彼女に何も言わずシャントリーの家へと向かった。しかしそこに彼女の姿はなく代わりに彼女の妹がいた。シャントリーはベンに会いにダブリンまで向かったという。それを聞いたウォレスはすぐに彼女の後を追った。
ベンの所にシャントリーはいなかった。ウォレスの顔を見たベンは何も言わず彼の顔面にパンチをお見舞い、シャントリーはベンと別れ自分の家へと戻っていた。顔に大きな痣を作ってやっと二人は再会した。そこで二人は結ばれる、そうなるはずだった、しかしウォレスの行動にシャントリーは激怒二人はまた離れてしまった。それからしばらくしてシャントリーの送別会があると聞いた。彼女は台湾出張が決まっていた。１年に及ぶその出張、もう会えないかもしれない。しかしウォレスは足が送別会へと向かなかった。
パーティも終わりかけた頃シャントリーの元にウォレスが現れた。二人はいくつか言葉を交わしシャントリーは出張、ウォレスは大学に戻ることを告げた。シャントリーはウォレスのためにプレゼントを用意していた。いつか二人で話したフールズ・ゴールド、ウォレスもまた同じ物を用意していた。二人が結ばれた瞬間だった。それから１年が経った頃シャントリーは台湾から帰国していた。そこにはウォレスの姿も。その後二人は結婚式をあげ無事結ばれることとなる。
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