厄災仔寵(やくさいこちよう) 死神たちの罠の紹介:1997年日本映画。平安大学の下に眠っていた悪霊たちが目を覚まし、悪霊を退治するために賀茂教授と仔寵が結界と繋ぐ人物として選んだのが新入学生の裏野耕作でした。ここから裏野耕作とそのまわりでドタバタの悪霊退治が始まる・・というホラー映画です。アニメ『厄災仔寵』の実写映画化作品です。
監督:金澤克次 出演者:宮内知美(仔寵)、田中優樹(裏野耕作)、今村雅美(仔蘭)、島崎和歌子(さなえ)、岸本一汰、光本行信、木下ほうか、吉田瑞穂、城後光義、大杉漣(学長)、上田耕一(賀茂太一)ほか
映画「厄災仔寵 死神たちの罠」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「厄災仔寵 死神たちの罠」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「厄災仔寵 死神たちの罠」解説
この解説記事には映画「厄災仔寵 死神たちの罠」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「厄災仔寵(やくさいこちよう)死神たちの罠」のネタバレあらすじ:起
昔、みどろが淵という悪霊が住む場所があり、村人が毎年生贄を捧げていましたが、全員が死亡し途絶えました。そして現在、その場所には平安大学が建っていました。大学では風水学の権威である賀茂教授が、台湾から仔寵を呼び、ここに住む悪霊を退治することを考えていました。その為には不幸の象徴と言える人物を探さなければなりませんでした。そして裏野耕作という男子学生が入学することになり、彼が最適の人間だとわかり、賀茂教授と仔寵は耕作をあらゆる手を使って自分達のクラブに誘いました。しかし耕作は誘いに乗りませんでした。ある日耕作は、トイレがしたくなりますが、トイレに入れませんでした。そしてさまよっているとアパートのトイレにいました。早速用を足すとトイレットペーパーがありませんでした。そこでトイレ内に貼っているお札を剥がして使いました。実はこれが結界でした。これにより悪霊は解き放たれてしまいます。
「厄災仔寵(やくさいこちよう)死神たちの罠」のネタバレあらすじ:承
耕作は病院にいました。そこには余命少ないサナエがいました。耕作の看護は仔寵の妹の仔蘭がすることになりました。ある日耕作は学生アパートの隣が燃えているのを見ました。そして母親らしき女性が助けを求めていました。火事だと大騒ぎをすると、それは夢か幻覚でした。アパートの隣人で医学部大学院生の岸川に聞くと、過去に隣の家が全焼し母親が助けを求めるも、子供が死んだと言う話を聞きました。そして耕作はキャンパスで再び意識を失い入院しました。病院内でサナエと話しました。余命あとわずかだと言っています。仔寵に相談した耕作ですが、サナエの横には死神がいました。そしてサナエを救うために仔寵は結界をはりますが、ベッドの下が抜けていて死神が侵入しました。死神との戦いとなりましたが、その時、賀茂教授がやって来ました。
「厄災仔寵(やくさいこちよう)死神たちの罠」のネタバレあらすじ:転
賀茂教授は二人に、死だけは逆らってはいけないと戒めました。翌朝、サナエの意識が回復し、命を繋ぎました。一方病院の耕作は相変わらず変なものが見えていました。賀茂教授が学長に耕作の退院日程を報告し、自分と仔寵が大阪の風水学会に参加すると言いました。その足で賀茂学長らは耕作の病院に行きました。そして耕作に対し、明日の朝までは病室のカーテンを開けてはいけないと言いました。さらに仔寵が、もし悪霊が侵入して来たら、後ろを振り向かず学長室へ逃げ込みなさと言われました。そして夜を迎えました。仔蘭と一緒ですが仔蘭が居眠りをしました。悪霊たちがざわつき始めました。耕作は布団に潜り込みました。やがて辺りが明るくなり朝になって喜んだ耕作がカーテンを開けると、まだ夜でした。悪霊たちに騙されたのです。悪霊たちに取り囲まれた耕作は学長室へと走りました。
「厄災仔寵(やくさいこちよう)死神たちの罠」の結末
学長室には学長がいましたが、声が変わっていました。悪霊たちがこのままいるためには、耕作に死んでもらわないといけないと言い出しました。そこに賀茂教授と仔寵が入って来ました。賀茂教授は学長に『今日はあなたのお通夜です』と言いました。学長は死んでいたのです。学長の体が悪霊に変身しました。賀茂教授と仔寵のおかげで悪霊の学長は消えました。すべては解決し、耕作はいつもの耕作に戻りました。賀茂教授の机の上のアルバムがめくられています。めくっているのは悪霊の手でした。
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