ヤクザガール 二代目は10歳の紹介:2010年ロシア映画。日本のヤクザの親分が収監されている間、孫娘の命を守るためイタリアに送りますが、悪天候でロシアに緊急着陸。日本からの追っ手に命を狙われるハメになった孫娘が、途中で脱走兵と一緒になり二人で巻き起こす珍道中です。ロシア映画らしく、異国情緒たっぷりの日本が描かれています。
監督:セルゲイ・ボドロフ、グカ・オマローワ 出演者:荒川ちか(ユリコ)、六平直政(祖父・山田)、新井浩文、坂口拓、山神佳誉(ナカタ)、セルゲイ・ガルマッシュ(アントン)、イリーナ・ロザノヴァ(マーファ)ほか
映画「ヤクザガール 二代目は10歳」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヤクザガール 二代目は10歳」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヤクザガール 二代目は10歳の予告編 動画
映画「ヤクザガール 二代目は10歳」解説
この解説記事には映画「ヤクザガール 二代目は10歳」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヤクザガール 二代目は10歳のネタバレあらすじ:起
ユリコはヤクザ一家に生まれ、両親が死亡し、今は組織の会長である祖父の山田に面倒を見てもらっていました。しかし山田は自宅の庭で男の頭が発見されたことで、事情聴取を受け、刑務所への収監が迫っていました。そこで安全の為、ユリコをイタリアへ送ることにしました。
ロシアの刑務所では犯罪組織のボスのヤクートの刑を重くする為に、リョーハという青年が呼ばれ、ヤクートの罪を証言するように迫られます。リョーハはやってもいない事を言うのは嫌だと断りました。リョーハのおかげで証拠不十分で釈放されたヤクートは、自分用に掘らせていた脱獄用の穴をリョーハに教えました。リョーハはその穴に潜り込み、あと少しだという穴を自分で堀り、マンホールを突き破り、海へと流され脱走しました。一方、ユリコの乗った飛行機は悪天候でロシアに緊急着陸しました。そこで中田組のヒットマンに襲われ、付き人がやられたため、ユリコはロシアの街を一人で逃げました。
ヤクザガール 二代目は10歳のネタバレあらすじ:承
ユリコはホホールが経営する日本料理店で食事をもらいました。そして浜辺に行くと、日本の腹切りマニアの小屋がありました。そこで流れ着いたリョーハを助けました。腹切りマニアに女性用の服をもらい、それを着たリョーハとユリコは逃亡の旅に出ました。中田はユリコに50万ドルの賞金を懸け探していると、ホホールがオレにまかせろと言い、アントン大佐を買収に行きました。このアントン大佐こそ、リョーハの叔父で、リョーハとユリコを自宅にかくまっていたのでした。金に目がくらんだアントンはユリコを差し出す代わりに、半分よこせと迫りました。しかしホホールは手下を従え、アントンの自宅を急襲しようとしましたが、アントンと妻のマーファとの間で銃撃戦になりました。その隙を見てリョーハとユリコは逃げ出しました。
ヤクザガール 二代目は10歳のネタバレあらすじ:転
結婚式をやっているカップルが乗るはずのハネムーンカーを盗み、二人はヤクートの元に向かいました。ヤクートは大きな船の上で生活をしていました。リョーハはヤクートに事情を話すとヤクートも金に目がくらみ計画を練り始めました。そのころ証拠不十分で釈放された山田は、ロシアのテレビで孫のユリコを助けてくれたら1000万ドル出すと訴えました。それを聞いたヤクートはユリコを帰して金をもらおうとリョーハに話しました。ユリコは祖父の山田とスカイプで話していました。途中からヤクートに代わり、交渉は成立しました。山田は手下を連れて、すでに、ロシアに飛行機で降り立とうとしていました。ヤクートの指示通り指定の空港に降りようとした時、アントンとマーファ夫妻軍団とホホールの軍団が取り囲み、さらに中田も来ていました。やがて銃撃戦が始まりました。
ヤクザガール 二代目は10歳の結末
中田がユリコを差し出せと言うと、ユリコは手製の手りゅう弾を取り出し、爆破させると言いました。中田はユリコを狙って発砲しました。同時にユリコも手りゅう弾を投げました。リューハはユリコの前にジャンプして飛び出し、代わりに撃たれました。ユリコの手りゅう弾が爆発し、岸壁や船が火の海になりました。そこに山田が到着しました。そして中田とサシで勝負し、中田を倒しました。山田はヤクートに金を渡しました。日本に帰るユリコがリョーハに、一緒に日本に行こうと誘いますが、リョーハは断りました。帰国後、山田は終身刑になり、ユリコが孤児になると思ったリョーハが日本へ行き、ユリコと再会しました。
そして8年後、山田は釈放されると同時に引退し、ユリコが二代目を継ぎました。そしてリョーハはロシアに帰りました。
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