幽霊ゾンビの紹介:2007年日本映画。ノッチを主役にした、幽霊とゾンビを融合させたコメディスプラッターホラー映画です。タクシー運転手の斉藤が、主神村に一人の女性を乗せていった事から、人を轢き殺し、ゾンビに襲われるハメになるという話です。
監督:白石晃士 出演者:中村知世(遠野実花)、ノッチ(斉藤)、柳ユーレイ(平野)、松本寛也、湯川尚樹、飯塚由衣ほか
映画「幽霊ゾンビ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「幽霊ゾンビ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「幽霊ゾンビ」解説
この解説記事には映画「幽霊ゾンビ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
幽霊ゾンビのネタバレあらすじ:起
アイドルの遠野実花を生きがいとするタクシー運転手の斉藤は、若い女性を乗せて主神村に着きました。女性はここから歩くと言って降りますが、斉藤は『あなたの目、死んでいる』と言われたことが気になり、夜の帰り道でアクセルを踏み込み、車を飛ばしました。
その時、一人の男が道路に現れ、跳ね飛ばしてしまいました。遺体を確認した斉藤は、男の持ち物を取って自宅に帰りました。自宅では実花のポスターに吸い付きながら一人で話をしていました。男の持ち物をチェックすると、学者で平野という男でした。そして何故かロッカーの鍵がありました。
しかし、平野の幽霊にとりつかれ、いたたまれない斉藤は骨董品屋に向かいます。そこで店主が売りたくないと言う25万円の心霊交信器を35万円で買い、自宅で実験すると、幽霊の平野と交信できるようになりました。
幽霊ゾンビのネタバレあらすじ:承
斉藤が平野を轢き殺した前日に戻ります。
学者の平野が主神村に着きました。主神村では幼馴染のサオリとシゲルが実花を待ちました。3人は中学校の同級生で、廃校になった中学の教室で、思い出を語り合いました。その頃、斉藤のタクシーが止められ、若い女性が乗り込み、主神村までと行き先を告げました。
実花らが外にいるとヨシオがやってきました。そして4人の前に平野が現れました。なんでも今日は、主神村の古くから伝わる鬼が蘇る日だと平野が言いました。これを聞いたヨシオが、主神村の守り神をまつる石をふざけて壊しました。するとヨシオの顔色が変わり、ゾンビのようになってしまいました。
幽霊ゾンビのネタバレあらすじ:転
やがてヨシオに噛まれた村人のゾンビ達が、平野を含めた4人を襲いはじめました。サオリが真っ先に噛まれました。シゲルも噛まれ「女も知らずに死ぬのは嫌だ」と叫びました。平野は実花を、放置されたロッカーに閉じ込めて鍵を掛けて逃げました。
そのころ斉藤は、女性を主神村に降ろしていました。歩いて逃げる平野でしたが、日も暮れた夜道で斉藤に撥ねられました。斉藤は平野の持ち物を取り、死体を隠そうとしていましたが、傍らで平野の幽霊が見守っていました。
そして翌日に戻り、平野の幽霊との交信で、主神村に行けと言われました。冗談で実花ちゃんがいるなら行くと言った斉藤に、実花はいると言うと、斉藤は平野の幽霊と共に主神村に向かいました。
幽霊ゾンビの結末
主神村に着くとゾンビだらけでした。血まみれになりながらゾンビを倒し、平野に誘導されるがまま向かいました。そしてロッカーを見つけて鍵を開けると、憧れの実花がいました。実花と二人で学校に逃げた斉藤でしたが、足をゾンビに噛まれ、ゾンビに変わりました。
しかし斉藤はゾンビながらも意識があり、実花に「僕は君を食べない」と言い、実花を守りました。そこに原因を作ったヨシオがやって来ました。ヨシオと格闘の末、実花がヨシオの首を飛ばし、斉藤はヨシオの中にある親玉をつかみ取りました。するとゾンビ達は大人しくなりました。
その時、実花の所に姉がやってきました。斉藤がタクシーに乗せてきた女性でした。姉は斉藤に「ゾンビなのに目が生きている」と言いました。タクシーで実花と姉を逃がした斉藤は、主神村に残りました。やがて斉藤の持つ親玉は死にました。
以上、映画「幽霊ゾンビ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する