機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-の紹介:2005年日本映画。TVアニメ「機動戦士Ζガンダム」を再編集して新規カットを加えた劇場アニメーション3部作の1作目。スペースコロニー「グリーン・ノア」に住む少年カミーユ・ビダンは、成り行きでエゥーゴのクワトロ・バジーナによるティターンズの最新モビルスーツ「ガンダムmarkⅡ」強奪作戦に参加し、ガンダムmarkⅡと共にエゥーゴの艦艇アーガマに行きます。その後、ガンダムmarkⅡを奪還するためにティターンズが行った作戦で両親が死んだことから、カミーユは、ティターンズと戦うことを決意し、ガンダムmarkⅡのパイロットとして戦闘に参加します。
監督:富野由悠季 声優:カミーユ・ビダン(飛田展男)、クワトロ・バジーナ(池田秀一)、アムロ・レイ(古谷徹)、ブライト・ノア(鈴置洋孝)、エマ・シーン(岡本麻弥)、ジェリド・メサ(井上和彦)、レコア・ロンド(勝生真沙子)、ジャミトフ・ハイマン(西村知道)、バスク・オム(郷里大輔)、ファ・ユイリィ(新井里美)、カツ・コバヤシ(浪川大輔)、カイ・シデン(古川 登志夫)
映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」解説
この解説記事には映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者のネタバレあらすじ:起
スペースコロニー「グリーン・ノア」に住む少年カミーユ・ビダンは、地球連邦軍の中で大きな勢力を持つティターンズの将校ジェリド・メサともめ事を起こし、地球連邦軍の施設で尋問を受けていました。
その頃、ティターンズと敵対関係にあるエゥーゴのクワトロ・バジーナは、ティターンズの最新モビルスーツ「ガンダムmarkⅡ」を強奪するためにグリーン・ノアに潜入していましたが発見され、戦闘となります。ジェリドは、ガンダムmarkⅡに乗り迎撃に出ますが、ガンダムmarkⅡに完熟していないため地球連邦軍の施設を破壊してしまいます。
カミーユは、そのどさくさに紛れて地球連邦軍の施設を脱出し、さらにジェリドがガンダムmarkⅡから離れた隙にガンダムmarkⅡに乗り込むと、クワトロに協力してもう一台のガンダムmarkⅡも確保し、クワトロと共にエゥーゴの艦艇アーガマに行きました。
機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者のネタバレあらすじ:承
ガンダムmarkⅡを奪われたティターンズは、ガンダムmarkⅡ奪還作戦を計画しますが、なぜかカミーユの両親が呼び出されました。そして、ティターンズ部隊の指揮官であるバスク大佐の親書をティターンズのエマ・シーンとカミーユの父親であるフランクリン・ビダンがアーガマに届けますが、その内容は、ガンダムmarkⅡを返還しない場合、カプセルに入れられ宇宙に放出されたカミーユの母親ヒルダ・ビダンを殺す、というものでした。
母親が人質となっていると聞いてカミーユは、ガンダムmarkⅡに乗り母の救出に向かいますが、カプセル破壊の命令を受けていたモビルスーツ「ハイザック」に乗るジェリドが、カミーユの目の前でカプセルを破壊しました。
激怒したカミーユは、ジェリドのハイザックに襲い掛かりますが、別のガンダムmarkⅡに乗ったエマに止められ、さらにエゥーゴとティターンズの艦隊が戦闘に入った混乱に紛れてジェリドは離脱しました。
そして、戦闘の最中にフランクリンが、エゥーゴの新型モビルスーツ「リックディアス」を奪いアーガマから逃走しますが、カミーユに見つかります。カミーユは、母親が死んだことをフランクリンに言いますが、フランクリンは構わずにカミーユを攻撃します。
カミーユは、その攻撃から逃れますが、フランクリンは、流れ弾に当たりリックディアスごと爆発四散しました。戦闘で両親が死んだことで、カミーユは、ティターンズと戦うことを決意し、また、ティターンズのやり方についていけなくなったエマもエゥーゴに参加することになりました。
機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者のネタバレあらすじ:転
エゥーゴは、ティターンズの本部がある地球連邦軍の基地ジャブローを攻撃すべく宇宙からモビルスーツの降下作戦を実施しますが、ティターンズもその情報を掴んでおりエゥーゴを妨害するために攻撃してきました。
エゥーゴは、メッサーラに乗ったパプテマス・シロッコの攻撃などもあり、エマがモビルスーツの損傷で降下できなかったものの、カミーユやクアトロなど多くのモビルスーツの降下に成功しました。また、カミーユは、この戦闘でジェリドの同僚のカクリコン・カクーラーやジェリドが師匠と慕うライラ・ミラ・ライラを撃墜しました。
こうして、ジャブローに降下したエゥーゴは、ジャブローを制圧しますが、捕虜にした地球連邦軍の士官から、ティターンズは、ジャブローから本部を移転しており、ジャブローを地下に仕掛けた核兵器で爆破する予定という情報を入手します。
そのころ、カミーユは残敵掃討を行っていましたが、地球の降下していたジェリドからカクリコンやライラの敵と執拗に攻撃を受けます。カミーユは、なんとかジェリドを退けると、捕虜となっていたエゥーゴのレコア・ロンドや、レコアを共に捕まっていたカイ・シデンを救出し、ジャブローに残っていた超巨大輸送機アウドムラに乗ってジャブローを離れました。
また、カミーユにモビルスーツを破壊され負傷したジェリドも、避難する輸送機に乗り込みジャブローから離れました。その直後、ジャブローの基地は、核爆発のため跡形もなく破壊されました。
機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者の結末
その頃、1年戦争でガンダムを操り数々の戦闘で武勲を立てた英雄で、今はそのニュータイプ能力を恐れられ地球連邦軍の監視下に置かれていたアムロ・レイは、監視の目を逃れると、カツ・コバヤシと共に輸送機を奪い逃走に成功しました。
一方、アウドムラには、エゥーゴの支援組織であるカラバのハヤト・コバヤシが合流していました。カイは、ホワイトベースで戦友だったハヤトにシャアに協力するのかと詰問しますが、ハヤトは反論しました。
カミーユは、扉の向こうから漏れ伝わる2人の会話から、クワトロが、1年戦争で赤い彗星として地球連邦軍から恐れられたシャア・アズナブルである事を知りました。ティターンズは、アウドムラを奪還すべく、モビルアーマー「ギャプラン」に強化人間であるロザミア・バダムを乗せ出撃させますが、カミーユとクアトロの連携攻撃でギャプランは損傷し、ロザミアは後退しました。
しかし、すぐさまモビルアーマー「アッシマー」に乗ったブラン・ブルタークが攻撃を仕掛けてきました。ブランは強く、カミーユとクアトロは苦戦しますが、その時輸送機が戦場に突入し、アッシマーに激突しました。
輸送機との衝突でアッシマーは損傷して戦場を離脱し、ティターンズの攻撃は終わりました。カミーユは、輸送機から脱出した人を救出しましたが、それはあのアムロでした。そこへクアトロもやってきて、アムロとシャアは、1年戦争以来7年ぶりに再会したのでした。
以上、映画「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-」のあらすじと結末でした。
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