残酷飯店の紹介:2007年日本映画。男だけが美味しいと絶賛する餃子が評判の桃源飯店。しかし、この桃源飯店には餃子の秘密を暴こうとする人間が次々と消息不明になっているという不気味な噂があった。
監督:カワノコウジ 出演:リン(みひろ)、陳(山崎栄)、能島(成瀬勝也)、尻澤(船津未帆)、升本(黄金咲ちひろ)、ほか
映画「残酷飯店」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「残酷飯店」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
残酷飯店の予告編 動画
映画「残酷飯店」解説
この解説記事には映画「残酷飯店」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
残酷飯店のネタバレあらすじ:起・人気の餃子屋
スクープ記者である尻澤は上司から大繁盛している餃子屋の秘密を探ってくれと連絡を受ける。
刑事である能島は部下を連れ餃子屋を訪れていた。能島はこの餃子店が人を殺しその肉を餃子に使っているという情報を掴んでいた。しかし、確固たる証拠がなく捜査にきていた。
能島たちが帰った後、尻澤も餃子屋で噂の餃子を食べる。しかし男たちが称賛するこの餃子の美味しさが女性の尻澤にはわからなかった。客の一人だった女はウェイトレスのリンに肉の秘密を問いただすも、亭主である陳に追い出される。追い出された女性はかつて尻澤が取材したコラムニスト升本だった。
升本の姉は餃子屋の取材にいっていたのだが、ある日を境に消息不明となっていた。人肉を扱っている餃子屋だと知っている升本は姉もきっと殺さている。と思いしっぽを掴もうとしていた。
残酷飯店のネタバレあらすじ:承・殺人事件
仕込みをしているリンの前に升本が現れ姉の仇と首を絞められ気絶する。目が覚めると血まみれの升本が床に倒れていた。怖くなったリンは厨房から飛び出し陳を探す。しかし陳の姿はなかった。恐る恐る厨房に戻ると升本の死体はなく陳が仕込みをしていた。リンは自分が升本を殺しその肉を餃子に入れたのではないかと思い刑事の能島に助けを求める。しかし能島にはリンが人殺しをするような人間には思えなかった。
残酷飯店のネタバレあらすじ:転・餃子の秘密
尻澤と能島の部下はフードファイターを連れ来店し、肉を品切れにさせた。肉を切らしたら新たに人肉を手に入れるに違いないと思い張り込む。しかし、陳の後を追った部下は殺されてしまう。一方、店内に侵入した尻澤は餃子の秘密を知ってしまう。その夜、餃子の秘密を教えようと能島に電話をかける尻澤だったが陳に殺されてしまう。尻澤の様子が気になり餃子屋へと向かう能島。仕込みをしているリンに陳の居所を聞く。その時血まみれの陳が目の前に現れる。
残酷飯店の結末
陳はリンを守るために秘密を暴こうとする人間たちを次々と殺していた。能島との激しい乱闘の末、能島をかばったリンを殴ってしまう陳。気絶したリンを抱きしめる能島を見て陳はリンにとって自分は用済みだと感じ自害する。気絶していた能島は目が覚めリンを探し厨房へ。するとそこには裸のリンが餃子の仕込みをしていた。そこで能島が目にしたのはリンの陰部から出る餃子だった。男が絶賛する餃子とは女性の体液を染み込ませて作ったものだった。納得した能島は餃子をほおばる。一方リンは「新しいお肉が手に入った。」と能島に微笑むのであった。
以上、「残酷飯店」のあらすじ、結末でした。
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