映画「アイス・エイジ5」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アイス・エイジ5 止めろ！惑星大衝突の紹介：2016年アメリカ映画。ブルースカイ・スタジオが製作する人気CGアニメーション「アイス・エイジ」シリーズの5作品目に当たる本作は、長くこのシリーズの監督を務めてきたカルロス・サルダーニャを製作総指揮に据え、惑星の衝突による生物の滅亡を防ごうと奮闘する氷河期の動物たちが繰り広げる冒険物語。大人になった娘の新たな旅立ちをマニーは心から祝うことができるのか…。おなじみのキャラクターたちが大活躍する楽しい作品に仕上がっている。
監督：マイケル・サーマイヤー 声の出演：レイ・ロマーノ/山寺宏一(マニー)、ジョン・レグイザモ/太田光(シド)、キキ・パーマー/的場加恵(ピーチ)、クイーン・ラティファ/豊口めぐみ(エリー)、サイモン・ペッグ/岩崎ひろし(バック) ほか
この解説記事には映画「アイス・エイジ5」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーチ(キキ・パーマー/的場加恵)は少し変わり者のジュリアンとの結婚を決めていましたが、ピーチの父親であるマニー(レイ・ロマーノ/山寺宏一)はジュリアンのことを頑なに認めようとしません。マニーは、エリー(クイーン・ラティファ/豊口めぐみ)との結婚記念日をすっかり忘れていたことでエリーを傷つけてしまいますが、そこへ運よく花火が上がり、何とかその場を乗り切ります。しかし、マニーはピーチがジュリアンと群れを出ていく計画を立てていることを知り、彼女に激怒してしまうのでした。その直後、隕石が大量に降って来て、マリーたちは洞穴に閉じ込められてしまいます。花火は、その前兆だったのです。
翌朝、洞穴から出たマリーらは、辺り一面の変わり果てた姿に驚きます。そこへ、イタチのバック(サイモン・ペッグ/岩崎ひろし)が現れ、地下深くにある不思議な場所で見つけた石に、もうすぐ小惑星によって地球が滅びるという予言があることを教えます。石に書かれている文字を読み解いたバックは、過去に2度隕石が落ちている場所へ行き、落ちてくる惑星の軌道をそらす方法を見つけようと提案し、マニーたちはそこへ行くことを決意します。その道中、バックは落ちてきた隕石のかけらが磁力を持っていることを知り、これを利用すれば惑星の軌道を変えられると確信します。
一行は、強力な磁気嵐の渦巻く森の中を、力を合わせて切り抜けます。マニーは、自分の得意なアイスホッケーにジュリアンを誘い出しますが、調子に乗ってジュリアンを痛い目に合わせてしまったことでピーチを怒らせ、必ず群れを出ていくと宣言されてしまうのでした。翌朝、一行は惑星の衝突地点に辿り着き、前回落ちた惑星の中に、若返ることが出来る小動物たちの楽園ディオトピアがあることを知り、そこでブルックというメスのナマケモノや瞑想の達人であるシャングリラマと出会います。シド(ジョン・レグイザモ/太田光)はブルックから告白され、ダイヤが必要だと、周囲にあるクリスタルを取って楽園を壊してしまいます。
バックは、火山の噴気孔を用いて惑星を宇宙に飛ばすことを思いつき、楽園にいた小動物たちとも協力して前回落ちた惑星を火山へ運びます。しかし、そこへバックを敵視している翼竜たちがやって来て、彼らの邪魔をします。しかし、このままでは自分たちの身も危険だと悟った翼竜たちは、彼らを手助けすることにします。マニーは、ジュリアンと共に巨大なクリスタルの集合体を噴気孔に運ぶことに成功し、やがて惑星は宇宙へ軌道を逸らすのでした。シドの祖母はブルックら小動物たちと共に残ることを決め、一行は彼らと別れて家に戻ります。マニーは、ジュリアンを家族の一員として認め、ピーチは彼と結婚式を挙げます。そこへ、クリスタルの力で若返ったブルックがやって来て歌を披露し、結婚パーティーに華を添えるのでした。
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