帰ってきたドラえもんの紹介:1998年日本。国民的漫画「ドラえもん」の原作の中でも特に人気の高いエピソード2本を併せて映画化した短編アニメ作品です。のび太の運命を変えるために未来からやって来たドラえもんでしたが、ある日突然未来に帰ることになり…。
監督:渡辺歩 声の出演者:大山のぶ代(ドラえもん)、小原乃梨子(のび太)、野村道子(しずか)、肝付兼太(スネ夫)、夏たてかべ和也(ジャイアン)ほか
映画「帰ってきたドラえもん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「帰ってきたドラえもん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「帰ってきたドラえもん」解説
この解説記事には映画「帰ってきたドラえもん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
帰ってきたドラえもんのネタバレあらすじ:起
いじめられっ子のダメ人間・のび太の運命を変えるために未来からやって来たネコ型ロボット「ドラえもん」は、これまで数々の「ひみつ道具」でのび太の危機を救ってきました。この日ものび太はいつものようにジャイアンにいじめられ、ドラえもんにひみつ道具を出してくれるようせがんでいました。しかし、この日はどうもドラえもんの表情は冴えません。実は、ドラえもんは未来の世界に帰ることが決まっていたのです。そして、もう二度と帰ってくることはできないのです。
帰ってきたドラえもんのネタバレあらすじ:承
のび太はドラえもんを必死で引き留めようとしますが、ドラえもんの哀しみを思い、涙をのんで気持ちよく送り出す決意をします。ドラえもんがいなくても一人で生きていくと。旅立ちの前夜、ドラえもんは眠れないのび太を連れて、住み慣れた町を散歩します。互いの友情を確認しあうかのように。しかし、ドラえもんが少しその場を離れた隙にジャイアンが現れたのです。
帰ってきたドラえもんのネタバレあらすじ:転
ジャイアンはのび太に言いがかりをつけると殴る蹴るの暴力を振るいます。しかし、のび太はもういつもののび太ではありませんでした。ドラえもんを安心して未来に送り出すため、のび太はあえて勝てるはずのない闘いを挑みます。倒れても、何度倒れても立ち上がるのび太の前に、遂にジャイアンは降参して逃げるように走り去って行きます。のび太は生まれて初めて、ドラえもんの力なしでジャイアンに勝利したのです。駆け付けたドラえもんはのび太の勇気と成長を褒め称えます。そして、ドラえもんは静かに未来へと旅立っていくのでした。
帰ってきたドラえもんの結末
時は流れ、のび太はドラえもんと別れてから初めての春を迎えます。4月1日、ジャイアンがのび太を呼び止め、こう告げます。「ドラえもんが帰ってきたぞ」 まさかの知らせにのび太は喜びを爆発させますが、実はエイプリルフールにジャイアンとスネ夫が仕掛けた「嘘」だったのです。打ちのめされたのび太は、ドラえもんが旅立つ前に残していたある箱を見つけます。箱の中には、喋ったことが全て嘘になるという薬「ウソ800」という、ひみつ道具が入っていました。ウソ800を飲んだのび太は、思いつくがままに嘘をつき、ジャイアンとスネ夫を成敗します。しかし、のび太の心は晴れませんでした。のび太は呟きます。「ドラえもんは、もう帰ってこないんた…」 すると、奇跡が起きたのです。のび太の目の前には、もう二度と会えないはずの無二の親友「ドラえもん」が未来から帰ってきたのです。のび太は涙を流して喜びます。「嬉しくない、ドラえもんと一緒に、暮らさない…」
この漫画も読んだことがあります。のび太が、ドラえもんに安心してもらえるように頑張って何度も立ち上がるのび太の姿はのび太の普段の姿とは全く違って見えました。またドラえもんが帰ってきてくれたことにびっくりして感動しました。