ファインディングニモの紹介:2003年ディズニー・ピクサーアニメ。この作品は、第76回アカデミー賞長編アニメーション部門を受賞した、ディズニーとピクサーによる映画です。海に暮らす魚の世界を舞台に、カクレクマノミの親子がそれぞれに冒険をして行きます。人間に捕まってしまった息子ニモを探すために、旅に出た父マーリンと、人間の元で逃げ出そうとするニモ。2匹は再び会うことができるのでしょうか。
監督:アンドリュー・スタントン/リー・アンクリッチ 出演:マーリン(アルバート・ブルックス/木梨憲武)、ドリー(エレン・デジュネレス/室井滋)、ニモ(アレクサンダー・グールド/宮谷恵多)、ギル(ウィレム・デフォー/山路和弘)、ナイジェル(ジェフリー・ラッシュ/後藤哲夫)ほか
映画「ファインディングニモ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファインディングニモ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファインディングニモの予告編 動画
映画「ファインディングニモ」解説
この解説記事には映画「ファインディングニモ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファインディングニモのネタバレあらすじ:心配性の父と攫われた息子
オーストラリア・グレートバリアリーフの海の中、カクレクマノミの夫婦は子供達の誕生を心待ちにしていました。しかし、突然オニカマが現れ、卵を守ろうと思わず妻が飛び出してしまいます。助けようとした夫マーリンでしたが、叩き付けられて気絶してしまい、目を覚ますとたった一つの卵だけが残っていました。マーリンは、妻が名付けようとしていた、「ニモ」という名を付け大切に育てます。ニモは、片方のヒレが小さくうまく泳げないため、マーリンはだんだん過保護になっていき、学校に初登校の日もずっと着いてきて、うんざりしていました。そこで、ニモはわざとサンゴ礁をはなれ泳いでみせていると、人間のダイバーに捕まってしまいます。慌てて追いかけるマーリンですが、ニモを連れた船に、どんどん離されてしまいました。
ファインディングニモのネタバレあらすじ:おしゃべりな旅仲間
追いかけるマーリンのもとに、人間のゴーグルが落ちてきます。そこに、手がかりがあると信じてマーリンは、ゴーグルを持ちながら旅にでます。途中で、物忘れの激しいドリーという魚に出会います。おしゃべりで陽気な彼女は、人間の言葉が読めるから見せて、と強引に近づいてきて、取り合いをしているうちに、落としてしまいます。深海近くまで落ちてしまったゴーグルを見つけ、アンコウに食べられそうになりながら、ドリーは言葉を読み上げます。それが住所であるとわかった2匹は、一緒に行動をするようになります。道中、サメの印象を向上させようと「魚は友達」を合言葉に魚を食べない行動をするサメトリオや、イワシの群に道を教えてもらいます。マーリンは、遠回りをしろと言われたピンクのカーテンを、ドリーをだまして進みます。しかし、それはクラゲの群で、毒によって2匹は気絶してしまいます。
ファインディングニモのネタバレあらすじ:逃げる準備と助け
その頃、人間に捕まったニモは、水槽の中にいました。ニモを捕まえたのは、歯医者のシャーマン医師で、彼の姪ダーラの誕生日プレゼントとして、ニモは捕まってしまったのです。しかし、水槽の仲間達は、ダーラはプレゼントされた魚を振り回し、その日のうちに死なせてしまう子供と恐れられていました。そこで、ニモは仲間達と脱出の計画を立てます。水槽を綺麗にする道具を壊し、掃除をさせようとしますがうまくいきません。一方クラゲの毒で気絶していたマーリンが目を覚ますと、ウミガメの甲羅の上でした。クラッシュ名乗ったウミガメは、マーリンたちがクラゲの群を突っ切るのを見ていたのです。そして、ニモを助けるために泳いでいたマーリンを、海流に乗せてくれるのでした。港についたマーリンとドリーは、ペリカンのナイジェルの口に入れてもらい、ニモのいる歯医者へと案内してもらいます。しかし、ナイジェル歯医者に到着した時、ニモが脱出するためにトイレに流されていってしまいます。
ファインディングニモの結末:喧嘩と再会
ナイジェルに海におろしてもらったマーリンは、慰めようとするドリーに強く当たってしまいます。ニモが死んだのは自分のせいだ、と突き放し、ドリーを置いて行きます。しかし、ニモは海に敷かれるパイプから出てくることができました。帰り道を探していたニモは、ドリーに出会います。ドリーは、自分がなぜここにいるのか忘れてしまっていましたが、ニモに会って思い出すことができ、マーリンを追いかけます。マーリンに追いついた瞬間、ニモとドリーは漁船の網にかかってしまいますが、一緒に捕まった魚の群と共に網を突き破り、ようやく再会することができました。住処に戻ると、旅を通してたくましくなったニモと、寛容になったマーリンは、住民といい関係がとれるようになります。ニモは、クラッシュの息子スクワートと一緒に学校に行き、マーリンはドリーやサメトリオと仲良く過ごし、楽しく暮らしました。
以上「ファインディング・ニモ」のあらすじと結末でした。
「ファインディングニモ」感想・レビュー
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いなくなった子供のニモを探して、お父さんが旅に出る物語でした。お父さんの頑張りが報われてニモに再会出来たシーンが感動的でした。海の中でお父さんが出会ったいろんな生物たちも個性豊かでした。これは何度でも見たい映画です。
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DVDを持っていて何度も見ている映画です。父親の強さを感じる作品です。数々の困難を乗り越えていくマーリンの武勇伝が魚たちに語り継がれてどんどんと広まっていく様子は何度見てもグッとくるものがありますね。登場キャラクターたちもみんなそれぞれに個性的で楽しい作品です。
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公開当時も見ておりましたが、年月が経って自分の子どもと一緒にみて、改めて親子の絆に感動しました。愛しているからこそ大事にし過ぎてしまう親(マーリン)の気持ち、自分だって出来るんだという子ども(ニモ)の気持ちがどちらも共感出来ます。ドリーのポジティブさやキャラクターが、とても面白くて最高でした!
CGが美しいのが1番素敵だと公開当時は感じました。現在も素晴らしいCG技術だと思っていますか、改めて見ると素晴らしいのはCGだけじゃなく「魚が人間に誘拐された息子を取り返すなんてどうすればいいの?!」と考えもつかないようなストーリーを綺麗に終わらせた脚本が素晴らしいと感じました。主役は父親のマーリンと道中で出会ったドリーという魚で2匹の大冒険も面白いですが、誘拐された先の水槽で出会ったニモとギルの年の離れた兄弟のような関係も素敵ですよ。